2月23日(水)「夜が明ける」(西加奈子著)15歳の時、高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。普通の家庭で育った「俺」と、母親にネグレクトされていた吃音のアキは、共有できることなんて何一つないのに、互いにかけがえのない存在になっていった。大学卒業後、「俺」はテレビ制作会社に就職し、アキは劇団に所属する。しかし、焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、俺たちは少しずつ、心も身体も、壊していった......。思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描きながら、人間の哀しさや弱さ、そして生きていくことの奇跡を描く。2月26日(土)「若冲」(澤田瞳子著)緻密な構図や大胆な題材、新たな手法で京画壇を席巻した天才・伊藤若冲は、なぜ奇妙な絵を生涯描き続けたのか――。そして、彼の精巧な贋作を作り続けた男とは...Book223
朝日新聞に本の紹介で<寄る辺なき世界少年は生きる>で松家仁之(まさし)の「泡」が紹介されていた。1月30日(日)「火山のふもとで」(松家仁之著)大事なことは、聞き逃してしまうほど平凡な言葉で語られる――。「国立現代図書館」設計コンペの闘いと、若き建築家のひそやかな恋を、浅間山のふもとの山荘と幾層もの時間がつつみこむ。朝日、毎日、読売、東京、共同ほか各紙文芸時評で話題沸騰!胸の奥底を静かに深く震わせる、鮮烈なデビュー長篇。2月1日(火)「沈むフランシス」(松家仁之著)森をつらぬいて流れる川は、どこから来てどこへ向かうのか――。『火山のふもとで』につづく待望のデビュー第二作。北海道の小さな村を郵便配達車でめぐる女。川のほとりの家屋に暮らし、この世にみちるさまざまな音を収集する男。男が口にする「フランシス」とは?結晶...Book222
1月2日(日)「かの名はポンパドール」(佐藤賢一著)時代は18世紀のフランス。平民の身分ながらブルジョワ階級の娘として貴族の子女以上の教育を受けて育ち、16歳で社交界にデビューするやパリ中の評判となり、その美貌と知性でルイ15世の心を一瞬にして奪ってしまったジャンヌ・アントワネット・ポワソン。ルイ15世の寵姫、ポンパドール侯爵夫人となり、フランスのみならずヨーロッパの芸術、文化の発展に目覚ましい貢献を果たし、事実上の宰相・外相の役目まで務めた、ポンパドール夫人の類い稀な活躍を華麗に描きます!1月4日(火)「プリズン・ブック・クラブ」(アン・ウォームズリー著)コリンズ・ベイ刑務所の読書会の一年「刑務所は受刑者同士が孤立している場所だというのに、この読書会でなら、人種や民族や暴力団の派閥の壁をやすやすと越えられるん...Book221
11月14日(日)大蔵山から菅名縦走登山口(7:17)~大蔵山(9:30)~菅名岳(10:31)⑮~鳴沢峰(11:20)60~小山田登山口(13:40)~階段歩き~登山口(14:52)11月20日(土)櫛形山から鳥坂山の往復森林公園(7:36)~関沢登山~櫛形山(8:20)~黒中山(10:07)~ユズリハノ峰(10:26)~鳥坂山(10:43)~紫岩峰(11:26)~砥沢峰(12:39)~飯角山(14:03)~森林🄿(15:01)11月21日(日)高坪山は体内から道の駅(7:25)~高坪山(10:51)~蔵王集落(11:50)~道の駅以上で2021は終了2020は!?大蔵菅名/櫛形縦走/高坪山
12月12日(日)「天使の記憶」(ナンシー・ヒューストン著)物語は1957年のパリから始まる。フルート奏者ラファエルは、家政婦として雇ったドイツ人娘サフィーにたちまち一目惚れしてしまう。彼女は何事にも無関心無感動な娘だったが、ラファエルは彼女と結婚する。息子エミールが誕生した後も、サフィーの振る舞いに変化はなかった。ある日、楽器修理職人アンドラーシュと出会った瞬間に、彼女は激しい恋に落ちる。密会を重ねるふたり。そうとは知らず、ラファエルは芸術家として成功する。やがて、ふたりの関係は偶然ラファエルの知るところとなり、ひとつの痛ましい悲劇が彼らを襲う。ストーリーは典型的な三角関係。しかし読み手には、単なる三角関係以上の「物語」をこの小説のなかに見つけるだろう。それは、登場人物たちが運命的に抱えている、民族や国家の「...Book219
11月21日(日)「本心」(平野啓一郎著)朝日新聞10/23亡き母を「作り」真実に迫る舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする。母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家…。それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。さらには、母が自分に隠していた衝撃の事実を知る――。ミステリー的な手法を使いながらも、「死の自己決定」「貧困」「社会の分断」といった、現代人がこれから直面する課題を浮き彫りにし、愛と幸福の真実を問いかける平野文学の到達点。読書の醍醐味を味わわせてくれる本格派小説です。11月30日(火)「御松茸<おまったけ>騒動」(朝井まかて著)江戸中期、松茸は幕府への貴重な献上品であ...Book218
10月18日(月)「もう一度会いたい」(小杉健治著)引きこもりの青年・白木悟史が、ある晩出会った老人はアルツハイマー病に苦しんでいた。記憶が失われる前に会って謝りたい女がいる―悟史は、老人の最後の願いを叶えてやる決意をする。だが、女性の消息を探り当てたとき、そこには意外な真実が…。10月20(水)「裁判員」(小杉健治著)裁判員に選ばれる可能性は誰にでもある。だがその実態を知ることは難しい。本書では裁判員裁判の知られざる真実の姿が、裁判員の視点からリアルに描き出される。死刑判決にかかわった裁判員たちの心の葛藤や苦悩を描き切る、魂の宿った司法ミステリーの傑作。10月26日(火)「ダーウィン家の人々」(グウェン・ラヴェラ著)『種の起原』であまりにも著名なチャールズ・ダーウィンの孫娘による本書は、ダーウィン家の群像とヴ...Book217
10月30日宝蔵山+白山往復柿の木平登山口(7:26)~宝蔵山(9:50)~白山(11-11)~宝蔵山(13:11)~登山口(15:01)11月6日(土)御神楽岳登山口(8:05)~大森山展望台(10:31)~山頂(11:31)㊺~登山口(14:45)11月7日(日)葉山勧進代登山口(7:43)~大石大明神(7:54)~葉山山荘(11:23)~奥の院(11:40)55~登山口(16:21)宝蔵山+白山往復/御神楽岳/葉山
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