新庄BIGBOSS率いる日本ハムが、開幕から5連敗のスタートとなりました。就任会見からオフ、キャンプ、オープン戦と派手にやってきただけあり、結果が出ていないことを叩く人やメディアもそろそろ出てくるだろうな、と。僕は新庄BIGBOSSの考え方やスタイルは肯定派なので、もう少し我慢強く応援したいと思っています(日本ハムファンではないのですが…)。 で、毎年のようにこの時期に「開幕◯連敗」というフレーズを聞くと、少しだけ胸がズキッと痛むような思い出が蘇ります。今でこそコンペやプロポーザルではまあまあの勝率で勝てるようになりましたが、「よし、いよいよ本格的に行政のプロポーザル(企画提案競技)に参戦する…
僕は“何かやってくれそうな雰囲気”を醸し出している人に、自然と仕事が集まってくるものだと考えています。しっかりと納期を守り、コミュニケーションも取れて、支払う対価に見合うクオリティで仕上げてくれるのは大前提の条件で、その中から最後の最後に「よし! あの人にお願いしよう!」と選ばれるのは、“何かやってくれそうな雰囲気”を持っている人だよね、と。 では、“何かやってくれそうな雰囲気”とは、どうやって出せるようになるのか?もちろん、過去にやってきた仕事で得た経験、積み上げてきた実績が自信となり、自然と醸し出されるのもありますが、そこまでには至ってなくても、僕はある程度は努力で出せるようになると思って…
逆転満塁ホームランは、なぜ打てるのか? 本当にわかっていますか?
今ここで動かないと、100年、200年と続いてきた歴史が途絶えてしまうかもしれない。そんな伝統工芸の産地が増え続けています。そう、緩やかに衰退してきた産地も、このコロナ禍で時計の針が進むスピードが早くなったのです。ニッポン手仕事図鑑は今、少しずつ実績が認められるようになったことで、そんな窮地に立たされる全国の産地から大事なプロジェクトを任されるようになりました。 産地は今、どんな一手を打てばいいのか?もちろん、産地によって課題や置かれている状況は異なりますが、多くの産地で共通しているのが、「(何かを)劇的に変えよう」と考え、動いてしまうということ。 でも、さまざまな産地を見てきて、僕らなりに真…
今をしっかりと見つめて生きている大崎博子さんは、まだ「老人」ではないのかもしれない
「老後のことを考えて生きる人のことを“老人”という」何かの本で読んで、ハッとさせられたフレーズです。皆さんは若くして、“老人”になってはいないでしょうか? 僕は昨日、世の中で一般的に「老人」と呼ばれる年齢の方の本を読みました。タイトルは、『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた』。母親にオススメした本なのですが、どんなことが書かれているのか気になって仕方がなくなり、やるべき仕事が溜まっているにもかかわらず、ついつい手にとってしまい…。 結論、とても面白かったです。さらっと短時間で読める本なのですが、そこにはたくさんの気づき(と、驚き)があり、レビューの評価が高いことも頷けまし…
ある人には「刺さるフレーズ」でも、ある人にとっては「敬遠するフレーズ」になる
これはよく言われることですが、ある程度の経済力を持ったお客さまが来店されるお店では、「安い!」と表現すると売れなくなるという話をよく聞きます。ストレートな書き方をすると、経済力も立場もあるお客さまはプライドが高いので、安さに反応する自分に恥ずかしさを覚えるからです。だからこそ、「お買い得」や「(いいモノが)リーズナブル」という表現で商品を訴求する。間違っても「安くなっているので、買いませんか?」というニュアンスを避けるのです。 ある人には「刺さるフレーズ」でも、ある人にとっては「敬遠するフレーズ」になる。 文章力向上系の書籍を読んでいると、相手に伝わり、心を動かす良い文章とは、「大勢に向けて書…
そのお店は食べログで探しましたか? それとも、ずん飯尾さんと同じように、あなたも…
僕は正直、あまり物欲がないのですが、“こういうもの”だけは見つけたら、ついつい買ってしまい…。 まあ、それはさておき、今回は付録だけでなく、特集も面白そうなので買ったのですが、その特集がはじまる直前の『趣味の人』というコーナーの飯尾和樹さんの記事が面白かった。詳しくはぜひお読みいただくとして、「そうそう、何から情報収集をするかで、その町をどれだけ楽しめるか、全然変わってくるんだよなぁ」と思わずつぶやいたのが、飯尾さんのこの言葉。 「旅行に行ったら、必ずそこの地元の喫茶店に行っています。駅近じゃなくて、少し歩いたところにあるような。その店で美味しいご飯屋さんとか、街の情報を聞くんですよ」 僕はひ…
「知識は実際の役に立ってこそ価値がある」と、日本初の経営コンサルタントは言った
今日は来年度から兼任教員になる産業能率大学で、新任教員向けのガイダンスを受けてきました。大学の理念や教育に対する考え方の共有からはじまり、授業をどのように進めて、学生たちを評価するのか? といったレクチャーも受け、さらには教員が使う教室の設備やロッカー、オンラインシステムの説明などもあり、久々に「覚えられない…絶対に忘れる…」と心の中でつぶやきながら、たくさんメモを取りました。 でもこれは新しいことがはじまる“号砲”みたいなもので、この感覚になるのは久々なので、不安と同時にワクワクもしています。普段の仕事との両立はまったくイメージが付いていませんが、まずは1年間、試行錯誤しながらチャレンジして…
写真は「どう撮るか」ではなく、「どう被写体と向き合うか」である
「ニッポン手仕事図鑑の映像のクオリティは、具体的にどの部分がすごいのですか?」これに近い質問を、僕は結構な頻度でされます。 正直、専門的な視点や知見でその差を理論的に語れるほど、僕はまだまだ映像をわかっていません(もちろん、映像制作のお仕事や動画メディアを7年間以上もやっているので、そこそこはわかっていて、語れるつもりではありますが…)。 ただ改めて、映像や写真について強く思うのは、「どう撮るか」という技術よりも、「どう被写体と向き合うか」という姿勢や気持ちが大切だということ。 僕らは今週ずっと、愛知県名古屋市内の伝統工芸の職人さんの工房をめぐり、作業風景の写真を撮影しています。ニッポン手仕事…
昨日、『新社会人からの「社会人になったら、やるべきことはなんですか?」という質問に答えてみる』という記事を書きましたが、文字数が多くなるので書かなかったことを、今日は追記として書いてみたいと思います。 詳しくは昨日の記事をお読みいただくとして、「社会人になったら、やるべきことはなんですか?」という大学生からの質問に対する僕の答えは「たくさんの本を読み、たくさんの人に会う」ですが、もうひとつだけ僕が20代の頃にやってよかったことを書いておきます。 それは、「自分の教科書をつくる」ということ。 世の中には素晴らしい本がたくさんありますが、「今の自分にピッタリの本」とは、なかなか出会えません。「今の…
新社会人からの「社会人になったら、やるべきことはなんですか?」という質問に答えてみる
定期的に大学で授業をさせていただいたり、ニッポン手仕事図鑑の活動に興味を持ってくれる大学生が増えたこともあって、全国のさまざまな大学生から連絡をもらうことも増えました。大学生と接する中で得られるものは多いので、とてもありがたいです。 そんな中でよく聞かれるのが、シンプルに「社会人になったら、やるべきことはなんですか? アドバイスをもらえると嬉しいです」というもの。大前提にあるのが、「会社から与えられた仕事をしっかりとやること」でしかないのですが、それ以外にアドバイスするとしたら、シンプルにこれです。 「たくさんの本を読み、たくさんの人に会う」 ただこれだけでOK。「たくさん」の解釈は人それぞれ…
新たに何かをはじめて続けようと思っても、挫折してしまう人は少なくありません。その理由の多くは「完璧を求める」からであり、「自分自身が、“できない自分”をさまざまな角度から否定、批判をするから」だったりします。そう、自分で自分を責めることに耐えられなくなり、多くの人は挫折してしまうのです。 たとえば、ブログやSNSなどの「自分メディア」はわかりやすいと思います。「文章や写真が上手でなければならない」「いつも面白くなければならない」「見る人の役に立たなければならない」「フォローされなければならない」と、とにかく「こうでなければならない」と自分にプレッシャーをかけ続けて、耐えられなくなるのです。 で…
仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールをあいまいにすることだ
「仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールをあいまいにすることだ」ここ最近、僕がメンバーに口酸っぱく言っていることが、今読んでいる『エフォートレス思考』という本にも書いてありました。 「ニッポン手仕事図鑑」という小さな会社の事業がそこそこ知られるようになったこともあり、「どうやったら、自社の事業が上手くいきますか?」という相談をたまにされたりします。そのときにまずパッと浮かぶアドバイスは、「自社事業を成功させる方法はよくわからない(そもそも自分も「成功」と言える段階には来てないし…)けど、確実に失敗する方法がふたつあるので、そこだけは避けるようにしています。ひとつは、すべての人を喜ばせようと…
嫌な仕事は「先に片付ける」ではなく、「簡単に楽しく片付ける」という視点が大事
ある会社で働くAさんとBさんは、同じタイミングで、同じ仕事を任されました(という架空のストーリーで話を進めます)。 同僚であるふたりは、スキルも経験もほぼ同じ。立場も同じ。さっそく仕事に取り掛かったAさんはまず、「どうすれば、クライアントと上司に怒られないように仕事を終えられるか?」と、自分に問いかけた。対してBさんは、「どうすれば、この仕事を簡単に、そして楽しく終えられるか?」と、自分に問いかけました。 改めて書くまでもなく、この思考を境に、ふたりの未来は大きく変わります。 なにが変わるのか?まず最初に着手する行動が変わるのはもちろん、その一歩目を踏み出すスピードが変わります。そして、発想の…
コールマンの「ソフトタイプ」のキャリーケースは、買って正解だったか?
僕は出張用のキャリーケースを、定期的に買い替えています(というより、出張がハードなので、定期的に壊れるのです…)。3〜4日程度の出張用キャリケースと、1週間程度の出張用キャリケースを併用しているのですが、3〜4日用は40歳の誕生日プレゼントでいただいたゼロハリバートンで、こちらは本当に頑丈なので、しばらく買い換えることはなさそうです。 つまり、定期的に買い換えているのは、1週間用。 つい先日、ACE社のお気に入りのキャリケースが壊れてしまったので、迷いに迷った結果、はじめてソフトタイプ(ボストンタイプ)のキャリケースを購入してみました。メーカーは、キャンプ用品で有名なコールマン。 「これ!」と…
あなたは「適当に断っちゃおうかな…」と考えて断る? それとも「素敵な出会いになるかも!」と考えて動く?
「作り手の想いや商品に込められたストーリーなどを取材して、記事を執筆していただけるライターさんを探しているのですが、ご紹介いただくことは可能でしょうか?」 某メディアのご担当者さんからそんな相談を受けて、僕は昨日、「大牧、動きます!」と言わんばかりに以下のツイートをしました。 ライター募集!僕がよくしていただいている某メディアさんにて、記事を書いてみたいライターさんを募集します!取材対象者は職人さんやメーカーさんになります。興味のある方には原稿料等の条件も含めて、詳細をお伝えいたしますので、お気軽にDMでご連絡ください!(以下に続く) — 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_wat…
「あの人は、運が良いよなぁ…」ついついそんなふうにつぶやいてしまう“羨ましく見える人”が、皆さんの周りにもひとりやふたりいないでしょうか? その人はなぜ、運が味方してくれるのか?もちろん、掘り下げていくと理由はひとりひとり違うとは思いますが、それでもいくつかの共通点があります。 たとえば、「過去よりも、未来に目を向けている時間が長い」。これも、僕が運が味方してくれているなぁと思う人の共通点のひとつ。 ひとつのプロジェクトが終わったあと、過去のことばかりを考え続けている人がいますが、そのプロジェクトが上手くいかなかったとき、「なぜ、今回のプロジェクトは上手くいかなかったんだろう?」と過去に目を向…
日本を代表するような、世の中から良いイメージを持たれている大手企業であっても、一番身近で接している社員の人間性が最悪だったら、接した相手から見えるその会社のイメージは、世の中のイメージとは掛け離れたものになります。そう、相手にとっては、目の前にいる“その社員”が、その会社の印象になる。もちろん、悪いイメージだけでなく、その逆もしかり。 昨日、大分県の某市役所の職員さんとお話をさせていただいたのですが、突然の訪問だったにもかかわらず、本当に丁寧に接してくれました。僕らがほしかった情報以外にもたくさんのことを教えてくれて、町への想いも伝わってきたし、「私も勉強したいので、他の地域のこともいろいろと…
僕ら40代は、仕事だけをやっている人は置いていかれ、◯◯をやる人が生き残っていく
4月から新入社員(しかも新卒!)を迎えるので、どんなステップを踏んでもらえば成長を後押しできるのか? なんてことを、最近はスキマ時間でよく考えていたりします。皆さんは20代、30代の頃、どんなステップを上司や先輩に踏ませてもらいながら、ビジネスマンとして成長してきたでしょうか? 過去を振り返ってみると、僕はこんな感じだったかなぁ、と。 第1ステップは、「上司や先輩に教えてもらい、自分の力でやれるようになった仕事を繰り返し実践する」。自分の力でやれるようになった仕事でも、何度も繰り返してやってみることで、工夫する力(=スピードや効率を高める能力)や、社内外の関わる人と円滑にコミュニケーションする…
しばらく仕事が忙しく、ここ1年くらいは大型書店に行き、時間をかけて店内をぷらぷらするということができていなかったのですが、産業能率大学の兼任教員(非常勤講師)を任されたこともあり、最近は何度か大型書店に足を運ぶ機会がありました。 で、久々にやってみた、 本屋で実践する「コピーライティング」のトレーニング。大したトレーニングではないのですが、僕は一時期、大きめの書店に行ったときに必ずやっていたトレーニングがあります。 それは、手に取ったことのない雑誌を見つけて、まずは「どんな広告が出稿されているか?」を、「なぜ、その企業はこの雑誌に出稿したのか?(大人の事情とか、そういう話はさておき…)」を含め…
「大牧さんはご自身で面接を担当し、自社(=ニッポン手仕事図鑑)の採用をされていますが、面接ではどんなところを重視して見ているのですか?」ときどき、こんな質問をいただきます。 僕は正直、そこまで戦略的な(深く相手を読む)面接ができず、自分の直感を信じて決めてしまうタイプなので、面接官としての技術やテクニックはどちらかというと低いと思います。とはいえ、ひとりのメンバーを雇用するのはニッポン手仕事図鑑の未来を左右するので、直感で決めるものの、もちろん適当には決めていません。採用する上で重視しているポイントはあります。 そのひとつが、「行動力」。自分のやりたい仕事、叶えたい目標に対して、入社する前の今…
「今、何を決めるべきか」をハッキリさせて、会議をしているか?
「今、何を決めるべきか」をハッキリとさせないまま(あるいは、ハッキリさせているつもりになっているだけで、実はハッキリさせていない状態で)、会議や打ち合わせをしている人は少なくありません。いや、むしろ多くの人がそんな会議や打ち合わせをしているなぁと、最近よく思うことがあります。 それがいかに無駄なことであるかは、たとえるなら「移動」のようなもので。ひと言で書くと、どの電車に乗るのか? を決められず、迷い続けて、いつまでも電車に乗らずにただ時間を無駄にしているようなもの。「今、何を決めるべきか」をハッキリさせないで進める話し合いは、これに等しいものがあります。 さらに書くと、東京駅にいて、名古屋に…
「やったことがない仕事」は、できない仕事? それとも、“できるかもしれない”仕事?
「やったことがない仕事」を、皆さんはどのように捉えるでしょうか?Aさんは「できない仕事」と捉えて、Bさんは「“できるかもしれない”仕事」と捉える。改めて書くまでもなく、AさんとBさんでは、次の行動も違えば、次の行動に移すスピードも違う。この違いが「新しい価値を生み出す人」とそうでない人、「結果を出せる人」とそうでない人、「評価される人」とそうでない人を分けると、僕は考えています。 では、「やったことがない仕事」を「できない仕事」ではなく、「“できるかもしれない”仕事」と瞬間的に考えられるようになるためには、なにが必要か?それは、「やったことがない仕事」が「できる仕事」になるまでに、“どんなもの…
「あなたの価値を低く見る人たち」から、どこまで逃げばいいのか?
ここ最近、これに似たような話をよく耳にします。「あなたの価値を低く見る人たちからは、早く離れた(逃げた)ほうがいい。立ち位置や関わる人を変えることで、人生はもっと生きやすくなるし、あなたの人生にもスポットライトが当たるはずだから」と。 先に僕の考え方を書いておくと、この考え方には「賛成」です。 ただ、言葉足らずなので少し付け加えておくと、「時間の使い方を間違っていないことが大前提である」ということです。 意外と陥りやすいのが、「自分の価値を高く評価してくれる人」を探そうとして、立ち位置(=コミュニティや関わる人)を変えてみて、そこでも見つからなければ、また立ち位置を変えて…と、立ち位置を変え続…
「起きていない未来の不安については考えない」が、内田有紀さんの健康法
「起きていない未来の不安については考えない。これが私の健康法ですね」“奇跡の46歳”と言われている、内田有紀さんのインタビュー記事にあったフレーズです。 いきなり話が脱線しますが…。僕が高校生の頃、クラスメイトが内田有紀さんのライブに行った帰り道で、交通事故に遭って亡くなったという出来事がありました。それが本人、あるいは事務所にどう伝わったのかは知らないのですが、お通夜に内田有紀さん本人が来てくれたそうで…。事務所の方針なのか、ご本人の意思なのかはわかりませんが、ご家族は少し救われたんじゃないかな、と。そんな悲しい出来事を、ちょっと思い出しました。 本題に戻ります。 僕は20代、30代の頃は、…
僕はよく周囲の人から、こんなふうに評価していただきます。「相当、先々をあれこれ読んで考えて、仕事をしているよね」と。 ただ、素直にお話をすると、僕の自己評価は「直感でとにかく動きながら仕事をしている」です。先々をあれこれ“読む”ことは全然できていないし、じっくりと時間をかけて、深く考えることもできていないな、と。もちろん、多少は考えていますが、どちらかというと直感で決めて、動いています。 では、なぜ「他者評価」と「自己評価」がズレるのか?ひとつハッキリと言えるのは、周囲の人からは“見えないこと”が多々あるからです(キャラクター的なところも影響しているかと思いますが…)。 たとえば、僕がAプラン…
タイムリーな時事ネタはあまり書かないのですが、これはどうしても書いておきたく…。 3月3日、トラベルミステリーの第一人者である、作家の西村京太郎さんが91歳でお亡くなりになりました。そのニュースが今日、SNSやニュースサイトで流れました。 さかのぼって書くと長くなるのですが、西村京太郎さんは僕の人生を大きく変えてくれた恩人だと、勝手に感謝しています(実際にお会いしたことはないのですが…)。中学3年生の夏休みのある日、西村京太郎さんの本が父親の書棚に並んでいなかったら、僕の人生は間違いなく今とは違う方向に向かっていました。 そして、文章の面白さを教えてくれて、人生を良い方向に導いてくれただけでは…
その目標は本当に、自分自身の“持続可能なモチベーション”になっているか?
僕は株式会社ファストコムという会社の社員です。そして、株式会社ファストコムの子会社である、株式会社ニッポン手仕事図鑑の代表取締役でもあります。株式会社ファストコムの新規事業で立ち上げた『ニッポン手仕事図鑑』という動画メディアが順調に育ってくれたこともあり、2019年1月に法人化をしました。 で、今日の本題。 世の中の多くの中小企業と同様、株式会社ファストコムも少なからず新型コロナウイルスの影響を受けているのですが、社員みんなが必死に頑張ってくれているおかげで、苦しい中でも昨年度、はじめて売上げ10億円という規模に到達しました(でも、売上げと利益はまた別物で…)。そんな話をすると、ビジネスマンや…
「5分考えても、1時間考えても、自分が導き出す答えの“85%”は同じ」「仕事が早い!」「いつも仕事で結果を出している!」と評価されているビジネスマンたちは、これに似たようなことをよく言っていたりします。何かの研究結果でも証明されていて、冒頭の数字は裏付けのないものなのですが(すみません…)、僕の感覚値ではこんな数字になります。 僕自身も、この考え方をとても大事にしています。 時間をかけて考えても答えが変わらないなら、パッと決めて動いてしまったほうが早く結果が出るし、早くスタートした分だけ優位性も出せて、リスクマネジメントや軌道修正もしやすい。そして何よりも、5 分と1時間には当然「55 分の差…
このブログをはじめたばかりの頃に、ブログ仲間としてつながり友だちになった、僕と同世代の男性(あれ、同じ歳だったっけ?)。某地方新聞社で勤務しているのですが、「今日が記念日になった!」と、自社の新規プロジェクトがリリースされたという連絡を一昨日くれました。具体的には書けないのですが、旧態依然とした会社の“体質”を変えられずに苦しんでいて、やりたいこともやれず、未来も見えず、ずっともがいていた姿を僕は見てきました。だからこそ余計に、嬉しいニュースでした。 そんな彼が以前、会社の未来が見えない中で僕に話してくれた話があります。それは、「宝くじを買った」という話。 1等に当選して、億単位のお金を手にし…
僕の個人的なモットーのひとつに、「出し惜しみをしない」というものがあります。 ここ最近、伝統工芸関係の方々とお話をさせていただくことが増えてきましたが、そのときも全国の産地で得た情報や、自分の頭の中にあるアイデアを“出し惜しみ”しません。今日も某テレビ局との打ち合わせ、職人さんとのオンラインイベント、教育関係の企業との初顔合わせの商談と続きましたが、出し惜しみすることなく、情報やアイデアを出し続けました。 「アイデアが盗まれたり、せっかくの情報の価値が下がる心配はないんですか?」 こういう話を書くと、だいたいそんな質問が返ってきます。それについて書くと、盗まれる(他の人でも具現化できる)ような…
スキル(や実績)は、“スーパーマーケットの棚”に並べるように
「おー! なるほど!」今日、僕が話した雑談に言ってもらえたので、「スキルや実績は、“スーパーマーケットの棚”に並べよう!」というお話をしたいと思います。 世の中のビジネスマンに意外と多いのですが、自分のスキルや実績を周囲の人に伝えない人がいます。それはきっと、「自分のスキルや実績なんて、大したことがないから…」と思っているから。そう、誰も必要としていないし、評価されるものでもないと、そんなふうに決めつけてしまっているのです。 それは、本当にもったいないことです…。 僕は、自分のスキルや実績の“すべて”を、お客さんになってくれそうな人に出します。それはたとえるなら、「スーパーマーケットの商品棚に…
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