2019年5月
最後は前から気になっていたオーディオデザイン社のフォノアンプDCEQ-1000(連続可変容量回路搭載。プリアンプ機能付き。価格:1,000,000円(税別))。ここはどうも設計者の方(小日向文世似のニコニコおじさんという印象)がこじんまりと家族経営をしている会社のようだ。プレーヤーはヤマハGT-2000でカートはテクニカの700シリーズのMM(どれかは失念)とゴールドリングの高級MC「Ethos」。音は低音域がピラミッド状にがっしり厚みがある感じで、高域のキラキラ感はやや抑えめか? これはその場で鳴らした某社の50万のフォノイコ(カバーが掛けられていたのでどこ製か不明)と比較しての感想だが、設計者も低音をしっかりさせることを意図して音作りをしていると話されていた。試聴レコードだが、なぜか「すぎやまこういち」の曲...アナログオーディオフェア2019雑感(その4完結編)
Regaのブースでカタログを見ていたら、輸入代理店の人から「Regaはすべての製品を自社で生産しているんですよ!」と言われたので「この一番安いカートリッジは(ぶっちゃけテクニカのAT-3600のOEMですよね?、とはさすがに声に出して言わなかったが)違いますよね?」と言ったら、「いえ、それも自社です!」と力強く否定されてしまった。ので、それ以上突っ込むのは止めた。それにしても、Planarシリーズはシンプルで美しい。そしてPlanar8は思ったよりもコンパクトだ。デザインも写真で見るより良い。Planar6の二層グラス・プラッター、軽く爪で弾いてみたが(本当に軽くですよ!)、ビミョーに鳴っている……かな?大昔(25年以上前)に友人が持っていた当時のPlanar3はプラッターのガラス鳴きが気に入らなくて、それが自...アナログオーディオフェア2019雑感(その3)
次はテクニクスのブース。レコードプレーヤーはリファレンスのSL-1000Rが運転中であったが、前々から興味のあったオートリフトアップ機構付きのSL-1500Cを少しだけ試聴させてもらう。カートリッジは付属のオルトフォン2MRed。音は、悪くない……昔の1200シリーズより良いのでは?まあ、単なる印象なんだけど。1500Cのルックスは現物のほうが写真よりずっとイイ(プラッター外縁部の梨地仕上げなど)。お金に余裕があるなら1台欲しいところ。説明では、アームからの出力は、(内臓フォノイコを通す場合の)ライン・アウトとフォノ・アウトへの経路はスイッチで分岐させているわけではないので、外部フォノイコを使う場合も接点が増えて音質上不利になるということはない、のだそうだ。素晴らしい気遣い!また、新シリーズのアームのベアリング...アナログオーディオフェア2019雑感(その2)
今回の上京では、運良く2019年5月18/19日に開催されたアナログオーディオフェアの初日に行く機会に恵まれたのでこれをレポートし、長年ほったらかしにしていたブログの復活記事第1号にしてみようと思う。5月18日(土)、御茶ノ水駅前でバーガーキングのダブルワッパーJr.チーズ1個を軽く腹に放り込んで遅めの昼食に。久しぶりに食したが、マックと大差ないな、と思ったり。マックの味が向上しているのか?ただしオニオンの辛味はグッド。グーグル・マップを頼りに会場となっている損保会館へ。午後3時からの、田中伊佐資氏がホストを務める『連載ヴィニジャン出張針交換で広がるMMカートリッジの世界』に参戦。30分前には会場外通路におしくら饅頭状態の行列ができていた。会場の90程の椅子は満席。あらためて周りを見渡してみると99%が自分(齢...アナログオーディオフェア2019雑感(その1)
2019年5月
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