*公式サイトはこちら阿佐谷/アートスペース・プロット(1,2,2',3,4,5,5',6,7,8,9,10)6月2日まで回を重ねるごとに新鮮な刺激と深い安定感が増す朱の会が、山本周五郎『三年目』と小川未明『愛は不思議なもの』を茜組、藍組のダブルキャストで、矢代静一『宮城野』を主宰の神由紀子と高井康行で上演する。4日間毎日2回公演というハードなスケジュールだ。観劇した茜組の初日夜の回は満席の盛況である。ステージには箱型の椅子が数脚置かれているが、紫色の絣のような模様のある美しいものだ。出演を予定していた辻田豊が体調不良で降板したが、高橋壮志と羽生直人が代役をつとめて無事に上演が叶った。★小川未明作『愛は不思議なもの』・・・寄る辺のない少女おしず(木村優希)は、奉公先でお守りをしている幼い坊ちゃんを探して、凍...朱の会Vol.7愛の三重奏―朗読シリーズ~矢代静一―『宮城野』