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因幡屋ぶろぐ https://blog.goo.ne.jp/inabaya2005kiyoko05

因幡屋の劇評ブログです。 舞台は人生の宝。その印象をより的確により豊かに記せますように。

大部分は劇評ですが、ツイッターでは映画やテレビドラマのこともつぶやいております。 https://twitter.com/inabaya_kiyoko 2年前からはじめた俳句も一生懸命!

因幡屋
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2014/11/08

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  • 朱の会Vol.7 愛の三重奏―朗読シリーズ~矢代静一 ―『宮城野』

    *公式サイトはこちら阿佐谷/アートスペース・プロット(1,2,2',3,4,5,5',6,7,8,9,10)6月2日まで回を重ねるごとに新鮮な刺激と深い安定感が増す朱の会が、山本周五郎『三年目』と小川未明『愛は不思議なもの』を茜組、藍組のダブルキャストで、矢代静一『宮城野』を主宰の神由紀子と高井康行で上演する。4日間毎日2回公演というハードなスケジュールだ。観劇した茜組の初日夜の回は満席の盛況である。ステージには箱型の椅子が数脚置かれているが、紫色の絣のような模様のある美しいものだ。出演を予定していた辻田豊が体調不良で降板したが、高橋壮志と羽生直人が代役をつとめて無事に上演が叶った。★小川未明作『愛は不思議なもの』・・・寄る辺のない少女おしず(木村優希)は、奉公先でお守りをしている幼い坊ちゃんを探して、凍...朱の会Vol.7愛の三重奏―朗読シリーズ~矢代静一―『宮城野』

  • クニモリカンパニー 第1回公演『十二人の怒れる男』

    *レジナルド・ローズ作額田やえ子訳(劇書房刊)川口典成(ドナルカ・パッカーン/川口演出舞台のblog記事→1,2,3,4)演出高田馬場プロトシアター19日終了本作(Wikipedia)は1954年のテレビドラマに始まり、ヘンリー・フォンダ主演の映画にリメイクされて、舞台作品としても繰り返し上演されている法廷劇、議論劇の傑作である。自分の初観劇は1983年の渋谷・パルコパートⅢでの石坂浩二演出版ではないか。たしか1985年の再演以来、記憶にある限り、なぜか一度も観劇していない。ほぼ40年ぶりに怒れる男たちとの再会となった。直前に陪審員2号役の阪本修が体調不良で降板という困難に見舞われ、台詞のカットや変更などを行って『十一人の怒れる男』に改訂しての上演となった。被告人の有罪無罪を数で決定する内容であるから、こ...クニモリカンパニー第1回公演『十二人の怒れる男』

  • 劇団唐組・第73回公演『泥人魚』

    *唐十郎作久保井研+唐十郎演出公式サイトはこちら(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16)既に神戸・湊川公園で開幕し、岡山の旭川河畔・京橋河川敷の公演も盛況のうちに終了して、いよいよ新宿・花園神社にお目見得となる。数々の演劇賞を受賞した2003年の初演は未見。2021年12月の金守珍演出のシアターコクーン版にはなぜか心が入ってゆかずblog記事なし。唐十郎の訃報を知ったのは5月5日(日)朝のネットニュースであった。既に先月から『泥人魚』のツアーは始まっており、その日は新宿・花園神社の初日で、いつもよりも張りつめた空気の中開幕、カーテンコールで座長代行の久保井研の挨拶のあとは拍手が鳴りやまず、あるSNSには「劇場全体が号泣しているようだった」とあった。いつかはこんな日が...劇団唐組・第73回公演『泥人魚』

  • 新国立劇場『デカローグ 1-10 愛と人生の十篇の物語』よりAプロ、Bプロ

    *クシシュトフ・キェシロフスキ/クシュシュトフ・ピェシェヴィチ原作久山宏一翻訳須貝英上演台本小川絵梨子/上村聡史演出公式サイトはこちら新国立劇場小劇場プログラムA∔Bは5月6日終了映画は90年代に公開されたとき、全作観ている。(2021年デジタル・リマスター版公開時の公式サイト)。何かに取り憑かれたかのような気持ちだった。それが舞台化されるとは!本作は旧約聖書の「モーセの十戒」、神がエジプトの支配から脱出した民へ与えた10の戒めがモチーフになっている。公演パンフレットには、翻訳をつとめた久山宏一による映画の成立と十戒の構造についての詳しい寄稿が掲載されている。映画には1話ごとに十戒の文言が添えられているが、今回の舞台にはそれがない。創作側の意図のひとつであろうか。映画は神の戒めに沿って、10の物語を生きる...新国立劇場『デカローグ1-10愛と人生の十篇の物語』よりAプロ、Bプロ

  • 2024年5月観劇と俳句の予定

    急に夏日になったかと思えばセーターがほしいほど肌寒かったり、天候不安定な季節です。公演に関わる方々、訪れる方々の心身が守られ、多くの出会いがありますように。4月の宿題が残っていますが、今月の予定は以下の通りです。既に開幕しているものもあり。*クシシュトフ・キェシロフスキ/クシュシュトフ・ピェシェヴィチ原作久山宏一翻訳須貝英上演台本小川絵梨子/上村聡史演出公式サイトはこちら『デカローグ1-10愛と人生の十篇の物語』新国立劇場小劇場90年代に公開された映画(2021年デジタル・リマスター版公開時の公式サイト)を何かに取り憑かれたかのように全作観た。当時から舞台になることは全く想像しておらず、それだけに不安と期待が募る。まずはプログラムA(デカローグ1ある運命に関する物語∔デカローグ3あるクリスマス・イブに関す...2024年5月観劇と俳句の予定

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