久々にオーディオ熱が再燃しましたので、6C33Cシングルアンプの動作点の見直しをしました。6C33Cという球は、ヒーター2本、カソード2枚、プレート及びグリッドは1枚という構成になっていますが、これを私はシングルヒーター、シングルカソードで使っています。要するに片側だけを使用。理由は、ヒーターが大飯喰らいで球がかなり熱くなるためと、左右チャンネルで対称のヒーターを使うようにすれば、左右交換で寿命が2倍になるからです。データシートには、シングルヒーター、シングルカソードで使用する場合の特性も掲載されています。ダブルヒーターの理由は、ミグ25戦闘機に乗せるための冗長設計と思われます。さて、本題ですが、変更前の動作点がこちら。これをほんの少し左側に移動しました。これにより右側に余裕が生まれます。変更後の動作点が...6C33C真空管シングルアンプの動作点見直し。