月天心貧しき町を通りけり
先日は中秋の名月だとかでフォローしているブログの多くにきれいな満月の写真がいっぱい載っていたのでそうなんやとばかり夜空を見上げたらほんまやまん丸で綺麗な月がぽつんと輝いており月はどこで見ても同じなんやみんな同じ月を見てるんやと久しぶりにしみじみと眺めるうちそうそう写真を撮らねばと思いたったがなんせ月は近いようで遠いようでケータイではなかなかピントも合わず埃だらけの三脚を出すのも億劫で物干し竿を支えにしてシャッター押すも画像はくずれた目玉焼きのような名月いや迷月になってしまい気まぐれ雲もまだらにボケてすこし怪しげな月スナップになったかも取り敢えずはこんなものかとこんやの月見を終わりにしようとしたら月天心貧しき町を通りけり柄にもなく蕪村の句が思い浮かんできてそういえば子どもの頃のわが町も貧しき町だったかなあとしみじ...月天心貧しき町を通りけり
2021/09/25 07:53