ごびらっふの日記
きのうの雨で洗われたように、今朝は澄みきった青空と眩い太陽がいつもより新鮮に見えた。おもわず日食グラスを取り出して太陽を覗いてみる。もちろん何の変哲もない、ただのまん丸くて白い太陽だった。まっ黒な空に切り抜かれたような白い穴だった。光と熱を失った太陽の、さみしい影を見たようだった。通りがかりの人が、太陽と私の顔を見比べながら首をかしげていた。もしかして太陽に異変が起きたのかも、と言いたげだった。梅雨から夏へと不安定な天候のせいもあって、寝苦しい夜が続いて奇妙な夢をみることが多かった。日食グラスで見た太陽のように、ただ白い影ばかりを見ているようだった。このブログが私の生活記録というか、日記のようなものだとしたら、この日々に何か書き残すようなものがあっただろうか。探してもただ空白のページに迷いこみそうだ。太陽...ごびらっふの日記
2025/06/29 14:47