漢語と英語教育
日本語文法論議23930日本語をとらえて漢語漢字による文化を入れたことは歴史の出来事とすると必然でもあったとするか、偶然には過ぎないとするか、宗教文献の渡来から考えあわせれば古代インドの言語に及ぶ学びになるので起こるべくして起こったことと見るのが良いだろう。そこに国語に対する意識の目覚めがあったのであるが、漢文訓読という作業に国語文章の創出という民族の発明が生じて、漢字から仮名へと編み出されたものによる訓読文から物語文へと日本古代文化が花開く。そのためには和歌につける題詞が語りの口調となって万葉集と伊勢の物語の対比を見る、その工夫と変化がある。国語の前に和語あるいは大和言葉を認めるのは文字の学びに訓をつけた、その言語学習によるとなる。しかし実は、それだけではないのは、漢字発音の表記に音をそのまま読みとした...漢語と英語教育
2023/09/30 23:48