長岡市内、窓締め切り、室内、天気は晴れ、エアコン・オフ。0.07μSv/h。4月25日の放射線量
一と二を略して三から紹介します。「三・・・一番目に立ったこと、かつ現在もそれが目に立つことは、日本のいわゆる上層部の人達、例えば大臣とか昔の大将とか言う人達に、科学性が全然なかったことである。それが今日の悲運の最大の原因である。もっともこういう風に言うと、それらの人達に科学的の知識があったら、今度の戦争に勝てたというように誤解されるかもしれない。しかしそういう意味ではない。それらのいわゆる指導者たちが、いくら科学に通暁していても、とても勝てる戦争ではなかったのである。ただその人たちに、少しでも科学性があったら、こういう馬鹿な戦争は、決して始めなかったであろうという意味である。・・・」中谷宇吉郎『科学と社会』より「一日本人の科学性」
長岡市内、窓締め切り、室内、天気は曇り、エアコン・オフ。0.07μSv/h。4月23日の放射線量
長岡市内、窓締め切り、室内、天気は曇り、エアコン・オフ。0.06μSv/h。4月22日の放射線量
中谷宇吉郎は「雪」の研究で著名な北海道大学の先生である。既になくなったが、彼が書いた「雪」を岩波新書で読んだ方は多いと思う。しかし彼が1949年に「科学と社会」という岩波新書をだしていたことは、今は殆どの人が記憶していないのではないだろうか。岩波でもとっくに絶版となり現在は中古市場でしか入手できない(先日調べたところ500円だった)。しかし敗戦と戦災による荒廃の中、自らと自らの仕事である科学に真摯に向き合って書かれたこの本はきわめて貴重な内容を持っている。以下では順に本の内容を載せていきたい。ただ全部ではなく一部省きつつ紹介する。これを読んで関心を持たれた方は、ぜひとも近くの図書館、あるいは古書でお読みいただきたい。「序この書で私は、少し柄にないことであるが、敗戦日本の姿を描いてみようとした。・・・今までの日本...中谷宇吉郎『科学と社会』より序
長岡市内、窓締め切り、室内、天気は曇り、エアコン・オフ。0.06μSv/h。4月21日の放射線量
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