推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。宇佐見りん著「推し、燃ゆ」重さ(生きづらさ)を感じている、主人公・あかり。推しをおすことが生活の中心で絶対で、それだけが明確な・・・(彼女の)背骨。推し祭り(第4021話)では、推し活が、リアコ(リアルな恋)に発展する?が、こちらは推し活の範囲を超えることがない、一定の隔たりがある、というリアル。推しは人になった。もう追えない。あかりがしでかしてしまうんじゃないかとハラハラしていたから・・・自身の骨を自分でひろうことはできないのだ。どうすればいいのか解決の糸口は見えないけれど、這いつくばりながら、これがわたしの生きる姿勢に安堵する。第4049話推し、燃ゆ