第2弾:蒼い時のドリームキャッチャー:12話
何度も同じことを繰り返す、直也の身体をゆする久美子の担任の先生に直也はいらつきながら覚めた目で顔を見上げます。「先生は、久美子のお婆さんが事故死したと思ってるの?」先生の顔をにらみつけるように直也は小さな声で言います。「えっ?」先生達は不思議そうな驚いたような顔をしていたと思います。「直也君、何か知ってるの?」先生は久美子の小さいお婆さんの変わりようが気になっていたのです。小学校の担任の先生からの情報だと以前は家庭訪問の時は、どうぞどうぞと言って気持ちのいいお婆さんだったらしく、二人が同じ踏み切りで事故死してからは変わってしまっていましたが、妙な感じを受けるくらいの変わり方が気になっていたようでした。しかし、教師同士や民生委員と相談すると、当たり前のことだと思うということで話が終わってしまい気になったまま...第2弾:蒼い時のドリームキャッチャー:12話
2022/09/28 12:15