京都の雪景色。四季折々の豊かな表情の庭園「詩仙堂」。すっぽりと雪帽子を被った木々
京都洛北の一乗寺エリアの名刹といえば「詩仙堂」。「ここの雪景色も見ようよ~」とミモロは、石段を上がります。まだ、かなり雪が残る石段…「滑らないようにね~」とお友達を気遣いながら、ゆっくりと…「詩仙堂」は、正式には「詩仙堂丈山寺」という曹洞宗の寺院です。もともとは、徳川家康の側近の石川丈山が、寛永18年(1641)に隠居所として建てた草庵でした。現在は、曹洞宗大本山永平寺の末寺になっています。木々に抱かれた草庵らしく、そこに至る道には、竹林が茂ります。気温が上がり、溶け始めた雪…時折、落下する雪の音がミモロの耳に届きます。さぁ、中へ進みましょう。「わ~真っ白~」と、建物の縁側から庭を望みます。春になるとサツキが彩りを添える庭も、そのサツキは、丸く雪帽子を被ったよう…。この庭を丈山好みと言われる唐様庭園。庭を...京都の雪景色。四季折々の豊かな表情の庭園「詩仙堂」。すっぽりと雪帽子を被った木々
2023/01/31 09:17