テニス上達のためのノウハウを紹介する講座です。初心者、中級者、上級者まで役立つ情報を紹介!
酒とテニスが生きがいのただのオッさんですが、自慢できるのはテニス歴40年という年数だけ(*^^)v ここでは、長年の経験から自分なりにため込んだノウハウをご紹介しようと思ってます。
ボレーは、言うまでもなく「決める」ショットです。 いつまでも繋いでいたのでは埒があかないです。 従って、ポイントを終わらせる技術を磨くことが重要になりますが、ポイントの終わらせ方には二通りあることを再確認してください。 ひとつは、相手の立ち位置よりも後方にボールを早く進めて、返球不可能にすること。 もうひとつは、いち早くツーバウンドさせてしまうことです。 ひとつ目の考え方では、ボールの「速さ…
バックボレーが苦手な人って、結構多いと思います。 その中の一つの要素が、フォアボレーと同じように、前の方で打たなきゃならないという、思い込みがあるのではないかと思っています。 確かに、フォアボレーでは、リストを深くコックさせて打ちます。その方が打ちやすいからです。でも、バックで同じようにしようとすれば、逆にコックさせる必要があります。 【逆コックの悪い例】
テニスって、単純なゲームだと思いませんか? だって、相手コートに、相手より一球だけ多く返すだけのことでしょう。 相手が10球返して来たら、11球返せば良いだけなんです。10球でも、5球でも、2球でもなく、たった1球だけ多く返せばいいんです。 プラス1球を足し算すること。これがテニスの究極の極意なんです。 100球返ってくれば、101球返す。これの積み重ねなんです。 じゃあ、永遠にラリーを続けることができれば、…
スイングは基本、円運動ですから、打点を前にさえ持っていけば、自然と順クロス側には打てます。 でも、逆クロスは、スイングとは反対側に飛ばすので、多少のコツが必要になります。 まず、高さによって、打ち方が変わります。 ハイボレーの場合は、肘の曲げ伸ばしと、サーブと同じ回内運動を同時に使うと打ちやすいです。 ミドルボレーの場合は、インパクト時に、リストを少し持ち上げることでヘッドを若干落とし気味にし…
ストレートから、クロスボレーを打つコツは、ボールの外を叩くことです。 飛んでくるボールの延長線上にラケットを置いて、ラケット面を傾けるだけでは、思ったような打角が得られません。 飛んでくるボールの外側から、打ちたい方向に向けてラケットを振って行きます。 ボールの外側を叩くイメージです。コンタクトポイントは、ピンポイントになりますが、慣れればどうということはありません。 ストレート To クロスは、ボ…
ローボレーって難しいですね。 でも、ハーフボレーはもっと難しいので、なるべく避けて、できるだけローボレーで打つように心がけましょう。 ローボレーは、打角の高さのコントロールが重要だと思っています。 ローボレーは、ネットより低い位置で打つので、どうしても、いったん打ちあげないといけません。 打角が高いとボールはより遠くに飛びます。逆に低いとボールは近くに落ちます。十分な打角が得られないとネットに…
訳あって、しばらくぶりの投稿になりました。 「私はテニスがとても好きです。だから一生ラケットを振って他を顧みない」 これは、福田雅之助氏著の、『この一球』の冒頭部分です。 『この一球は絶対無二の一球なり』 の語りの方が有名でしょうね。 でも、私は、この冒頭の件の方が好きです。「テニスプレーヤーとは何たるや」ということが実直に伝わってくるからです。 テニスバカ、テニスを取ったら、ただのバカ。…
昔は、手首と腕の角度を深くとって、Vの字に立てて打てと教えられました。 場合によってはV字でも悪くはないのですが、V字には多くの落とし穴があります。 【V字の悪い例】 写真のように、ただ単純に親指方向にリストを曲げるだけになるのは、NG。 これ…
前回記事では、ボレーを安定させるためにはスイングが重要であると言いました。 ただし、ボレーをストロークと同じスイングだと考えてもらっては困ります。誤解を招かないようにするため、ボレーとストロークのスイングの目的の違いについて解説していきたいと思います。 ストロークでのスイングはボールに最大限のエネルギーを与える手段です。ボレーは安定したコントロールが第一ですから、スイングは、あくまでもそれを生…
サーブは薄く当て過ぎないことが重要です。 サーブの場合、振りぬきの方向とボールが飛ぶ方向は大きく異なります。 しかしながら、スピンを重視するが故に、薄く当て過ぎると、とんでもないことになってしまいます。 【サーブにおける薄い当たりと厚い当たり】
ボレーは、ダイレクトに相手のボールを打つショットなので、地面が打球の勢いを吸収していない分、ラケットはボールを大きく反発します。 この時、一番ダメなのは、当てるだけになってしまうことです。 本人は振っているように思っていても、実はインパクト直前で、瞬間的にラケットを止めている人がいます。 当てるだけのボレーが何故いけないのでしょうか。 過去記事の
まず、リストの曲げ伸ばしでラケットヘッドを面方向に向かって立てるように打つ人がいますが、NGです。確かに動きはシンプルで打ちやすいのですが、回転がかからないために、強く打てば打つほど入らなくなります。 グリップを厚く持つ人は、まず、このような打ち方になりますので、徐々に薄いブリップに切り替えていきましょう。 【間違いやすいリスト使い】
ジャンプ時の蹴り足は、右でしょうか左でしょうか?(右利きの場合) 以下の過去記事では、右で蹴ると紹介しました。 サーブ解体新書(1)〜全身運動が威力の基〜 右半身の方が伸びるのですから、右で蹴る方が効率はいいでしょう。 しかしながら、ボールに威力を乗せるため、トスアップ時に前傾になっているプレーヤーが多いことだと思います…
テイクバックですが、昔は、下方から後方に大きく引いて、その勢いで引き上げるというのが主流でした。また、テイクバックを開始してから一度もラケットヘッドを止める動作をしません。これは野球のピッチャーのワインドアップと同じで、「助走」をつければそれだけ勢いが出るという原理です。昔はラケットが重たかったのでラケットヘッドのスピードを上げるためにはある程度の「助走」が必要でした。 今のラケットは、そこま…
テニスでは、手首のスナップを利かせる動作をすることはあまりありません。リストを動かせば、ラケットヘッドの円運動の半径が小さくなり、打点時の面が安定しなくなるからです。 これはサーブの動作の場合でも同じことが言えます。パワーを得ることも大事ですが、コントロールを不安定にさせるデメリットの方が大きいと思われます。円運動によるエネルギーは、手首よりも肘、肘よりも肩、肩よりも腰から得るのがベストです。 …
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