ポルトガルの野の花約300種の写真、説明。
画家の夫と1990年よりポルトガルに住み、ポルトガル全国をスケッチ旅行のかたわら野の花をデジカメに収めています。その野の花を同定し、紹介しています。
アリウム・スファエロセファロン Allium sphaerocephalon
ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、ネギ(アリウム)属、ヨーロッパ、北アフリカ原産、多年草、学名:Alliumsphaerocephalon、和名:アリウム・スファエロセファルム、アリウム・タンチョウ(丹頂)、英名:Round-headedLeek、Round-headedGarlik、Ball-headOnion、葡名:Alho-bravo、2011年6月、2015年6月13日、2016年7月16日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で、2016年6月5日、コスタ・アズール地方で撮影、アリウム・スファエロセファロンAlliumsphaerocephalonの花。花の直径は4cmほど。ポルトガルでは標高の高い日当たりの良い草むらや道端に自生。球根は小さめで3cm程度、開花時には丈が60cm程度...アリウム・スファエロセファロンAlliumsphaerocephalon
オノポルドゥム・アカンティウム Onopordum acanthium
キク科、Asteraceae、オオヒレアザミ(オノポルドゥム)属、南西ヨーロッパ原産、2年草、学名:Onopordumacanthium、和名:オニウロコアザミ(鬼鱗薊)、ゴロツキアザミ、英名:IllyrianScotchThistle、IllyrianCottonthistle、HeraldicThistle、2009年3月8日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オノポルドゥム・アカンティウムOnopordumacanthiumの花。花の直径は2~3cm。棘の多いふちのある葉。背丈が2m以上にもなる。和名のゴロツキアザミやマリアアザミと近縁種。種小名のacantha=acanthum=acantho=acanthusギリシャ語『とげspine』の意。オノポルドゥム・アカンティウムOnopordumaca...オノポルドゥム・アカンティウムOnopordumacanthium
オフリス・ボンビリフローラ Ophrys bombyliflora
ラン科、Orchidaceae、オフリス属、地中海沿岸地域原産、多年草、ポルトガル、カナリア諸島、トルコ、レバノンに分布、学名:Ophrysbombyliflora、和名:マルハナバチラン(丸花蜂蘭)、英名:Bumblebeeorchid、葡名:Elva-aranha、2011年3月、2014年3月、2020年3月4日、7日、2021年3月17日、18日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オフリス・ボンビリフローラOphrysbombylifloraの花。花の直径は7mmほど。草丈は5cmほど。牧場や空き地のへりに草に隠れるように咲いている。水はけの良い、日当りの良い場所を好むようだ。オフリス・ボンビリフローラOphrysbombylifloraでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)(MUZ...オフリス・ボンビリフローラOphrysbombyliflora
ラン科、Orchidaceae、オフリス属、地中海沿岸地域・スカンジナビアを含むヨーロッパ・北アフリカに分布、学名:Ophryssphegodes、和名:オフリス・スフェゴデス、スパイダー・オーキッド、英名:EarlySpider-orchid、Wasp-likeOphrys、葡名:Erva-aranha、2011年3月、2014年3月、2016年3月10日、2020年2月23日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オフリス・スフェゴデスOphryssphegodesの花。花の直径は2cmほど。草丈は20~50cmほど。顎弁と花弁は初め淡緑で、淡黄色から黄褐色に変化。唇弁の模様には多様な変化がある。唇弁の色にも濃淡があり、形も多少異なる。花径を伸ばしまばらに5~8個ほどの花を付ける。石灰岩と赤土の混ざった牧...オフリス・スフェゴデスOphryssphegodes
ケシ科、Papaveraceae、ケシ属、ヨーロッパ~北アフリカ原産、学名:Papaverhybridum、和名:トゲミゲシ(刺実芥子)、トゲミヒナゲシ(刺実雛芥子)、イヌゲシ(犬芥子)、英名:RoughPricklyheadPoppy、RoughPoppy、RoundRoughHeadedPoppy、葡名:Papolla-btava、Papolla-ouriçada、Papolla-peluda、Papoula-peluda、2015年5月7日、ポルトガル・アレンテージョ地方で、2018年5月3日、コスタ・アズール地方で撮影パパヴェル・ヒブリドゥムPapaverhybridumの花。Hybridumは交雑種、又は園芸種とのことであるが、ヨーロッパ南部では野生化している。草丈は50cmほど。花の大きさは5cmほ...パパヴェル・ヒブリドゥムPapaverhybridum
マメ科、Fabaceae、レタマ属、地中海沿岸地域原産、落葉低木、学名:Retamamonosperma、英名:BridalBroom、葡名:Piorno-branco、2011年3月、2015年12月24日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2016年1月15日、16日、コスタ・アズール地方で撮影、レタマ・モノスペルマRetamamonospermaの花。属名は、本種のアラビア語名retemをラテン語表記したもの。エニシダに似た低木だが花は白のみ。花はごく小さく、長さは1cm未満。花後には、莢果をつけ、長さ12~16㎜程度で卵形の種子を1個内包する。艶のある赤褐色の花顎が特徴的。高さは2m以上になるものもある。カナリア諸島と地中海沿岸地域にレタマ種のみが分布する単型属。アルガルヴェ地方の海岸に近い森に咲く。20...レタマ・モノスペルマRetamamonosperma
ミソパテス・オロンチウム Misopates orontium
オオバコ科、Plantaginaceae、アレチキンギョソウ属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、学名:Misopatesorontium、和名:アレチキンギョソウ(荒地金魚草)、英名:Weasel’sSnout、LinearleafSnapdragon、Kinear-leafSnapdragon、LesserSnapdragon、SyrianSnapdragon、葡名:Focinho-derato、2009年8月、2015年5月7日、2018年5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年2月8日、5月31日、2018年5月10日、コスタ・アズール地方で、2016年6月13日、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、ミソパテス・オロンチウムMisopatesorontiumの花。花の直径は1cmほど。花...ミソパテス・オロンチウムMisopatesorontium
アデノカルプス・アニソキルス Adenocarpus anisochilus
マメ科、Fabaceae、アデノカルプス属、イベリア半島~カナリア諸島原産、学名:Adenocarpusanisochilus、葡名:Codeço、Codesso、2016年7月16日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、アデノカルプス・アニソキルスAdenocarpusanisochilusの花。ポルトガルとスペイン南部、西カナリア諸島に生育。細い山道を登って行くと、黄色い花が目に付いた。よくある花かと思ったら新花で、喜んで写真を撮っていたら、対向車線を大型のクルマがやってきた。この場所で停車していなかったらすれ違う場所がないので、どうなったことだろう。アデノカルプス・アニソキルスAdenocarpusanisochilusでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシ...アデノカルプス・アニソキルスAdenocarpusanisochilus
バラ科、Rosaceae、キイチゴ属、ユーラシア大陸~アイルランド原産、落葉低木学名:Rubuscaesius、和名:オオナワシロイチゴ(大苗代苺)、英名:EuropeanDewberry、葡名:Framboesa、Framboeseilo、2016年7月16日(花)、9月25日(実)、2017年7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、ルブス・カエシウスRubuscaesiusの花。デューベリーをつけるヨーロッパ産の匍匐性イバラ。アイルランドからヨーロッパとアジアなどで生育。花期は6月から9月ごろ。石灰岩の山道で生きる。ルブス・カエシウスRubuscaesiusでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、大形種のナワシロイチゴの意から。属名はruber(=赤)を語源とする...ルブス・カエシウスRubuscaesius
エキウム・テュベルクラトゥム Echium tuberculatum
ムラサキ科、Boraginaceae、シャゼンムラサキ属、学名:Echiumtuberculatum、英名:Viperina、Portgalviper'sbugloss、葡名:Viperina、2016年7月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、エキウム・テュベルクラトゥムEchiumtuberculatumの花。花の直径は2cmほど。花は赤紫に濃い赤紫のストライプ。草丈は50cm~1mほど。長楕円形の葉には毛があり互生する。茎には赤褐色の斑点がある。標高1000mの山岳地帯で確認。エキウム・テュベルクラトゥムEchiumtuberculatumでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のechios(=蛇)を語源とし、毒蛇に噛まれた時に、本属の植物を用いたと...エキウム・テュベルクラトゥムEchiumtuberculatum
アスフォデルス・セロティヌス Asphodelus serotinus
ユリ科、Liliaceae、ツルボラン(アスフォデルス)属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Asphodelusserotinus、葡名:Abrótea、Abrótea-da-primaverra、Abrótega、Asfodelo、Gaimões、Gamões、Gamoneira、Gamonitos、Tremoçao、2016年7月16日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、アスフォデルス・セロティヌスAsphodelusserotinusの花。花の直径は3cmほど。草丈は1mほど。種小名のserotinusは遅れて咲く、晩生(おくて)の意味か。アスフォデルス・セロティヌスAsphodelusserotinusでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ神話に...アスフォデルス・セロティヌスAsphodelusserotinus
キキョウ科、Campanulaceae、ジャシオネ属、小アジア~ヨーロッパ原産、多年草、学名:Jasionemontana、異名:Jasionejancae、和名:シープスビット、ヤシオーネ・ラエウィス、英名:Sheep’s-bit、Sheep’sbitScabious、葡名:Baton-azul、Botão-azul、2009年6月、2016年6月16日、7月17日、2017年5月23日、7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年6月10日、10月23日、2015年5月7日、23日、アレンテージョ地方で撮影、ジャシオネ・モンタナJasionemontanaの花。草丈は30~50cmほど。未だ咲き始めの若い花。濃色の花。白から紫まで色の濃淡がある。全体に毛が多く、葉は長楕円形~披針形...ジャシオネ・モンタナJasionemontana
ナデシコ科、Caryophyllales、マンテマ(シレネ)属、イベリア半島原産、多年草、学名:Silenefoetida、2016年7月16日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、シレネ・フォエティダSilenefoetidaの花。標高1800m付近の岩山の隙間などに自生しているのを確認。種小名のfoetidaはラテン語でfoetidum=不快な匂い、不吉な香り、悪臭などの意味だが、幸いにも確認は怠っている。葉は卵形の肉厚で対生。花の大きさは3cmほど。額や花茎は毛深い。ポルトガルの一部とスペインの一部のみ自生が確認されているそうだ。シレネ・フォエティダSilenefoetidaでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ神話の酒神バッカスの養父であるシレネスの名に...シレネ・フォエティダSilenefoetida
エウフォルビア・トランスタガナ Euphorbia transtagana
トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、ポルトガル原産、固有種、学名:Euphorbiatranstagana、2016年9月21日、10月16日、2018年10月20日、2020年3月26日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、エウフォルビア・トランスタガナEuphorbiatranstaganaの花。表示名は学名の音読み。花の直径は7mmほど。草丈は10~50cmほど。和名のトウダイグサ(灯台草)属は形が燭台に似ることから。園芸植物などについては学名の英語風読みのユーフォルビアで呼ばれることが多い。学名のEuphorbiaは、ヌミディア王ユバ2世に仕えたギリシャ人医師エウポルボス(Euphorbos)に由来する。ユバ2世の一人目の妻はマルクス・アントニウスとクレオパトラ7世の娘クレオ...エウフォルビア・トランスタガナEuphorbiatranstagana
キティスス・ムルティフロールス Cytisus multiflorus
マメ科Fabaceae、エニシダ属、イベリア半島原産、多年性潅木、学名:Cytisusmultiflorus、和名:シロバナエニシダ、英名:WhiteBroom、WhiteSpanishbroom、2016年6月13日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、キティスス・ムルティフロールスCytisusmultiflorusの花。高さ3~4mほどになる潅木だそうだが、標高1200mで確認したものは高さ50cmほどだった。花の直径は黄色いエニシダより少し小さく、1cmほど。種小名のmultiflorusはmultiiはたくさんの、florusは花の意味がある。標高1500m付近でも確認。キティスス・ムルティフロールスCytisusmultiflorusでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブ...キティスス・ムルティフロールスCytisusmultiflorus
ヒルガオ科、Convolvulaceae、ネナシカズラ属、ヨーロッパ原産、学名:Cuscutaepithymum、和名:クローバー・ネナシカズラ、アルファルファ・ネナシカズラ、英名:Dodder、Hellweed、Strangle-tare、葡名:Cabelos、Cabelos-de-nossa-senhora、Cuscuta、Enleios、Linho-de-cuco、2016年6月5日、9日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、クスクタ・エピティムムCuscutaepithymumの花。クスクタ・エピティムムはヒースやハリエニシダに寄生することが知られているが、ここではダウクス・カロータに寄生しているのを発見。ネナシカズラはアリ、ミツバチ、スズメバチなど多くの異なる昆虫によって受粉...クスクタ・エピティムムCuscutaepithymum
レピディウム・ヘテロフィルム Lepidium heterophyllum
アブラナ科、Brassicaceae、コショウソウ(Lepidium)属、マメグンバイナズナ属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Lepidiumheterophyllum、英名:Smith’sPepperwort、葡名:Lepídio、2016年6月13日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、レピディウム・ヘテロフィルムLepidiumheterophyllumの花。花の穂は5cmほど。白く小さな4弁花が穂状に固まって咲く。草丈は20cmほど。葉は長卵型で互性。高地の湧き水のほとりでも生育。原産地は地中海沿岸地域となっているが、イラン地方とも言われているが不明。辛く香辛野菜として使われる。種小名はheterophylla=heterophyllum=heterophyll...レピディウム・ヘテロフィルムLepidiumheterophyllum
アンティリヌム・グラ二ティクム Antirrhinum graniticum
オオバコ科、Plantaginaceae、キンギョソウ属、南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部原産、多年草、学名:Antirrhinumgraniticum、和名:キンギョソウ(金魚草)、英名:Snapdragon、葡名:Bocas-de-lobo、2011年6月、2016年6月16日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、アンティリヌム・グラ二ティクムAntirrhinumgraniticum白花。花の長さは3cmほど。田舎道の脇にいっせいに咲き誇っていた。草丈は50cmから1mほど。そそり立つ崖の上に咲いていた。アンティリヌム・グラ二ティクムAntirrhinumgraniticumでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は「鼻に似ている」の意。種小名...アンティリヌム・グラ二ティクムAntirrhinumgraniticum
ヴェルバスクム・プルヴェルレントルム Verbascum pulverulentum
ゴマノハグサ科、Scrophulariaceae、モウズイカ(Verbascum)属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Verbascumpulverulentum、英名:HoaryMullein、Broad-leafMullein、葡名:Verbasco-pulverulento、2015年6月16日、2016年6月15日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、種小名のpulverulentumは粉っぽいの意。英名のBroad-leafは幅の広い葉の意。モウズイカ属(Verbascum)は、250種ほどを含むゴマノハグサ科の属の一つである。主にヨーロッパとアジアに分布し、地中海地方でもっとも高度に分化している。多くは二年草もしくは多年草で、まれに一年草や小低木になるものもあ...ヴェルバスクム・プルヴェルレントルムVerbascumpulverulentum
ベンケイソウ科、Crassulaceae、マンネングサ属、地中海沿岸地域原産、多年草、学名:Sedumpruinatum、2015年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、セダム・プルイナツムSedumpruinatumの花。ポルトガルの山岳地帯に自生。草丈は20cmほど。茎は直立し群生する。花の直径は1cmほど。粉を吹いた様なレモンイエローの6弁花。標高の高いところを走る国道の沿道などで確認。セダム・プルイナツムSedumpruinatumでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ラテン語のsedere(=座る)を語源としている。この属の植物が岩などに張り付いていることが多いことからと言う。種小名は「白粉のある」の意。セダム・プルイナツムは、ベンケイソウ科の多年草で...セダム・プルイナツムSedumpruinatum
ヘリアンテムン・マリフォリウム Helianthemum marifolium
ハンニチバナ科、Cistaceae、ヘリアンテムン属、地中海沿岸地域原産、学名:Helianthemummarifolium、和名:イワノバラ(岩野薔薇)、英名:YellowSun-rose、2011年1月17日、2015年1月24日、2月1日、5月5日、12月12日、2016年1月29日、2月7日、16日、29日、6月5日、2018年2月12日、5月7日、2020年2月27日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月23、日、アルガルベ地方で撮影、ヘリアンテムン・マリフォリウムHelianthemummarifoliumの花。表示名は学名の音読み。花の直径は1cmほど。草丈は20cmほど。額片や葉、茎など毛深い。匍匐して枝を広げる。葉は小さく楕円形。ロスマリヌス・オフィキナリスRosmarinus...ヘリアンテムン・マリフォリウムHelianthemummarifolium
オフリス・スコロパクス・素心花 Ophrys scolopax_b
ラン科、Orchidaceae、オフリス属、中東~南欧~地中海沿岸地方~エーゲ海沿岸地方~北アフリカ原産、学名:Ophrysscolopax、和名:オフリス・スコロパクス、ヤマシギラン(山鴫蘭)、ヤマシギハチラン(山鴫蜂蘭)、英名:WoodcockOphrys、WoodcockBeeOphrys、WoodcockBee-orchid、WoodcockOrchid、DeepForestOphris、2020年3月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、オフリス・スコロパクスOphrysscolopaxの素心花。表示名は学名の音読み。花の直径は2cmほど。草丈は10~30cmほど。内陸部にはあまりなく沿岸地域に多く見られるが、素心花は初めて確認した。一つの花茎に4~20ほどの花をつけ、下から順に咲く。地中海沿...オフリス・スコロパクス・素心花Ophrysscolopax_b
ウロスペルムム・ピクロイデス Urospermum picroides
キク科、Asteraceae、ウロスペルムム属、ポルトガル原産、学名:Urospermumpicroides葡名:Leituga-amargosa、Leituga-de-burro、2020年3月15日、2021年5月13日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、全体がとげに覆われている。ウロスペルムム・ピクロイデスUrospermumpicroidesでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへウロスペルムム・ピクロイデスUrospermumpicroides
キク科、Asteraceae、キオン(セネキオ)属、地中海沿岸地域原産、学名:Senecio_lividus、葡名:Erva-loira-de-flor-grande、Tasneira-azulada、2020年3月11日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、葉はキク科であると証明している。セネキオ・リヴィダスSeneciolividusでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへセネキオ・リヴィダスSeneciolividus
プランタゴ・コロノプス Plantago coronopus
オオバコ科、Plantaginaceae、オオバコ属、ヨーロッパ原産、多年草、学名:Plantago_coronopus、和名:セリバオオバコ(芹葉大葉子)、英名:Buck’s-hornPlantain、伊名:Piantagginebarbatella、ErbaStella、葡名:Diabelha、2020年3月4日、7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、葉がサラダとして利用される。腎臓病や尿路疾患によいとされるほか、お腹を緩くする作用があると言われている。花穂は5cmほど。草丈は20cmほど。プランタゴ・コロノプスPlantagocoronopusでした。©2022MUZVITポルトガルの野の花ブログもくじへプランタゴ・コロノプスPlantagocoronopus
ハリミウム・ハリミフォリウム・ムルチフロールム Halimium halimifolium_ssp_multiflorum
ハンニチバナ科、Cistaceae、ハリミウム属、西地中海沿岸地域原産、学名:Halimium_halimifolium_ssp_multiflorum和名:ロックローズ、英名:SpottedYellowSunRose、Rockrose、YellowSunRose、葡名:Sargaça-das-areias、2014年6月21日、2017年6月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ハリミウム・ハリミフォリウム・ムルチフロールムHalimiumhalimifoliumでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語のhalimion(=ある種の海浜植物名)を語源としている。種小名は「ハマアカザ属のような葉を持った」の意。ハリミウム・ハリミフォリアは、ハンニチ...ハリミウム・ハリミフォリウム・ムルチフロールムHalimiumhalimifolium_ssp_multiflorum
アネモネ・パルマテ・白花 Anemone palmate_b
キンポウゲ科、Ranunclaceae、アネモネ属、ヨーロッパ、地中海沿岸地域原産、宿根草、学名:Anemonepalmate、英名:YellowAnemone、PalmateAnemone、Cyclamen-leavedWindflower、葡名:Anémola、Anémona-do-Tejo、Anémona-dos-jardins、Campnilha、Flor-de-Pácoa、Flor-de-vento、Pulsatilha2020年3月11日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、普通種は黄色花で、白花は初めて発見した。アネモネ・パルマテ・白花Anemonepalmate_bでした。©2022MUZVIT(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のanemosu(=風)を語源とし...アネモネ・パルマテ・白花Anemonepalmate_b
ウエストリンギア・フルティコサ Westringia fruticosa
シソ科、Lamiaceae、ウエストリンギア属、オーストラリア南東部原産、学名:Westringiafruticosa、和名:ウエストリンギア、オーストラリアン・ローズマリー、英名:CoastalRosemary、AustralianRosemary、葡名:Alecrim-australiano、Alecrim-costeiro、Alecrim-do-litral2016年2月6日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ウエストリンギア・フルティコサWestringiafruticosaの花。花の直径は2cmほど。ポルトガルでは1月より開花。草丈は1m~1.5mほどになる。よく枝分かれして細い棒状の葉をたくさんつける。樹姿、葉形がローズマリーに似ていることからオーストラリアン・ローズマリーと呼ばれているが、芳...ウエストリンギア・フルティコサWestringiafruticosa
ムラサキ科、Boraginaceae、ノネア属、ヨーロッパ地中海沿岸地方原産、多年草学名:Noneavesicaria、和名:ノネア・ヴェシカリア、英名:RedMonkswort、2011年2月12日、2016年2月16日、29日、2020年2月20日、3月4日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、ノネア・ヴェシカリアNoneavesicaria、表示名は学名の音読み。花の直径は5mmほど。花は濃い紫色で筒状に咲く。草丈は15~50cmほど。葉は非常に毛深く、5cmほどの長楕円形で互生する。枝分かれし、草丈は50cmほどにもなる。花期は2月~5月。種小名のvesicariaはラテン語で『気胞を持つbladder、気孔のような』の意。ノネア・ヴェシカリアNoneavesicariaでした。©2022MUZVI...ノネア・ヴェシカリアNoneavesicaria
ヴィキア・ベンガレンシス Vicia benghalensis
マメ科、Fabaceae、ソラマメ属、地中海沿岸地域原産、多年草、蔓性1年生草本、学名:Viciabenghalensis、英名:PurpleVetch、ReddishTuffedVetch、葡名:Ervilhaca-de-bengala、Ervilhaca-purpúrea、Ervilhaca-vermerha、2010年5月、2014年4月21日、2015年4月29日、2018年5月5日、23日(豆)、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年5月7日、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影、ヴィキア・ベンガレンシスViciabenghalensisの花。山地や草原の日当たりの良い場所に自生。茎の長さは、80-150cmになる。茎は角張り、細かい毛がある。葉は羽状複葉でやや薄く、18-24個ほど...ヴィキア・ベンガレンシスViciabenghalensis
フマリア・カプレオラタ Fumaria capreolata
ケシ(ケマンソウ)科、Papaveraceae、フマリア(カラクサケマン)属、南部ヨーロッパ原産、半つる性の越年草、学名:Fumariacapreolata、和名:ニセカラクサケマン(偽唐草華鬘)、ホワイトランピングヒューミトリー、英名:WhiteRamping-Fumitory、ClimbingFumitory、White-flowerFumitory、葡名:Fumaria-blanca、Catarinas-queimadas、Erva-das-candeias、Erva-moleirinha-major、Fumária-major、2008年4月、2010年4月22日、2014年8月19日、2015年5月7日、2016年1月24日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で、2018年1月30日、コスタアズール地方...フマリア・カプレオラタFumariacapreolata
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