ニュージーランドの子育てと英語教育。オンライン英会話&留学デスク「ほうかごEnglish」ブログ
ほうかごブログはニュージーランドを拠点としたオンライン英会話スクール&留学デスクです。 ニュージーランドの生活やレッスンの様子、留学生のレポート(特に親子留学)を紹介しています。
子供だけでなく大人も楽しめる児童洋書、今回ご紹介するのは「Holes」です。全米図書賞と、アメリカの児童文学賞のニューベリー賞を受賞しています。 主人公はさえない太っちょの少年スタンリー。有名野球選手のスニーカーを盗んだという濡れ衣を着せられ、矯正施設に送られました。そこでは少年たちが矯正のために、毎日穴を掘る作業に従事させられます。 テキサスの乾燥地帯にある矯正施設キャンプ・グリーンレイクには、もともと大きな湖がありました。ですが今ではカラカラに干からび、灼熱の太陽の下、少年たちは固く乾いた大地にひたすら穴を掘る日々を送ります。 初日からスタンリーの手は豆だらけになり、疲労困憊していきます。施設にいる他の少年たちは一癖も二癖もある子たちばかり。そんな環境の中でスタンリーがどう成長していくのか、またどうやってそこから抜け出すのでしょうか。 この本はそういったスタンリーの話がメインなのですが、ヨーロッパのラトビアに住んでいたスタンリーの先祖の話、キャンプ・グリーンレイクがまだ湖だった100年以上前の話など複数のスト―リーが並行して展開します。そして最後には見事に1つにつながっていくところが、読者をグイグイと引きずり込んでいく魅力になっています。 また、ある女性アウトローが登場するのですが、作者によると、書き始めた当初は完全に悪役にするつもりだったのに、あまりにも気に入って全く違う人物に書きあげてしまい、自分でも驚いたそうです。実際、その人物の描写を読むと作者の愛着ぶりが伝わってきます。主人公スタンリー以外の登場人物にもぜひ注目して読んでみてください。 子供だけでなく、大人でも多読用に読んでいる人もいるようなので、親子で読まれてみてはいかがでしょうか。日本語訳も出ています。映画化もされました。 続編も書かれていて、それぞれ日本語訳も出ています。 「Stanley Yelnats Survival Guide to Camp Green Lake」 「道」 「Small Steps」 「歩く」 「Holes」にはまったら、続編も読まれてみてはいかがでしょうか。 *** ブログランキングに参加しています。 下のボタンをクリックしていただくとポイントが加算されます。応援クリックよろしくお願いします!
今年の夏休みに、4週間オークランドの小学校に留学をしたレイくんが、ニュージーランド滞在レポートを送ってくれました。 お母さん、おじいさんと一緒にニュージーランドに来たレイくんは、留学中に8歳のお誕生日を迎えました。いろんな意味で、思い出いっぱいの留学になったようです。 こちらがレイくんの作ったレポートです。体験したことについて、英語で書いてくれています。 レイくんは、昨年も同じ学校に4週間通学をしたので、クラスメイトの子たちや先生がたもレイくんのことを覚えていて、再会を喜んでいました。 レイくんが通学した4週間、学校ではいろいろな行事がありました。 初めてのスクールディスコ。体育館がディスコになって生徒や家族が参加するイベントです。ノリノリの音楽にあわせて、お友達とダンスを楽しんだようです。 “Let’s dance!! Friday 7pm, there was an event called disco night. I danced with my best friends. It was so fun. I want to dance again.” 「レッツダンス! 金曜の夜7時にディスコナイトというイベントがありました。仲良しの友達と踊って、とても楽しかったです。また踊りたいな。」 野外活動では、アートセンターへ出かけ、影について学び、シャドウパペット(観客には影を見せる操り人形)を楽しんだそうです。 “We went to the art center with everybody by bus. We learned about shadows, and played with shadow puppets.” 「みんなでバスでアートセンターに行きました。影について学んで、シャドウパペットで遊びました。」 アセンブリー(全校集会)では、全校生徒の前で賞状をもらいました! スクールの最終日、教頭先生がクラスにきて、クラスメイトにレイくんのどんなところが好きですか、と質問をしました。 たくさんのクラスメイトが手をあげて、 「とても親切なところ」 「いつも笑顔だった」 「みんなにRespect(尊敬)とAroha(愛)を示してくれた」と言っていました。 先生からは、 It has been an absolute pleasure having Rei in Room 2 for the past 4
12歳でニュージーランドに単身留学。オンラインレッスンの先生とも対面!
今年の夏休み、12歳のMさんが単身で3週間の現地校留学に来てくれました。 ホームステイ先はのどかなファーム地帯。都会から来たMさんには驚きの連続だったと思います。 通学された学校は1年生から8年生までのフルプライマリーと呼ばれる小学校です。全校生徒300人程度のアットホームな学校で、Mさんの初日にはPowhiriと呼ばれるマオリ式の歓迎会を開いて、全校生徒がMさんの到着を歓迎してくれました! 初日から2人のお友達がMさんのお世話係を買って出てくれ、帰国までの3週間、ずっとMさんと一緒に過ごしてくれました。クラスの他の生徒たちもとてもフレンドリーで、Mさんはあっという間にクラスの一員になっていたようです。 あっという間に3週間が過ぎ、最終日にはクラスの生徒さんからメッセージカードやプレゼントをもらいました。「Mちゃんにずっといて欲しい!」「Mちゃんを椅子に縛って帰れないようにしたい!」とクラスの友達はMさんが帰ってしまうのがさみしそうでした。 Mさんは留学前、ほうかごEnglishのオンラインレッスンを受けていただいていたのですが、担当のスー先生のところにも挨拶に行くことができました! お互いに、いままでスカイプの画面を通してしか会ったことのなかったけれど、実際に会えてお二人ともとても嬉しそうでした。 スー先生からの学校や生活についての質問に、Mさんはどんどん答えていきます。先生もMさんの英語のリスニングが3週間でずいぶん上達したと驚かれていました。 オンラインレッスンでしっかり準備をして留学に臨まれたMさん、本当に有意義な時間を過ごされたようです。 Mさん、本当にお疲れさまでした! *** ブログランキングに参加しています。 下のボタンをクリックしていただくとポイントが加算されます。応援クリックよろしくお願いします!
先日、読んだ本について小学校でスピーチする、ということについて書きましたが、その際に選んだ本が「Scorpion Sting」という冒険もの。作者のJustin D’athはニュージーランド人で、11人(!)の兄弟と一緒に農家で育ちました。小さい頃からストーリーを作るが好きで、9歳から漫画を、11歳から物語を書き始めたとのこと。これまで子供やヤングアダルト向けの本を50冊ほど書いています。何度も何度も書き直すので、もし手書きだったら一冊書き上げるのに紙が1万枚は必要だろうね、とのこと。 「Scorpion Sting」はExtreme Adventuresというシリーズのひとつなのですが、このシリーズはSam Foxという男の子が主人公で、困難な状況に陥りながらなんとか生還する、というもの。 アメリカの荒野で灰色熊に襲われるGrizzly Trapや、2才のいとこを守りながらワニの棲む川から脱出するCrocodile Attackなど、いかにも冒険好きな男の子が夢中になりそうなタイトルが並んでいます。 子供向けというだけあって書かれている英語も難しくありません。「Scorpion Sting」の出だしは、 Nathen led the way. It felt like we were the last two people alive in a black, silent world. というものですが、ご覧のとおり使われている単語も簡単です。 作者のJustin D’athは、子供たちに読書を楽しんでもらってほしいそうです。読書というのは、最もエキサイティングで、想像力に富み、楽しいことなんだということを、子供たちにわかってほしいとのこと。 小学生の男の子が冒険にワクワクしながら読むのにうってつけのJustin D’athの作品は、ペーパーバック版だけでなくKindle版も手に入りますので、興味を持った人は是非のぞいてみてください。 *** ブログランキングに参加しています。 下のボタンをクリックしていただくとポイントが加算されます。応援クリックよろしくお願いします!
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