ハーディンを正気に戻すかもしれない光のオーブをガトーから手に入れるため、マルスたちは火の山を越え氷の大地に赴く。どうしてこう大賢者と言う人々は居住性が最悪なところに居を構えるのか。進軍中は暇…でもないのだが、手持無沙汰なので竜族のチェイニーが色々と話す。今度は地竜の話だ。竜はあまりに強すぎる力のせいか、時を経ると知性を失い野生化する。それを食い止めるためにその力を竜石と言う形で分離する必要があるが...
シルヴァの暴走を止めるため、臨時総督府内部を突き進む主人公たち。その最奥部に待ち構えていたのは…神骸の伴侶。クルスの無力感から生まれた、ただ寄り添うだけの存在。それが何故か襲い掛かってくる。どうやら堕鬼化しているようなのだが、堕鬼化して間もないのせいか、あるいは既に堕鬼化したクイーンが素体であるためか、異形化してくることは無い。連撃の隙を見て反撃、自分を囮にしてバディに攻撃してもらう、バディを囮に...
クルスの血英を覗いた主人公とイオ。そこで知ったのは、この世界を救いたいというクルスの強い思いと、それが出来なかっただけでなく、世界の危機まで引き起こしてしまったクルスの悔恨。その結果クルスは人々を救うことを諦め、ただ苦しむ人に寄り添うことだけを選んだ。そうした血英から生まれたのが、神骸の伴侶と呼ばれる、いわば魂の抜けた、空っぽの、出来損ないのクルスと言える存在。イオは、その最後のシリーズだった。し...
ミドウを倒し、ついに臨時総督府にたどり着いた主人公たち。赤い霧の根源であるここは、しかし尋常でないほど霧が吹き出ている。これも暴走しかかっているシルヴァの影響なのだろうか。シルヴァが暴走しきってしまったら、霧は晴れ、大量の堕鬼や人間性を失った吸血鬼たちが外の世界に蔓延してしまう。あるいは、外の世界を闊歩するバケモノに霧の世界が蹂躙されるのが先か。いずれにせよ、この霧は維持され続けなければならない。...
ミドウにより暴走させられようとする喉骸の継承者エヴァ。そうなる前に自ら自分を守る世界――棺を展開する彼女を正気に戻すため、主人公たちは彼女に戦いを挑む。この喉骸の継承者であるが、動きはどれも緩慢であり攻撃後の隙も大きい。複数の砂を噴き上げる攻撃はよけきれない場合きっちりガードすれば、あとはさほど怖い攻撃はない。初見でも倒せるレベルだと思う。倒した後には、エヴァの血英が残り、彼女の記憶が展開される。歌...
臨時総督府へ向かうミドウに追いつく主人公たち。だがその時、ミドウは突然…自分の配下の者を斬り殺した。その配下はミドウが作り出した、人工的に継承者としての適合率を持たせた実験体。おそらくエヴァから奪ったものであろう複数の神骸を宿らせられた彼らは、殺されたことで神骸がむき出しになり、その神骸は中枢を求めるように、臨時総督府にいるシルヴァの元へ。シルヴァは臨時総督府の遥か地下で、膨大な血を供給する玉座に...
爪骸の継承者エミリーを正気に戻し、記憶を返還した主人公達。そんな彼女らをせせら笑うように現れるミドウ。しかしこの期を待っていた!と後ろから飛びかかるジャック!…なのだが、手痛い反撃を喰らってしまう。ただの科学者だったミドウは、自身にも徹底した改造を施し、名のある吸血鬼狩人であるジャックすらものともしないまでになった。実際ジャック先輩ってバディにしてもあまり役に立たないよな…と言ってはいけない。この世...
ミドウは臨時総督府に赴きシルヴァから神骸を奪い、クイーンを復活させようとしていると思われる。それを阻止すべく、主人公たちは臨時総督府への途上にある棺の塔に向かい、ミドウの足跡を探る。さて、その棺の塔なのだが、どうも見覚えのある造形である。そう、全てのプレイヤーに恐怖のトラウマを植え付けた…白い血の聖堂!ただ、聖堂ほどはややこしい作りではない。尖塔が相変わらず重なっていて地図で見ると不親切なことこの上...
崩壊しつつあるこの世界をなんとか救おうと旅を続ける主人公達。だがそんな主人公達を嘲弄するように暗躍する、狂気の科学者ミドウ。この男は意図的に継承者を作りだした。クイーンの神骸の一つ、爪骸を埋め込まれた継承者エミリーもその一人。神骸の力に浸食され、暴走した彼女を食い止めるため、彼女の兄貴分であるヤクモと共に主人公達は戦端を開く!が、爪骸の継承者は見た目に反してそんなに強くは無い。バディはヤクモがベス...
崩壊したこの世界で、せめてもの吸血鬼達の安寧を願うルイ達だが、それすらを否定する者がいた。その名はミドウ。クイーン計画だけでなく、人間吸血鬼化計画にまで携わった稀代の、そして狂気の科学者だ。彼はクイーンの神骸を継ぐ継承者であり、継承者はこの神骸を守るためにあたり全体を極端に作りかえる棺と呼ばれるを作る。雪山や聖堂がそれだ。だがミドウは自身の野望を満たすため、自由にこの世界を行き来するために、継承者...
主人公達は、ジャックとエヴァがミドウに襲われ散り散りになったという、聖堂の地下、仄暗い洞窟に赴く。そこでジャックと会う一行。ジャックとエヴァはクイーンの復活を封じるための神骸をその体に継承させる継承者なのだが、ミドウもその一人だという。ミドウとは表向きは高名な科学者だった。世界の崩壊とともに現れた化け物を倒しうる兵士を作るためにBOR寄生体を用いた吸血鬼の作成。血の渇きの無い吸血鬼を作りだすためのQUE...
肺骸の継承者ニコラを倒した主人公達。ニコラの体は胡散霧消し、クイーンの遺骸がそこに残る。かすかに残ったニコラの記憶とともに。だがクイーンの血を継承した主人公には不思議な力がある。相手の記憶の中に、その周りの人々も共にして入り込めるのだ。その中で姉のミアはニコラと遂に本当の出会いを果たす。目覚めなかったミアのために残しておきたかったこの世界。ニコラは騎士として、それを守り通した。その気持ちを確かめ合...
主人公達は遂に、吸血鬼を救う血涙、その源泉の秘密を解き明かした。それは、クイーンの心臓をその身に封じたルイの姉カレンが、その身を挺してこの世に生み出した奇跡だった。そういうことが出来るのは、カレンがクイーンの分体をその身に封じた継承者であるため。しかし女王の遺骸は強力であり、強固な意志を持ってしても時に我を忘れる。ついさっき戦った肋骸の継承者アウロラのように。もしもカレンが暴走したら、血涙は永遠に...
聖堂本館の前に立っていた少女。彼女はイオではなく、レダと言った。姿かたちがそのままイオの彼女の目的は、アウロラという研究者の血英からその記憶を見せる。再生医療研究の過程で生まれたBOR寄生体。これは死体の心臓に寄生し活性化させることで、死体の脳髄にいたるまで蘇らせることが出来る脅威の発明。けれどその副作用は、超常の力と血の渇きを持った存在…吸血鬼になってしまうということだ。血の渇きが限度に達するとやが...
クイーンが放出した数多の光弾は、光の柱となって主人公達に降り注ぐ。その刹那、吸血鬼隊の総指揮官シルヴァが現れ、間一髪バリアを展開し、それを防ぐ。威張り散らしているようでもあり、現世界では世紀末覇者のようなノリのこのおっさんだが、やる時はやるようだ。だが…展開されたバリアのなかで、クイーンは光の柱を再召喚。それが主人公のマスクに当たり、マスクを破壊してしまう。あたりは瘴気にあふれており、この瘴気に触...
自らの記憶を辿る主人公。彼女の記憶では、自身はクイーンとの最終決戦に参加していたという。クイーンとは、かつて世界崩壊後に現れた化け物、その討伐のために作られた兵「吸血鬼」達をより良い方向に導く救世主になるはずだった少女クルスのなれの果て。今や暴走し破壊の権化となり、そのクイーンを倒すために、死体からさらに吸血鬼が量産された。それが主人公だった。主人公は一旦クイーンとの戦いに敗れたものの、その体は基...
ミアによって新たに開かれた道。そこは巨大なクレーターの中にある、白い聖堂だった。クレーターの底は見えず、よって聖堂の底も見えない。ここはなまじ幾何学的で理論整然とした作りになっているので、他の地域に比べ高所を認識しやすい。高所恐怖症の人間には非常に心臓に悪い作りをしている。足元を見るたびににリアルでぞわっとしてくる。しかもここは同じような背景ばかりなのでとても迷いやすい。自分が一番迷ったのはここの...
浸潤の処刑者を倒した主人公達。だがミアの弟ニコラは灰になってしまい、もういない。放心したミアからこぼれ落ちる灰の後には…血英があった。血英とは吸血鬼の記憶の塊であり、普通の吸血鬼が他人の血英を持つと理性を失い堕鬼化してしまうが、特異体質の主人公だけは別だ。慌ててミアからニコラの血英を奪う主人公。すると…ニコラはジャックと呼ばれる男と共に居た。このジャックという男は、どう見てもミアを襲っていたあの吸血...
主人公達は全ての吸血鬼に安息をもたらすべく、血涙の源泉を求めて旅を続けている。次にたどりついた血は干上がった海溝であり、夕日に照らされた珊瑚色の背景という何とも形容しがたい場所だ。ここを守るのは渇求の暴君と呼ばれる駄鬼。ゴツイ名前ながら、実はそう強くない。バディのヤクモあたりを囮にしつつ後ろから切り刻むと良いだろう。途中雑魚駄鬼を出してくるが、処理に手間取るようならこちらの処理もヤクモに任せると良...
血涙の源泉を探し全ての吸血鬼を救おうとするルイ。道中でその彼の血英を拾った主人公は、彼の記憶を知る。それはクルスと呼ばれる少女を見舞っている彼の記憶。クルスはある実験の被検体だった。その実験は、全ての人々に幸せをもたらすはずだった。だが、なかなか結果のできない彼女は、遂に自分を殺してほしいとルイに頼む。既に崩壊しつつあるルイの心象風景が痛々しい。無論そんなことなど出来るはずのないルイであったが、そ...
風穴を探索していた主人公たちだが、このゲームはガチガチな一本道と言うわけでもなく、色々なルートを途中まで進めて途中から別ルートに移動しても良いようになっている。以前旧市街で人間が脱走したという話があり、そのまま風穴に入ってしまったのでその話は途中までになっていた。なので風穴より先に旧市街をもう一度探索すると…いたいた、脱走した人間だ。そしてそれを連れ戻そうとする吸血鬼。だがそこに、鋭い視線が彼らや...
ルイと、拠点に居た別の仲間ヤクモとともに血涙の源泉を探す旅に出た主人公。途中旧市街地で人間の血痕を見つけ、厳重に保護されているはずの人間がこのあたりに居るのではないかとあたりを探る。しかし探索しきらないうちに縦穴から道なりに進み、風穴に至る。ここは都市そのものが陥没したというところで、はるか上に光が見える。どうもものすごい規模の災害が起きたようだ。風穴は霧にまみれ様々な堕鬼が闊歩していたが、順当に...
する事もなく拠点をぶらぶらしていた主人公。だがそんな主人公を興味深々に見つめるルイ。アタイに気は…なさそうであり、彼が気にしているのは血英がブラッドコードを身につけたり、血涙を生成し瘴気を晴らす事の出来る彼女の能力。まじめである。で、その彼は主人公から幾ばくかの血を貰い調査したところ、驚くべきことが分かる。この主人公には血液型が無い。無い故に色々な血液型-ブラッドコードを身につけられるのだ。特異体...
オリバー君の勝手に記憶を覗き見した悪趣味な主人公。普通の吸血鬼ではこういうことは出来ず、相手の血英をむやみに触ると堕鬼になったりするらしい。だが主人公は特殊なようだ。血涙を生成できる能力も便利であるが、かなり変でもある。しかもそれとともにあたり一帯の瘴気まで晴らす事が出来るのだ。更に最も変なのは、この主人公、さっぱりしゃべらない。攻撃を喰らった時にキャッというかわいらしい声を出すのだが、発声するの...
血涙という物体を探すため北斗の拳の悪役みたいな男にむりやり地下通路に押し込められた主人公。だが名も知らぬ巨乳の女の子が人質にとられているため、しぶしぶ従う。相棒はオリバー君という気弱な吸血鬼だが、オリバー君は途中で怪我をしてしまったのでそこらで休んでいる。そのためしばらく一人で進んでいた主人公だが、途中で謎のイケメン吸血鬼が新たな相棒になってくれた。主人公、モテモテである。さて、ゲームとしてはオー...
たまには新しめのゲームでもやってみるかということでバンダイナムコのCode Vein(ゴードヴェイン)。ゴッドイーターの流れを汲んでいたりダークソウルと似たようなシステム…らしいのだが、私はいずれも良く知らないので新鮮な気持ちで楽しんでみる。まずストーリー。「クイーン」と呼ばれる何某により世界はほぼ壊滅したが、ヒトを「吸血鬼」と呼ばれる、クイーンと対峙しうる存在に改造することで何とか撃破。しかしその代償とし...
■紹介1994年12月、PC9801を皮切りに様々なプラットフォームで発売された歴史シミュレーションゲーム。かつて日本のPCで最も大きなシェアを持っていたPC9801での信長の野望シリーズの最終作であること。本作以降windowsベースとなりユーザー層が変わったこと。ゲーム内容が前作覇王伝のような同盟エンドや将軍エンドではなく、武力統一オンリーで分かりやすいこと。ハック&スラッシュ要素が高く、1回の戦争で複数の城総取りがとても...
■起動方法・PC98版パワーアップキットの場合、ハードディスクにインストールする必要がある1)MS-DOSの入ったディスクを用意(これを起動ディスクとする2)FDD1(A:)に起動ディスク、FDD2(B:)に天翔記ディスク1を入れ起動3)コマンドプロンプトになるのでディレクトリをB:に移してINSTALLと入力4)インストーラーが開くので画面の指示に従い順次インストール5)最初のインストールが終わったら、パワーアップキットのディスク1を入れて...
信長の野望 天翔記 14日目(最終回) 「信長、積木くずし」
前回、戦争の全てを秀吉や家康に任せ、自身は国造りに専念することとなった信長。案の定というかなんというか、愉快すぎるAIのCOM軍団は大友宗麟にぼっこぼこにされ大潰走。信長がせっせと育て上げた軍団も大半が瓦解したのだが、それでも戦力差は圧倒的にこちらがある。なのでそのまま新生COM軍団にひたすら戦争を任せる。大友氏といえど流石に圧倒的な戦力差は覆すことが出来ず、遂に壊滅寸前のところまで追い詰め、捕らわれてい...
もはや戦いの趨勢は決したとして、戦争は秀吉ら配下に任せ、自身はまったり尾張の国造りに勤しむ信長。だがやはりというかなんというか、COMはまこと頼りなく、大友宗麟の居城に何の策もなく攻め込み、そしてぼこぼこにされ…秀吉捕縛。このサル、どうしてくれよう。やはりキーとなる戦いでは信長がでなければならない。おにょれ私自らが出る!と、信長再び最前線に立ち、大友軍の主力を集中攻撃し撃破。信長直々の命で鉄甲船も買い...
信長、遂に西日本をほぼ制圧する大友氏と本格的に激突する。が…やはりというかなんというか、弱い。天翔記で一番つらいのは版図拡大に遅れて相手に物量作戦を仕掛けられる序盤~中盤だと思う。それ以降は米も金も潤沢になり、しかも領地であればどんなに遠くても兵の多い国で徴兵して戻ってくるということが出来る。さらに戦争は行動力消費のみであり、武将が行動済みでも動員できるので瞬く間に版図を広げることが出来る。相手も...
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ハーディンを正気に戻すかもしれない光のオーブをガトーから手に入れるため、マルスたちは火の山を越え氷の大地に赴く。どうしてこう大賢者と言う人々は居住性が最悪なところに居を構えるのか。進軍中は暇…でもないのだが、手持無沙汰なので竜族のチェイニーが色々と話す。今度は地竜の話だ。竜はあまりに強すぎる力のせいか、時を経ると知性を失い野生化する。それを食い止めるためにその力を竜石と言う形で分離する必要があるが...
マルスたちの前に現れた幻影…それは大陸一の大賢者ガトーだった。どうもこのおじいちゃんは第一部からして幻影トークが好きなようである。皇帝ハーディンを倒す力を求めるマルスは、そもそもなぜあのイカス男であるハーディンが悪い奴になったのか、ガトーに聞く。ガトー曰く、それは闇のオーブの力によるものらしい。この世界には5つのオーブがあり、それが互いに影響し合うことで調和し、世界に平穏をもたらしていた。ところが弱...
マルスたちは皇帝ハーディンの追撃を逃れ北方に赴く。そこには魔導都市カダインがあり、今はウェンデル先生の信頼する二人の弟子によって治められている。つまり逃亡軍マルスが一息つける味方領…なわけはなく、全力で迎撃してくる。どうやらカダインはアカネイア帝国と手を結んだらしいのだ。どうにも人情紙風船な世界の中、マルスたちは進撃する。魔法使いと言えば魔法防御の高いペガサスナイト連中の出番であり、パカパカ出撃し...
マルスの故郷であるアリティアが神聖帝国アカネイアの皇帝ハーディンの軍勢に攻め滅ぼされる。悪逆非道なラングを総督として各国に派遣し杜撰におさめていたのは、ハーディンの過失ではなくむしろ故意だった。それによって反乱を誘い、反乱を鎮圧する名目で各国を攻め滅ぼし自分の領地にするための。では何故ハーディンはそのような真似を、第一部で背中を預けたマルスにするのか。一刻も早くハーディンの元へ行き真相を聞き出した...
グルニアの世継ぎたちを救出したオグマであったが、ならずものに取り囲まれてしまった。さすがはぼくらのラングが占領していたグルニアなだけはあって、治安が最悪なのであった。ならず者は大挙して襲い掛かってくるが…途中オグマはシリウスという謎の仮面の男を拾い、彼とツートップで子供たちを守りながら救助を待つとする。ところがまだ初期の面なせいか、オグマもシリウスも強面な顔をしながらあまり強くない。橋に陣取って張...
悪代官ラングをぶちころがすべく、マルスはマケドニアで起きた反乱を鎮圧ついでに女王ミネルバに助力を請いに行く。マケドニアは第一部ではドルーア帝国側に付き、その尖兵として各国で悪さをしていた。それもこれもミネルバの兄であるミシェイル王の野心に、国の将軍たちが乗ったことによる。そこで第一部での戦いの後、国に帰ったミネルバはそんな冒険主義の将軍連中を片っ端から追い出す。それを恨んだ将軍たちは結託し反対にク...
第一部・暗黒戦争編を駆け足で負え、いよいよメインである第二部・英雄戦争編を始めます。アカネイア大陸を司るアカネイア聖王国の王女ニーナは、その同盟国であるオルレアンの王弟ハーディンと結ばれる。ニーナ姫には相思相愛のカミュが居たのだが、彼は戦塵の中に消えた。しかし王制はその血の相続を最も尊ぶ。それが王制の存在意義だからだ。かくして王女ニーナは王家の血を絶やさぬよう、ハーディンを婿に選んだ。ハーディンは...
ファルシオンを手に入れ、全てを取り返したマルス。いや、まだ取り返していないものがある。この広大なアカネイア大陸にかつては存在した、平和だ。かくてマルスは剣を携え、災厄の中心ドルーア帝国の中枢へ攻め込む。…が、山越えをしてすぐ近くの城で佇んでいた敵将をボコボコにしたら終わってしまった。ここはファミコン版では結構な援軍が出てかなり難儀なのだが、まぁ一度やったところだしええかということでSFC版は速攻だ。敵...
星と光のオーブを手に入れたマルスたち。これ大賢者ガトーの元にもっていけばガーネフの闇魔法マフーに対抗する聖魔法…スターライト・エクスプロージョンを作ることができる。ところがそのガトーはよりにもよってマケドニア王城すぐ近くに居を構えている。マケドニアはミネルバの故郷なのだが、彼女の兄である野心家のミシェイル王子はドルーア帝国と勝手に同盟。帝国の版図拡大をせっせと手伝い各地に大迷惑をかけている、中々物...
ガーネフを取り逃がした…というかまともに戦っていたら100%負けていた大敗北を喫したマルスたち。とはいえ別に打ちひしがれることもなく、とりあえず父祖の地アリティアを平定しに踵を返す。八つ当たりに見えなくもない。今アリティアを制圧しているのは、おそらくグルニア国――国王が気弱故にその弱さからドルーア帝国と手を結びアカネイア聖王国を滅ぼした国。ニーナ姫の愛しの人であるカミュが所属する国でもある。大陸随一の騎...
大陸でも名高いミロア大司祭の一人娘であるリンダを仲間にしたマルスたち。その勢いで敵の手に落ちた王宮パレスへ突入する。その城の主であるニーナ様に最後まで忠誠を誓った騎士たちは、捕らえられボコボコにされていた。このままでは死んでしまう。何しろ一人も死なせないプレイをしているので、貴重なワープの魔法でマルスを送り込み反対にボコボコにする。ここまでしたところで助けた彼らは全員戦力外なので即兵舎送りではある...
ニーナ姫を戴き大義名分を得てアカネイア王都へ進撃するマルスたち。途中、ドルーア帝国と手を結んだマケドニア国の兵たちが守る谷を通る。そこには飛龍を駆るミネルバ将軍が居る。ファミコン時代よりかなり美人になっており、仲間のし甲斐がある。もっともこの段階では作戦に従わず部下を引き連れて逃亡してしまう。この地を治める将軍が卑怯な罠を仕掛けているのだが、そんなことはしたくないということだ。きっと彼女なりの哲学...
オルレアン王国はドルーア帝国と手を結んだマケドニア王国によって攻め立てられていた。この地にオルレアン王国や、マルスの故郷アリティア王国の宗主国であるアカネイア聖王国の王女ニーナが匿われている。彼女を頭目として担ぎあげ大義名分を得て、ドルーア帝国への反転攻勢とするべくマルスたちは進軍する。と言うわけで近くの村に入ると、マリクと言う魔導士が居た。以前プレイしたファミコン版では、のほほんとしていたら盗賊...
復活したドルーア帝国によって滅ぼされたアカネイア聖王国は王族が全て打ち取られたが、唯一ニーナ姫だけが生き残る。彼女は同盟国オルレアンに逃げ延び、そこの王族であるハーディンと共に共同戦線を張っている。そこにマルスが参戦し反転攻勢に出ようと言う心積もりのようだ。ファミコン版はこの辺がふんわりしていた気がするので、SFC版で多少わかりやすくなっていてエライ。マルスが匿われていたタリス王国からオルレアンの通...
ファイアーエムブレム紋章の謎を始めます。このゲームは1990年にファミコン用ソフトとして発売された「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」の続編でもある。このブログでは約5年前に記載しているので、興味のある方はこちら。ただ初めてこのシリーズをプレイする人にもわかるように、今作では前作「暗黒竜~」のダイジェストが収められている。シナリオが縮まっていたりキャラがリストラされていたり、またゲームバランスにも微...
■紹介1995年、PC用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1993年に発売されたランスⅣの直系となる続編。3800円という、当時としては非常に低価格で発売されたにもかかわらず、グラフィックが256色対応になって非常に綺麗。YUKIMI女史のデッサン力も磨きがかかっており、過去から追っている老人からすれば涙物であろう。他にも入社したての新人(多分)の織音氏がデザインする初のランス絵も登場。ま...
■基本・基本的にコマンド総当たりで問題無いが、行ける場所が結構広く、地上でフラグ立てた後地下でフラグ立てが多い・そのため下記に攻略チャートを記すが、攻略チャートを見ながらだとすぐ終わってしまうので注意■攻略チャート・ゲーム開始後、ハピネス製薬2Fでコナンに会い、地下迷宮の話を聞く・4Fの第一研究室でジョセフに、第二研究室でローズに合う・5Fのあたりを調べるで部屋を見つける・受付嬢と話し、外に出て独身寮に入...
召喚ちゃんを後ろから色んな意味で襲い掛かったランス。流石の召喚ちゃんもこれにはどうにもならず、散々こまされた挙句逃げてしまった。がははは、正義は勝つのだ。これでクエストはすべて終了。帰りがけキサラを見かけるが、何しろ悲しそうな顔をしている。それはそうだ。すべてを捧げると意を決して体を捧げたバードがとんでもない変態野郎だったからな。まぁ中身はランスなんだが。一番最初にクエストをクリアしたランスは無事...
謎のピンク仮面に助けらたランスたちは土砂から脱出したが、土砂の向こう側からバードたちの声が聞こえる。バードはどうでもいいがキサラが生きているようなので、これは助けねばなるまい。バードはどうでもいいが。向こう側に行く手段を探しにあたりをうろつくランスたちは、ごみの山を越え坂を上り、坂の上を登り切ったところで穴を見つけた。穴から下を見ると…ちょうど土砂に囲まれて八方ふさがりのバードとキサラを発見。キサ...
召喚ちゃんをこます…じゃなかった、倒すため尋常に勝負。しかしさすが召喚ちゃんと言うだけあって強そうなモンスターをゴロゴロ召喚してくる。こいつはいかん、ということで、ランスの下僕・悪魔フェリスを召喚し、心強い戦力とする。ランス3や4をやっている人はフェリスのことは知っているであろう。ランスをだますつもりが逆に騙されて下僕にさせられたかわいそうな悪魔で、その境遇に疲れたのか気だるそうにしている。しかし中...
那々美は養親の期待に応えるため、何度も神社の後を継ぐ儀式を行う。彼女はこれまで何度も体調不良や災難に苛まれてきたが、そんなことに負けるわけにはいかない。何よりも志半ばで死んでしまった養親の実子であり(多分)親友の美那代の為に。そうして何とか儀式の目的地まで来ると、そこに養親の実の子であり、死んでしまった美那代が霊体として現れる。那々美を襲っていた災厄の原因は彼女の運が悪いからという事でなく、霊体と...
レナスが次なる英霊として目を付けた騎士団員のロウファ。彼は、アリューゼが狂戦士となり多数の騎士団員を殺した挙句死んだという事実がどうしても受け入れられなかった。粗暴なようで冷静なアリューゼが自暴自棄になるとは思えない。きっと恩義のある騎士団長――自分の父を手にかけるのを拒んだのだ。そう信頼する。信頼しきる。アリューゼに悪意はないのだから、騎士団がその弟ロイに咎を向けるのは間違っている。なので自分はロ...
チャプターが終了すると、神界の様子が描かれる。神界ではレナスが見出し天界に送った英霊が大活躍し戦況を優位に運ぶ。…予定だったのだが、レナスはこれまで一人の英霊も送っていない。かくしてレナスの所属するアース神族は戦争を優位に運ぶどころかじり貧であり、上司であるフレイ姉さんにとても怒られる。ノルマ未達というやつだ。保険の勧誘か何かのゲームなんじゃないかこれは。イエスマム!と直立して地上へとんぼ返りする...
貴族ベリナスと侍女の阿沙加は互いに恋心を抱いていた。しかし奴隷売買が横行しているこの世界、元奴隷の少女と貴族は釣り合うはずもなく。ベリナスはそれ相応の家柄の妻が居て、阿沙加は分相応の夢を見ることすら畏れ多い。恋慕と諦念の思いが交錯する爛れた生活。しかし、そんな生活はやがて終わりを告げる。ベリナスの妻が死んでしまったからだ。否応なく縮まる二人の距離。阿沙加が夢の一片を手にしたその夜…彼女は死んでしま...
英霊としてはいまいち心許ないラウリィ君を連れてダンジョンで修業を積みつつ世界を巡る。途中見知ったところに出る。オープニングでプラチナと言う少女が死んで?しまったスズランの草原。そこには少女も、彼女を連れだしたルシオもおらず、石碑のようなものだけがあった。オープニングはあまりに意味深すぎたのでレナスの前世がプラチナとか思っていたが、どうもそう単純な話でもないようだ。石碑には死霊が二つまとわりついてお...
次なる英霊は戦死した青年ラウリィ。ただ彼には恋人が居り、彼女のことが気がかりだ。彼女もまたラウリィの戦死を認めていない。戦死の場合遺体が戻ってくるのは稀であるから、遺体をこの目で見ない限り彼女は恋人の死から目を逸らすことができる。母が新しい出会いを薦めても全く取り合わない。一縷の望みにすがる彼女は美しくもあるが、すがったまま歳を重ね、新たな出会いの可能性を自ら潰すのは果たして良いことか。かくして英...
ダンジョンを攻略していくレナス。ジャンプ軌道が独特で自らが作り出した氷柱を乗り継いでいくのも慣れが必要とする。またマップには柱を倒すなどギミックがあり、それによって新たな道が開けていく。敵はシンボルエンカウントだがこちらから斬りつけながら戦闘突入すると先手が取れる…など、このマップでこれからのコツを掴めみが高い。ボスはエルダーヴァンパイア。ヴァルキリーが忌み嫌う不死者で、不死者は不死者を生む。なら...
アリューゼ・ジェラードという二人の英霊(エインフェリア)を導いたヴァルキューレ・レナス。だがこの取れたてホヤホヤのエインフェリアをそのまま神々の戦場に送るわけにはいかない。エインフェリアには勇者適性値というのがあり、新人エインフェリアは大抵低い。これを上げるには彼らを伴ってダンジョン探索、あるいはイベントクリア等で経験値を貯めレベルアップする。そしてレベルアップの際に貰えるCP(キャパシティポイント...
王女ジェラードを間接的に殺した奸臣ロンベルトに立ち向かう傭兵アリューゼ。それは義侠心なのか、常に他人を利用し尽くし自分だけが得にする、どこにでもいる悪人にいい加減辟易していたからか。だがロンベルトは怪しげな術を体得しており、このままではアリューゼに勝ち目はない。既に死して英霊…エインヘリャルとなったジェラードはヴァルキリー・レナスに頼む。アリューゼを助けてくれと。ヴァルキリー的にアリューゼを助ける...
王女ジェラードが変貌させられてしまったグールには、いくら凄腕の傭兵アリューゼであろうと人の身で叶うものではない。が、その刹那妙な人影が彼の前に立った。戦乙女…ヴァルキリーと名乗ったその人影は、彼を助けるために降り立ったのではない。非業の運命に苛まれたジェラードの魂を英霊――エインヘリャルとして迎えるためだった。と言うわけで戦闘が始まる。ここに来てやっとゲームらしくなってくる。戦闘システムはこの当時の...
父を侮辱され、侮辱した傭兵アリューゼに仕返しに来た王女ジェラード。アリューゼを騙す為アンジェラと言う偽名と変装を用い、飽くまでいち市井として接近を図る彼女だったが…やはりと言うか当然というか、一般人のふりをして入った街食堂の料理がことごとく合わず、しまいには酔っ払って寝てしまった。しかもアリューゼの家で介抱されていると、寝相が悪く変装が解け王女であることがバレてしまう。世間知らず王女、ポンコツっぷ...
ヴァルキリー・レナスが神々の戦いにおける英霊(エインヘリャル)候補として目を付けたのは、傭兵のアリューゼ。彼は王の依頼で蛮族をその類稀なる剣技で片付け駆逐。王は賛美の言葉と共に褒章を名誉を授ける…のだが、王は心の中ではこの傭兵を全く尊敬していない。王にとってはこの傭兵もまた別の蛮族に過ぎないからだ。過ぎないのだが、そんな流れ者の力を借りねばやっていけないほど弱いのがこの国。高邁な自尊心を抱きつつも...
ヴァルキリープロファイルを始めます。ちなみに開発はトライエースであり、この会社の前身はウルフ・チーム。ここのブログを読んでいるおっさんならば、ウルフチームの名は聞いたことあるだろう(多分)。88クソゲー会社四天王の一角、日本テレネット内の開発チームだ。いきなり失礼な書き方だが、ウルフチームは後作になればなるほど作品のクオリティが上がっていく。このゲームはそのウルフチーム作品の最終形態…かどうかを見極め...
■紹介1993年、PC9801シリーズ用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1991年に発売されたランスⅢで確立した、人類・魔人・魔王と言う世界観に、闘神という更に新しい概念を追加。後々まで続くランスクロニクルの深みを更に増したという意味で、ランスファンならばプレイする価値はある。ゲーム性や操作性、グラフィック等は現在からみれば当然のことながら、当時としても拙い所は正直多い。だがそれ...
■紹介1993年、PC9801シリーズ用にアリスソフトより発売されたアドベンチャーロールプレイングゲーム。1991年に発売されたランスⅢで確立した、人類・魔人・魔王と言う世界観に、闘神という更に新しい概念を追加。後々まで続くランスクロニクルの深みを更に増したという意味で、ランスファンならばプレイする価値はある。ゲーム性や操作性、グラフィック等は現在からみれば当然のことながら、当時としても拙い所は正直多い。だがそれ...
■大まかなマップ・終盤は浮力の杖や司令エリア近辺に頻繁に訪れるので、メリムをパーティーに入れてルートを覚えておくと良い■最初のフランソワーズが強すぎる・西の塔2階の幸福きゃんきゃんを倒すとレベルが異常に上がるのですぐ倒せるようになる■パーティー・パーティーメンバーによって起こるイベントが変わる(ダンジョン・街中)(志津香が居ないと通れない道、リックが居るとこませない奥さんなど)・メリムを連れて行けば行...
闘神ユプシロンの元に残されたシィルを助け出す為、ランスは三度最終決戦場へ駆ける。そのシィルは…フリークが予期した通り闘神に殺されることは無かったが、闘神のための即席のエネルギー源になっていた。これは魔人に匹敵する戦闘力を持った者と熾烈な戦いをしなければならない事を意味する。そんな面倒なことはやってられないとランスは再び使い魔フェリスを飛ばし、シンシアの時と同様の方法でシィルを助けようとする。が、流...
アリシアと入れ違いに囚われてしまったシンシアを助けるため、ランスは再び闘神ユプシロンの元へ行く。そこでは魔法球にシンシアを閉じ込め傍らに設置し、自身のエネルギー源としていた。傍らに置いたのはランスが魔法球の増幅装置とも言える動力源壊してしまったからかもしれない。何とか助け出しに行きたいものだが、ユプシロンが通せんぼして先に進めない。これではこれまでの戦いと変わらんではないか…正攻法ならば。だがラン...
闘神ユプシロンが復活したのだが、ランスはそんなことはつゆ知らない。ビッチに一旦預けた鍵をまとめて分捕ろうという鬼畜な作戦を実行しに後を追ってみると…ビッチは死んでいた。画面右側の柱に飛ばされ、体がひしゃげ首が外れてしまっている。サークⅢばりの残酷さである。そしてその場に佇む闘神ユプシロンは、人類殲滅指令に則りホイホイやってきたランス達に襲い掛かってきた。取り敢えず戦ってみるが、強いこと以上に無尽蔵の...
魔法使いのイオと引き換えにランスから鍵をせしめたビッチ・ゴルチ。もちろんランスとしてはイオを取り返しあとで鍵もまとめて取り返す、いつのも二兎を追って二兎を取る作戦なのだが。しかしそれは最悪の結果を招こうとしていた。この鍵を以て、闘神ユプシロンの封印が解こうというのだ。その闘神とは一体何なのか。かつて人類は、MMルーンという天才魔導士によって率いられた聖魔教団によって統一された。人類に仇なす魔王や魔人...