第20話過去の出来事20

3日目の説得。最終日。脅してみた。内容は以下の通り。 僕「親父さ～、母ちゃんの事は見てくれとは、もう言わない よ。ただね、先生曰く、もう長くないんだって。親父が朝起き て、母ちゃん死んでたら、どうする？自分で警察呼んで、病院 連絡して、役所の...

第19話過去の出来事19

親父をアルコール依存症の病院に入れる事だった。 僕は、ネットですぐに調べ、問い合わせの電話をした。 病院からは、「2～3日お時間頂けますか？色々と確認致しますので。」 今の僕には、その2～3日さえも待って居られなかったが、 待つしかなかった。祈り...

第18話過去の出来事18

退院出来たら、母親の言う事すべてを聞いてあげよう。と決めた。 当の親父はというと、相変わらずで、、 3度目の入院をして来た母に対して、「なんだ、また入院か？」 僕に対しても、「早く退院して、旨いもんでも食いたいな？」 など、なんの緊張感も無い。 ...

第17話過去の出来事17

脳にアンモニアが入り込み、いわゆる呆け、アルツハイマーのような症状や幻覚のような物が見えてるらしかった。   その後、何とか母親をベットに寝かせ、3度目、親父を入れたら4度目の救急車を呼ぶ。   余談だが、この辺りから、救急隊の方にも、顔を覚えられて...

第16話過去の出来事16

続ける理由は、「アパートのドアを開けたら母が死んでた。」だけは、僕は、嫌だった。   そんな眠れない毎日が3週間ほど過ぎた時に、またしても事件が起きる。帰って部屋に入ると寝室に母が居ない。もう1つの部屋を見ると、、、居た！！ が、何かおかしい。窓際...

第15話過去の出来事15

手を震わせながらサインをした。   母が入院した翌日、お見舞いに行くと、親戚の夫婦が来てくれていた。 僕は、母親と親戚夫婦の3人の顔を見た瞬間に、今までの色々な事が、頭の中で整理されていき、思わず病室には入らず、廊下の片隅で声を殺しながら泣い...

第14話過去の出来事14

だが、ここでも話がこじれて行く。   最初の母の入院のさい、兄は、1度も、たったの1度も面会に来ていなかった。   兄「そんな奴が、心肺蘇生の話しちゃダメだろ？」 確かに、兄の言う通りだが、、、 僕「なんで1回も面会に来なかったの...

第13話過去の出来事13

入院に必要な物の準備をしている自分がいた。   母親の2度目の入院。   この時、先生に「心肺停止になるかもしれないので、心肺蘇生をするかどうか？」を尋ねられる。   僕は、「今、決めなきゃダメですか？」 先生「今です。...

第12話過去の出来事12

僕の頭の中の思考回路は、先生から、その4つの病気と4つの病気の説明の中で、すべて停止した。   そこから、すべてが停止したのを切っ掛けに、僕には、色々な事のスピードが加速していった。   父親も入院してるし、母親が仮退院してる中、 ...

第11話過去の出来事11

親父は完璧にイカれていた。ただ自分の生きてきた過去のプライドだけが、「自我」を支えていたんだと思う。     この事やブログに載せきれていない事、割愛している部分は、その内なんらかの方法で発表？して行きたいと思います。   そんな生活なので、...

第10話過去の出来事10

この日、僕は、最終的な親父への信頼をゼロにした。 そこから、お店を閉めて、夜中1時位～2時位に実家に行く日々がスタート。   母親の寝顔を確認しながら、店で作った自分なりの減塩・消化の良い弁当を届ける日々が続いた。 それも、すべては母親の為！！...

第8話過去の出来事8

さて、話を戻すと、   親父にも、無理やり理解を得て、パソコ ンで、それなりの知識を得た。「つもり」にもなってたし、ボランティアもやって、それなりの、「つもり」になっていた。   そこで「有言実行」   嫁さんに言って、実家に泊まり掛けの、...

入院の為の、お詫び（ブログの内容とは関係ありません。）

出来るだけ毎日、更新を心掛けていましたが、開始早々、体調を崩し、5日ほど入院していました。 今後、出来る限りで毎日更新して行きます。入院時のブログも時期相応でアップします。

第7話過去の出来事7

父親から「解った」と言葉を引きだして、僕は、やった！！と勘違いし、ボランティアをし、少ないデータを手に入れた。 そのボランティアでの経験が、あとに、親父を理解する事になってしまう。この話は、近くに出てくるので、その時に綴ります。 その時の僕は、ボラン...