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  • SI業界の多重下請構造は問題なの?③

    初回の、SI業界の多重下請構造は問題なの?① では、以下のような「多重下請構造における問題点」を洗い出しました。 ●健康保護の問題 ●間接業務の増幅 ●不当な利益 ●人材マネジメント不全 ●価格から抱く期待とのズレ また、SI業界の多重下請構造は問題なの?② では、「何故こんな構造になっているのか?」について考えてみたところ 「日本の現労働法下で必然的に作り上げられた人材供給システム」 ではないのか、という一つの答えを導き出しました。 次は、 「理想の構造とは?」「では、何をどのようにすれば良いの?」 について考えてみたいと思います。 ■理想の構造とは? やはり理想は多重ではないシンプルな構造…

  • SI業界の多重下請構造は問題なの? ②

    前回、SI業界の多重下請構造は問題なの?① では、 多重下請け構造の問題点を洗い出してみました。つぎは、 「何故こんな構造になっているのか?」 「理想の構造とは?」 「では、何をどのようにすれば良いの?」 を順をおって考えてみたいと思います。 ■何故こんな構造になっているのか? 多重下請構造は、大きな会社から、従業員数名の小さな会社まで、数多の会社が商流上で関連している状態です。ここには「①大手に一括して発注される」「②請負元エンジニアだけでは足りない」といった特徴があるように思います。 ①については、ユーザー企業のシステム部門にプロジェクトを統括するマネジメント力・技術力がないことが要因だと…

  • SI業界の多重下請構造は問題なの? ①

    SI業界は、ことあるごとに「多重下請構造」を批判的に論じられていますが、一体何が問題で、どうあるべきなのか?について自分なりの意見を纏めてみました。 最初に今の構造の問題点を洗い出し、その後にその原因について考察してみたいと思います。 ■問題点 仮に日本にいる全てのエンジニアが200人だとし、大手2社に50人ずつ、その他10社に10人ずつ所属する【下請け構造】をモデルに考えてみます。 【下請構造】[大手A社]-50人 ┗[下請けA社]ー10人 ┗[孫請けA社]ー10人 ・ ・ [大手B社]-50人 ┗[下請けB社]ー10人 ┗[孫請けB社]ー10人 ・ ・ ①健康保護の問題通常、所属会社の違…

  • クラウド運用管理、物理環境との違いは?

    クラウド時代の運用業務はどうなるか?ものすごく簡潔に纏められた記事。 ----- 1回で分かる:クラウド運用管理、物理環境との違いは?http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1403/05/news06.htmlーーーーー まー結論は、物理の時とあまり変わらない。ただ、コスト管理はなかったかな! これまでは5年ほど利用することを見込んで、ドカッと投資。どのサーバが、どのビジネスに利用されどのくらいの費用対効果があったか?など測定は困難だったのが、クラウド時代は可視化されるようになるのだというのが大きな気付きです(^^)/ にほんブログ村 //

  • 【インフラエンジニアの将来】 メーカーエバンジェリストの見解!

    先日、Microsoftのエバンジェリストである知人に会い、インフラエンジニアの将来について意見を伺いました。 以下、同氏の見解を備忘録目的で以下に記します。 ▼最近では、開発環境(VisualStudio)上からクラウドの仮想マシンの立ち上げやスケールなどの操作が簡単に行えるようになった。 ▼そして、仮想マシンのサイズ(パフォーマンス)も年々大きくなっているため、例えばロードバランサを絡めた複数台のサーバーなどの複雑な構成のシステムの需要も減りつつあるように思う。 ▼また、あらゆる技術の進化によりインフラ部分を開発者でも操作出来るようになってきている。 ▼小規模なシステムは上記の理由から、イ…

  • 【インフラエンジニアの将来】 キャリアアップするために

    私が思う結論を先に言っちゃうと、これからのインフラエンジニアは 「上流」そして「マルチ」を旗印にキャリアアップを考えるべきだと感じています。 その理由を述べる前に言葉の定義をしておきます。ここで言うインフラエンジニアとはハードウェアやソフトウェアを調達(これからはクラウドプロバイダのサービスを調達)しユーザー企業のシステムインフラをインテグレーションするエンジニアのことです。またネットワークエンジニアやストレージエンジニアなども内包しインフラエンジニアとしています。 まず、ITインフラの変遷を振り返ってみたいと思います。 ざっくりと、①大型汎用機時代 ②ネットワーク時代 ③モバイル・ビックデー…

  • OpenStackDaysに行ってきました!

    会場が御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターということもあり、この手のカンファレンスの中では小ぶりな感はあるものの、2年目の開催で講演会場も満席でしたので注目の高さがうかがえました。 「OpenStackクラウドを最大限利用するには」という講演を聞きました。 瞬時にサーバー・ストレージ・DB等のリソースを構成でき、状況に応じて調整出来きる点。また、管理するツールも多数リリースされOpenStackを基にエコシステムが、成熟段階にあることも分かりました。 ただ、OpenStackに限られたことではありませんが、複雑化するシステムインフラに仮想化に加え今度はクラウド管理と、管理要素が増え、益々複…

  • エンタープライズシステムとクラウドの相性 は悪い!

    何故、エンタープライズシステムのクラウド化が遅かったのかを考えてみました。 【そもそもクラウドの価値ってなんだっけ?】 NISTの定義が前提とはなりますが、 クラウド(IaaS)導入ががもたらす主な価値として「アジリティ」「スケール」「アウトソース」「コスト」をあげることができるかと思っています。 従来のオンプレミスに比べ、圧倒的にシステム調達・構築時間が短縮、変化に柔軟・俊敏に対応できること。⇒「アジリティ」 需要の変動に対して自社では実現不可能なほどの大規模なプロビジョニングができます。⇒「スケール」 そして、耐震・空調などの設備・サーバやストレージ等のハードウェア(場合によってはOSやミ…

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