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運がよかっただけ ―― 21/xx
哲学-思想-政治-戦略-戦術、の並びで、思想より上の概念によれば、不起訴や無罪が選ばれたのかもしれないが、京アニの事件は、政治より下の概念によって、起訴と責任能力と死刑が選択された。控訴は、思想的には妥当の可能性もあり、しかし、政治的には不当になりそうだ。...
2024/01/31 00:00
運がよかっただけ ―― 20/xx
運不運は、誰の所為にもできないこと。努力ではどうしようもない事象。加えて、不運は、誰かの所為にできること。悪口を言い募っても、そんな努力は無駄になる。加えて、運は、自分の所為にできること。努力が報われる事象はこの領域にあって、幸運は、つまり、運と努力の積集合。...
2024/01/30 00:00
運がよかっただけ ―― 19/xx
運が悪いということは、好転が望めない、つまり、自分では変えられないことの多さである。自分は変えられる、他人は変えられない、とするのなら、運が悪いということは、誰かの所為にしていることと同義になる。対して、運がいいということは、好転が期待できる、つまり、自分の所為にできることの多さである。...
2024/01/29 00:00
運がよかっただけ ―― 18/xx
例えば、なりたくてなった病気ではない、例えば、なりたくてなった性格ではない。ひいては、生きたくて生きているのではない。選んで生まれて来た社会でもないし、そもそも、生まれたくて生まれて来たのではない、たいして時間もかけずにそんな思考に行き着く。しかし、それだけでは今日一日は長いから、誰の所為にもできないことの次は、誰かの所為にできることを挙げてみる。同時に、自分の所為にできることを挙げてみる。誰かの...
2024/01/28 00:00
運がよかっただけ ―― 17/xx
もしかして、自分が、将来、青葉被告のような事件を起こしたときには、自分に死刑を言い渡すのがフェア。もしかして、自分が、不運にも、精神疾患になったときでもトレードオフ。そのあたりについては、今のところ、かろうじて、僕は運がよかっただけ。...
2024/01/27 00:00
運がよかっただけ ―― 16/xx
1月25日、京アニの事件の判決公判で、青葉被告に死刑が言い渡された。被害が大きすぎて、取り返しがつかなくて、極刑でも、まるで釣り合いが取れた気がしない。どんな判決でも、きっと虚しさしか残らない。見当違いの誰かの所為にして、何も解決するわけがないのに加害する。ときに、そんな愚かな心性は、僕たち一人ひとりの正体でもあると思う。歪んだ認知を、行動にリンクさせないと決めて、自らの、この虚しさを埋めて行こう。...
2024/01/26 00:00
運がよかっただけ ―― 15/xx
勝った者が、運がよかっただけ、って言うのは聞き流せても、誰かが、あいつは運がよかっただけ、って言うのはウザい。負けた者が、おれは運が悪かっただけ、って言うのはダサい。どうやら、真に受けてはいけないフレーズではあるらしい。...
2024/01/25 00:00
運がよかっただけ ―― 14/xx
運がよかっただけ、というのは、おおよそは、勝った、得をした、成功した者のフレーズに違いない。成功したけれど、自らの努力という成分を、敢えて無化するように誘っている。裏を返せば、成功したのは、努力を重ねて、能力を身につけた結果であり、それは報いられるべき、って価値観が、あまねく伏在していることにほかならない。その裏を返せば、不運にも成功できなかった人たちを、努力をしない、それゆえに無能である、って、...
2024/01/24 00:00
運がよかっただけ ―― 13/xx
自分を変えた、変わった、変えられた、変わった自分を見つけた、そんな経験がある人は、自分とはまったく違う感性や、価値判断で生きている人たちがいることを、当たりまえのこととして知っている。...
2024/01/22 00:00
運がよかっただけ ―― 12/xx
答なんかない、それは正しい。問われているのは、試験の問題ぢゃないから。どこかに答がある、それも正しい。そう思わなきゃ問い続けられないから。大事なのは答ではなくて、正解がない問いを、いくつも立てることなのかもしれない。問い続けることへの耐性は、正解がない問いの多さに比例するだろう。願わくば、答のない問いに耐える力を。...
2024/01/21 00:00
運がよかっただけ ―― 11/xx
やってみて、できなかったことなら、できなかったという結果は出ている。後悔するのではなく、あきらめをつけられる。やらなかったことの結果は誰も知らない。やる前からあきらめをつけるから、行き場を失くした後悔がいつまでも終わらない。やらなかったことは、できるわけがないのに。...
2024/01/20 00:00
運がよかっただけ ―― 10/xx
吉野弘の詩に、 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいいってのがある。 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいいとも書いてある。ウザいな、って思う。正しくて、立派すぎて、説教くさい、って思う。吉野弘は正しいことを言っているから、時として、僕は、彼の詩に傷つけられる。...
2024/01/19 00:00
運がよかっただけ ―― 9/xx
もしも、あの時、籤(くじ)を引いていたら、大吉が出ていたかもしれない。そこから思い描く可能性の振幅は広い。その日以降の人生を変えていた気がする。でも、あの時、籤を引かなかったことを悔やむ者は、昨日も今日も明日も、籤を引かない。...
2024/01/17 00:00
運がよかっただけ ―― 8/x
運がよかった、だけでは幸せにはなれない、そう思っているけれど、運が悪かった、だけではもっと幸せにはなれない、そうも思っている。自分ではどうしようもできないこと、それを運不運と呼ぶのなら、どうしようもできないことに任せて生きるだけでは、幸不幸が成り立たなくなる、そんなふうにも思っている。...
2024/01/16 00:00
運がよかっただけ ―― 7/x
自分が知ることができた出来事や、自分が経験したことは、世の中のごく一部に過ぎない、と考えるだけで、他人を無知とも、愚鈍とも思えなくなる。自分は博識で、繊細であるとも。自分はとても正しくて、正しいことを他人に教えてやろうとも。他人の正しさを否定して、他人を自分のように正しく変えてやろうとも。...
2024/01/15 00:00
運がよかっただけ ―― 6/x
運がいい、悪い、それを回避するためには、行動を起こさなければいい。籤(くじ)を引かなければ、凶は出ない。必ず、確実に、一生に一度も出ない。...
2024/01/14 00:00
運がよかっただけ ―― 5/x
親の年収と子どもの進学には有意な相関がある。当然、例外はあるが、例外という時点で相関を認めている。ひいては、親の学歴と子どもの学歴にも、つまりは、親の年収と子どもの年収にも。格差は連鎖され、固定化される傾向がある。それが抗い難いほどの傾向なら社会問題といえる。いわゆる、親ガチャ、ってやつだ。しかし、おれは親ガチャ外れだから、と言うだけなら、何も解決しない傾向は、必ず、確実にある。...
2024/01/13 00:00
運がよかっただけ ―― 4/x
企業が、かわいい女子だけを採用していたなら、容姿を差別している、って叩かれるだろう。対して、偏差値が高い大学卒の女子だけを採用していても、学歴の差別、学校の格差は問題にはならない。だから、誰にとっても、進学の機会は、特権化された一部の人たちのものであってはならない。...
2024/01/12 00:00
運がよかっただけ ―― 3/x
人は、自分の意思で、主体的な人生を作ることができる。そうでなきゃ自分でなくても、代わりに他人が生きればいい。人の本質、正しい生き方、そんなことは知らない。そんなものがあったとしても、人はそれに沿わなくてもいい。各自の、今日の、ひいては、今の、毎瞬の生き方、考え方が、折り重なって、各自の本質を作り上げて行けばいい。そのために、多様性を尊重し、差別や格差をなくして行こう。誰にとっても、自分の生き方を自...
2024/01/11 00:00
運がよかっただけ ―― 2/x
個々人の多様性を尊重し、差別や格差をなくして、みんなで横並びで生きて行こう、って傾向には、僕たちは、総論としては同意できる。でも、各論としての個人の問題に落とされたときに、社会全体の利益に基づく総論は、時として、個人の利益とは相反し、或いは、個人の埒外にある。例えば、社会の利益を考えて恋愛する者はいない。...
2024/01/10 00:00
運がよかっただけ ―― 1/x
僕が選択できる、ってことは、同時に、僕が選択されない、ってことと引き換えで、僕には選ぶ自由がある、ゆえに、僕は、相手から選ばれない自由、を引き受ける。よって、僕と社会には、競争がつきまとう。...
2024/01/09 00:00
2024年1月 (1件〜100件)
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