ネガティブ予言の読み方-5
◎不浄観から自殺へネガティブ予言を奉ずる教団は多く、ネガティブなヴィジョンを観想させる冥想手法もある。大本神諭や日月神示、黙示録、ラグナロークなどを読んでその内容について瞑想するなどは、そうした観想法の一種と見ることもできる。そうした教団に限らないが、個人がネガティブ予言を信じて生きれば、20年30年単位での長期での生活水準の向上や生活環境の改善などはあまりやらないことになりがちである。具体的には、住宅ローンを組んで住宅を取得する、結婚して家庭を作り子供を設けて子供を大学までは出してやるといった類のことである。そして悲観的な将来の人生に希望が持てなければ、自殺までしてしまうことがある。ある時釈迦は、不浄観の冥想のすばらしさについての説法を行い、比丘たちの胸に迫った。不浄観とは、自分や他人の生きた身体が腐敗・白骨...ネガティブ予言の読み方-5
2021/09/30 05:34