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  • 鳥かごの中の鳥

    こんにちは。いつもお立ち寄りありがとうございます。『鳥かごの中の鳥』詩人mimi鳥かごから抜け出したお前は垂直に落下をした羽をバタつかせがむしゃらになって飛ぼうとしていた飛べなくなるよう羽が細工されていなければお前は転落せずに優雅に飛べていたはずやわらかく気持の良いところに落ちたお前は何事もなかったように立ち上がりピョンピョン跳ねるように興味のある方へ向かったその姿は勇ましかったお前は鳥かごに戻らないことを胸の中で誓った毎日の食事と新鮮な水には後ろ髪をひかれているようだったが飛べることのできる運命を切り裂いた行為が許せなかった鳥かごの中の鳥

  • みぞおちあたりが ...詩

    こんにちは。日頃訪問していただきありがとうございます変化するというのはとても苦しいことだったりしますみぞおちのあたりがもぞもぞしているきりきりした痛みが走る腹が膨らみはじめたぞ風船のようにおおきくなりやがる餓鬼になるとでもいうのかみぞおちのあたりがもぞもぞしているいきなり腹を突き破り頭部らしきものが出てきたぞ次は骨ばった肩だあばらの浮き出た胸がへこんだ腹ががりがりの腰が棒のような足が体液まみれの死体がするりと床に落ちたああ腐りきった俺の心がやっと死んだまだみぞおちのあたりがもぞもぞしている俺はどれだけ腐っているのだ詩人mimi「死体」みぞおちあたりが...詩

  • あいさつ

    あいさつ詩人mimi知り合った頃から車いすで生活しているおばさんは僕に会うたに元気と気にかけてくれる元気だよと答えるとよかった微笑んでくれる元気を引き出すためだったのだと今は認識しているたまに思い出す出来事だ今は空の上で車いすを使うことことなく元気にしているはずだ人生の支えになるというのはこういうことだ出会いは30年前車いすで生活をしていたのはバイト先の少し年上女性のパートさんのお母さん娘は高校を卒業後就職をせず、家の事を両立するためにパートとなったというバイト仲間とお花見行ったりカラオケ行ったりファミレス行っていたな懐かしい弟さんは知的障がいがあり昔からよくひとりで散歩していたことを覚えている同い年の子どもたちから(当時私も子どもだったが)からかわれていたのをよく目にしていた石も投げられていた心無い行為だ弟さ...あいさつ

  • この世界は檻の中ではない

    この世界は檻の中ではない詩人mimiひとり小舟に乗って出港したシャンデリアのような白い雲の下空の青海の蒼に挟まれ僕はうねる波に転覆しないよう呼吸を整え舵を取りながら冒険をしている君に尋ねよう憧れは何でできていると思う新鮮な空気と水が流れている緑豊かな小川のような心から生まれ創られたものだと僕は信じている夜は鋭く襲う波の音にも恐怖を抱き取り残されたような感覚で生存し広く大きな漆黒の水面に映る月と星と共に僕は輝いているこの世界は檻の中ではない

  • ひまわり

    ひまわり詩人mimi畑に植えたひまわりが背より高く育ち青がすみわたる夏空熱愛が広がる愛慕の情硝子の花瓶に黄色いひまわりひまわり

  • 誓い

    朝は夜のつづき今日は昨日のつづき………明日からやるぞ今日は明日への布石行動は半年後の伏線決心は3年後への誓い誓い詩人mimi誓い

  • 日常

    コロナウイルスが騒がれ防護服を看護師や医師事務員まで着だした光景に非日常を感じかかりつけの病院に行くと心臓がバクバクし血圧が上昇したのを覚えている患者もひとりふたり程以前は1時間以上待つこともあった今日かかりつけ医に行った待合室には数名が座り呼ばれるのを待っている防護服姿はもはや日常となり違和感ない定期的に消毒されるカウンターや血圧計椅子やドア全体がありとあらゆるところを拭く光景を目にすると心なしか安心感がうまれこころが緩んでくるそうやって人間は慢心していくのだろうと考えた診察は1分ほどで終わるそれがいいのか悪いのかわからないが気にかかっていることを伝えれば真摯に答えくれるので良しとしよう3日ほど前から熱が出て体調不良を訴えてくる患者が家族に付き添われ来院してきた切迫した声に不安が広がる患者は外で待機しバタバタ...日常

  • 目が覚めてお日様を浴びて朝食リンゴをかじって身支度をしてドアを開けて楽しい夢を投げかけて今日嬉しい夢が追ってける夢をみた悪夢は悪夢は布団の中だけで十分です悪夢よ悪夢おしゃかになれ「悪夢」詩人mimi 夢

  • 雨の晴れ間に

    雨の晴れ間に洗濯物を軒先に出しこれから降っててくるであろう粒を待つ風が気持ちよくて昼ご飯を食べたばかりなので少しウトウトしそうだけれどこれから降ってくるであろう恵みを待つ洗濯物が乾き始めそれだけで気分は高揚数分間雲の切れ間から陽が射す光をジリジリ素肌で感じる椅子の背にもたれて肩の筋が伸びるここまで想うとこれから降るであろう雨が恋しいあの子とあいあい傘をしたこと思い出す洗濯物をとりこむ「キーボードに気持ちを託す7月3日」詩人mimi雨の晴れ間に

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