老いも若きも……。
狭い国土である。島国のせいか、むかしから一致団結しやすかった。もっとも先ごろは、若い外国の方を見かけることが多くなった。ふいに狭い露地から、わらわらと自転車に乗って登場されるから、びっくりする。互いに談笑されるのだが、こちらは、それがまったく理解できない。ともあれ、言葉も風習もことなるところで、職を見つけ、なんとか暮らしておられる若い人たちにエールを送りたい。自分だったらどうだったろう。異国で……。彼らと同じ境遇になっていたら、と考えてしまう。市当局に要望したいこと。彼らとの接点を、たまに設けてはいかがでしょう。互いの違いを認め合う良い機会となる。細かいところまで知るにはおよばない。言葉が通じなくても、人間同士、わかりあえることがある。「まあ、なんとかなるでしょう」こういった態度がいちばんいけないように感...老いも若きも……。
2025/05/22 23:29