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小・中学生の受験奮闘記(徳島版) http://tutortokushima.blog.fc2.com/

徳島県の中学受験・高校受験のこと、学校、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法などを綴ります。

徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。

Shigemi
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2013/08/06

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  • 基準の違い

    人間誰しも、自分の中に基準の物差しがあるものですが、その基準となる物差しは、人によって違いますよね。当然、受験や勉強に関してもそれぞれに違うものです。新年~新学期にかけて、新しい生徒たちと出会う季節には、特にそれを感じます。家庭学習は親がみてやるのが当然というお家もあれば、なぜ親がみなければいけないの?というお家もありますし、家庭学習用の問題集がそろっているのが普通のお家もあれば、そんなものは一冊...

  • コミュニケーション力

    この間も、ある集まりで、地元の公立中の話になって、素行が悪いとか、頭が悪いとか、まぁ、散々なことを言われてましたが、地元公立派の私としては、「そんなこと言わないでよぉ。。。」って気持ちです。地元公立からだって、灘とか、東大理Ⅲとかに行く子もいるんだから。。。ごく稀にしかいないけど。。。wwでも、地元公立中だって、トップの子はちゃんと基礎学で9割以上とるんだから、ひとまとめにするのはどうかと思うんです...

  • パターン暗記は勉強ではない!

    パターン暗記は勉強ではない!と、常々言っていますが、これは、わかっていない子には本当にわからないことなんです。「あわせて」って書いてあるから足す!とか、「ちがい」って書いてあるから引く!とか、低学年で既にやってしまっている子もいるんです。例えば、赤い花と白い花があわせて20本あります。赤い花は白い花より4本多いです。赤い花はぜんぶで何本あるでしょう?こんな問われ方をしたときに、「あわせて」とか「ぜん...

  • 数学もあの手この手で

    数学が苦手な子は、さらっと問題を読んだだけで、「わからん!」とよく言います。「これはね。。。」と解き方を解説するのは簡単ですが、そんなことをして、その場はしのげても、次、また同じ問題で「わからん!」になります。最悪の教え方&習い方だと思っています。では、どうするのがよいか。。。考えるんですよ、ちゃんと。たとえば、図形問題。まずは、問題を声に出して読むところから。「問題、読んでみて」と言うと、ぐじゅ...

  • 試行錯誤の連続

    実は最近、塾用のthreadsを始めたのですが、都会の小学生を持つお母さんたちのスレッドに驚いていますw昔から、都会の中受熱はものすごいのですが、SNSを駆使してさらに加熱してるんですね。。。どうやら、多くの方は「お金で環境を買う」という認識で、私立を受験するらしい。一貫校は高入がないところも多いから、中学で入らねばならない。。。とか、同じレベルの人が集まっているところがトラブルが少なくてよい。。。とか。だ...

  • 頑張る高校生

    卒業生のお母さんから、とっても嬉しいお知らせをいただきました。高校生団体を立ち上げて、活動しているというのです。 ↓NGEI なじぇい https://www.instagram.com/neogenerationintegral/この「NGEI なじぇい」という団体、高校生を主体として徳島の学生の視野を広げる活動をしているそうです。インスタを見たところ、様々なジャンルの人を招いて、話を聞くイベントが定期的に開催されています。中学のころから、とにかく...

  • まず使うこと

    数学、たとえば、因数分解。。。公式を習ったら、とりあえず、使って練習しますよね?公式をノートに何回も書いて覚える人なんていませんよね。とりあえず、最初は見ながらでも、解いてみると思うんです。はじめは簡単なのから、いろいろなパターンを解いているうちに、ちょっと工夫が必要なパターンも出てきて、そうこうしているうちに、公式も完璧に覚えて使いこなせるようになる。英語も同じで、参考書や、テキストの解説ページ...

  • リスニングと発音

    リスニングが苦手という子は、ほとんどの場合、英語がちゃんと読めません。単語の発音がぐちゃぐちゃなんです。ということは、仮に聞こえていても、どの言葉を言ってるのか分からないわけですから、リスニング問題ができるはずがないんですよね。英語を聞いて、ある程度慣れることも大事ですが、同時に、きちんと発音できることも大事なのです。初めて単語暗記するときは、なんとなく、ローマ字にのっとったような読み方をこじつけ...

  • 部屋と頭の中

    以前、コシノジュンコさんが出ているテレビを見ました。シャワーを浴びて、部屋をシンプルにして、デザインに集中すると話していました。部屋がごちゃごちゃしていると、頭の中もごちゃごちゃすると。。。これには共感です。前にも書いたことがある気がしますが、勉強ができる子は部屋がきれいな子が多い。一見、汚くても、自分の中では、どこに何があるか把握できています。勉強ができない子は、たいてい部屋が汚い。そして、どこ...

  • 感情のない言葉

    前回、日本語には標準語と方言があるというお話をしました。さらに今日は、読解力に関連して別の分け方ができるという話をします。最近、新井紀子先生の読解力に関する本が話題です。私も前に取り上げたかと思いますが、最近の子どもたちは、教科書を読むための、あるいは算数の文章題を解くための読解力がなくなってきているという話です。その原因について自分なりに考えてみたのですが、実はそれは、文章に感情がこもっているか...

  • 読解力をつけるには

    言葉を上手に使えるようになることは大切です。それはどなたも異論はないでしょう。読解力について、私も何度も話題にしてきました。その、言葉の力を向上するために何が必要なのかということは、最近様々に語られています。例えばその一つがこの記事です。「小学生時に「読解力」の決定的な差が生じる理由」その基礎・基本は学校の授業では教わらないhttps://toyokeizai.net/articles/-/308700?display=b学校では、細かな助詞助動詞...

  • 公立高校入試 数学

    今年の数学の問題についても考えてみましょう。数学は、生徒があまりやっていない裏をついてきたということと、ちょっとひねりを利かせることで、本当に意味がわかっているのかを確認してきたな、という印象です。どういうことか具体的に説明しましょう。例えば①番は、簡単な問題が並んでいる、俗に1行問題と呼ばれるものですが、今年は難しめでした。(5)に標本調査がでたのはとても珍しく、出ないはずという裏をかいてきました...

  • 公立高校入試 英語

    英語の問題についても、感じたことを書いてみます。今年の⑦番の長文は、今までと何か違うなと感じたので、過去2年間の問題と比べてみました。すると、やっぱり微妙に簡単になっている気がします。2人の会話を中心に話が進んでいきますが、会話なので、文が短めで単語も簡単なものが多いです。3年生で習う文法を使った文章も盛り込まれてはいるのですが、単語の意味がわかれば意味が取れるような文が多い気がします。今まで、英語は...

  • 公立高校入試 国語②

    今年の国語の問題の続きです。④番は古文でしたが、こちらもずいぶんと読みやすい文章でした。設問も抜き出しが多く、今までよりは明らかに簡単だと思います。中学の古文の問題は、作っている側にいつもやる気がない気がするのでまあいいかw、と思うのですが……。⑤番はいつもの作文ですが、これまた、どうしたんだというくらい書きやすい設定になっています。テーマは携帯電話やスマートフォンを使うことのメリット・デメリットなの...

  • 公立高校入試 国語①

    今年(2025年度)の高校入試の問題について、簡単な解説記事を、ホームページにアップしました。気になる方はそちらをご覧いただくことにして、このブログでは、もうちょいフランクに感想を書いてみたいと思います。まずは、国語から。②番は物語文ですが、ずいぶんと読みやすい小説を持ってきたなあ、という印象です。このくらいの文章なら普段の楽しみとしての読書で、読んでいるレベルです。いちいち主人公の心情が文中で解説さ...

  • 能力の差、タイプの違い(その4)

    持って生まれた基本的な能力を最大限に活用する話。。。持って生まれた基本的な能力を基準点だとすると、その基準点よりも低い成績をとっている子と高い成績をとっている子がいると思うんです。その基準点よりも低い成績だった子が、何かの拍子にその活用法を身に付けて、想像を絶する努力をした結果、時々話題になるビリギャルみたいな子を生み出すんだと思います。自分の持ち合わせている能力の活用法を全くわかっていなくて、無...

  • 能力の差、タイプの違い(その3)

    昨日までの話のような、標準的よりも優れた能力を持っている子たちは、少なくとも勉強には向いている子たちです。大した苦痛もなく、それなりにやって、そこそこの成果を出せるのは、この辺りまでかなと思います。では、標準的な能力の子たちはどうでしょう。多くは、そんなに理解力も高くないし、そんなに記憶力も優れているわけではありません。俗に言う普通の子たち。誤解のないように言っておきますが、標準的な能力の子たちを...

  • 能力の差、タイプの違い(その2)

    昨日の記事のような子は、一定数いるにせよ、そんなに多くはいないので、ご安心くださいw今日は、そんなトップ層ではなく、中高一貫校の真ん中より上くらいの子たちを思い起こしてみます。成績だけを見ると同じように見えますが、これまた、タイプがバラバラなんです。よくあるのは、コツコツとそれなりに勉強を頑張っていて、普通に塾にも通っていて、もっと上を目標にしてはいるものの、そのくらいで留まっているタイプ。たぶん...

  • 能力の差、タイプの違い(その1)

    ものすごく能力が高いと感じる子が、時々います。気が向いたら勝手に動画で予習してるし、新しい単元でもスラスラと解説に乗って解いていってくれます。楽しそうに勉強してくれる子です。調子に乗って、古典文法なんかに手を出すと、問題文に出てくる古文の一節を読んでは、「これは、〇〇に出てきた」などと言うし、有名な冒頭部分だったら、その続きを言い始めます。何かで見て諳んじていた模様。。。中1だけど。wとにかく、記...

  • 能力の差、タイプの違い

    子どもたちと一緒に勉強をしていると、能力の差やタイプの違いを実感することがよくあります。人間ですから、みんな同じ、みんな平等とはいきません。こういうことを言うと、目くじらを立てる人も世の中にはいますが、何もかも、皆同じになるはずがないと、私は思っています。と言うか、逆に同じだったら気持ちが悪いし、困ります。なぜなら、それぞれに得意なことが違っているから、社会で役割分担がうまくできるわけですから。み...

  • 教科書のススメ

    おうちで子どもに勉強を教えるとき、子どもが使っている教科書に目を通しているでしょうか?そんなの当たり前でしょ?と思った方も、そんなの見なくても大丈夫と思った方もいると思いますが、やはり、予め、目を通しておくほうがいいと思います。昔とは、色々と変わっていることがあって、小学生は特に、学校で教えられているように教えるほうが子どもの混乱を避けられますし、子どものやる気が削がれる確率が下がります。案外、そ...

  • NHK高校講座

    小学校を卒業して中学へあがるまでの長〜い春休みに、動画ばかり見てる子どもに何かおすすめのものはないか・・・と尋ねられたことがあります。頭の回転の速い子で、先取り学習は進みすぎるぐらい進んでいたので、塾の宿題を増やすのも無意味だし、本は好きで読むのも速いので、読書はすすめるまでもない・・・と思い、おすすめしたものが、NHK高校講座。オンデマンドはもちろん、NHK for Schoolからでも見ることができます。中学...

  • 読むこと、考えること

    以前、ブログでもご紹介したことがありますが、簡単な四則計算だけでする「どっかい算」という市販の問題集を時々使っていました。問題文中の数字を、テキトーに足したり引いたりして、テストで丸をもらってる小学生が多いので、それを防ぐための問題です。つまり、文章中に問題を解くために必要ではない数字がたくさん入っているのです。だから、きちんと読んで、考えないと解けない仕組みになっています。けっこう昔に出版された...

  • 考えること

    昨日の続きのようになりますが、やはり、自分で考えることができるかどうか・・・というのは、勉強をする上でとても大事な部分です。教えられてわかったことと、自分で考えてわかったことの差はとても大きいのです。低学年から、熱心に勉強を見てこられているお母さんも多いですが、考えることに重きをおいているかどうかの差はとても大きく現れてきます。教えられすぎて育った子は、中学生になってもやっぱり考える力は弱いままで...

  • 低学年から大事なこと

    もうずいぶん前の話ですが、ある塾で小学校1年生の算数を教えていたことがあります。小1なんて、お母さんに教えてもらったほうが断然いいのに。。。と思っていましたが、塾にそういうクラスがあったので仕方がありません。その中に、結構すらすらと算数を解く子がいました。テキストも、どんどん進んでいきます。しかし、実は、一番気になる子でもありました。なぜなら、わからない問題にあたると、癇癪を起こすのです。そんなにひ...

  • 第1回基礎学に向けて

    やっと公立高校の入試が終わりました。中3の皆さんお疲れさまでした!そんなタイミングでなんですが、中2の子たちは、次は自分たちの番です。公立の場合、だいたい2月中に学年末テストが終わっていますので、学校進度と同じくらいのペースで進んでいる子は、3月から、新しい計画を作ります。3月から10月くらいの予定です。週1回でカウントすると、だいたい30回弱、授業があります。1学期中間、期末、2学期中間の各定期テスト対策に...

  • かたまりを大きくしていく

    ここまで説明してきたような、書くことで覚える領域を広げていくという方法は、なかなか指導しにくいことです。学校や集合塾では普通は教えてもらえないことだろうと思います。私は、生徒の考える様子や宿題への取り組み方から、そういった書くことで思考が進む、あるいは、書くことでワーキングメモリが広がって賢くなるという認識が持てているかを常に確認しています。それは意識して確認しているというよりも、変な解き方や覚え...

  • 書かない書けない書こうとしない

    ここまで考えてみると、書くことを億劫がってはいけないということになります。書くということは、単なる思考のアウトプット手段にとどまらず、記憶するための良い方法であり、さらに、思考力を高めることにもつながるはずです。たとえば、まとめノートを作るという手法がよく紹介されますが、その時もただ元の文章の文字を書き写すだけではなくて、見て書くべきことを少し覚えたら、なるべく元の資料を見返さないように心がけて、...

  • イメージを保持する領域を広げる方法

    昨日も書いたように、私は見たイメージ(文字情報ではなく絵や写真のような映像の情報)を記憶するのは人並みか、どちらかというと苦手なほうでした。昔、私は物をデザインする仕事に携わっていたことがあるのですが、どうしてもそのデザインをイメージとして覚えなければ上達がない!ということになり、どうやれば視覚的なデザインを覚えられるのかと、いろいろ試したことがあります。かなりの時間、あるひとつのデザインをじっと...

  • 板書をしない

    英語をかたまりでとらえる話をしましたが、これは日本語でも同じことです。ところが、最近は学校で先生の板書が減って、黒板やスクリーンに書いてあることをノートに書き写すということが少なくなっているようです。短い時間で効率よく授業を進めるために、プリントを配布したりアプリを使って資料等を表示して、( )に言葉を書き込ませるといった内容で、スムーズに授業を進めています。さらに、生徒はいつでも資料のデータにア...

  • かたまりでとらえる

    最近の英語教育でよく見かける言葉に、chunk(チャンク)があります。これは、要するに「言葉のかたまり」のことです。主語になる名詞と形容詞、動詞と目的語、前置詞と場所や時間など、といった、ある程度のかたまりで文章をとらえて理解していく学習方法です。例えば以下の例文の場合The boy holding a bouquet in front of that bus stop is Mike.かたまりがわかるようにスラッシュを挿入すると、The boy / holding a bouquet /...

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