世界が静かなその理由

あるいは究極かもしれないこと

雨と映りし、雫厭わぬ翼

翼を折る者、折らぬ者、果たしてまたは畳む者

あの歌は、招かれざる客と共に

銀河を漂うひと

美しい位置

小さな庭の綴り方

花と鳥と羽と花びらと

地上に降りた天の川

桜舞い・・・桜仕舞い

桜とつづくと

走る花

花追い人

星に誘う背

雪のぼんぼり

引き出しの中のカノン

春色の翼

如月のとまどい

本当に住みたいあの場所は

花初め・・・春始め

翼と花と花と翼と

美しい気配

小鳥と暮らすと

鏡よ鏡・・・

星としての世界・・・個々としての世界

彼女の言葉と思いに重ねるのなら・・・

隙間は隙間、そのままに

遠い日のどんぐり・・・夕陽の中のブランコ

ひまわりのオーラ

白く淡く輝く

不完全な楽園

真と信

漂い続ける部屋

あの笑みが意味するもの

冬子の居眠り

本当の時間

青と白もしくは白と青

私の中で響く音

愛の眼差し

あの子が映した銀河の上で

翼奏でるメロディー

本物の交信

翼呼ぶオリオン

夜明けの浜省

巡ると進むと

彼女にとっての紙一重

正直な姫たち

水に映る山

この雨が連れて来たもの

ミスキャスト

の話し

ヒーリングレイン

花の贈り主

翼授けられた者たち

詩を呼んだ歌たち

思い出の中の八月

母たる所以

愛巡るその先

それはひとつの花の中に住む・・

謀であれ論であれ

絵本と現（うつつ）その間

楽しさの感度・・・幸せの密度

印象としての涼

真夜中の羽音

夏は矛盾を引き連れて

同じ雨音は違う音

帰還・・・それは鏡の国から