元は、2022/02/09 20:48に、「おすすめエントリー」カテに投稿した記事
化石哺乳類などについて、気ままに書き連ねている、手描きのイラスト&リサーチブログ。
(名前)Jagroar, サーベル・パンサー, the Saber Panther https://www.deviantart.com/jagroar (管理人のギャラリーページ(英語サイト))
『バトル・ビヨンド・エポック』其の九 '中生代と新生代 ・ 北米トップ級のハイパー捕食動物' (ユタラプトル ♦ 新種剣歯猫 INTERACTION)
元は、2022/02/09 20:48に、「おすすめエントリー」カテに投稿した記事
『バトル・ビヨンド・エポック』其の十一 魁偉❕ 10トン級・竜王と獣王 (アジアステップマンモス(松花江マンモス)♦ トリケラトプス類 ♦ エラスモテリウム INTERACTIONS)
元は、2022/06/03/075903に、「バトル・ビヨンド・エポック」カテに投稿
更新世中期・超獣ライバリー① 🦁 ステップ(モスバッハ)ホラアナライオン VS 剣歯猫 ホモテリウム❕ (次回プレヒストリック・サファリ全景の一部)& ホモテリウムの新しい復元
Mid-Pleistocene Beasts' Rivalry ❶ 🔥ステップ(モスバッハ)ホラアナライオン VS 剣歯猫 ホモテリウムのパック🔥 (⬆ 超大判オリジナルサイズ画像(高画質)※) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved)※この生体復元画は、'Geographic and temporal variability in Pleistocene lion-like felids : Implications for their evolution and taxonomy'(2022)の主任執筆者で、第四紀化石肉食獣…
NTTのgooブログサービスが、2025年11月で終了することとなりました。腹立たしいし残念ですが、何事も終わりがあるものと受け止めてます。 これに伴い、goo運営が推奨しているはてなブログに引っ越してきました。また、アーティストサイトのDeviantArt Jagroarにて英文記述を展開してきましたが、今後は日本語での記述もすることにしました。DeviantArt Jagroarをご覧いただき、よろしければサブスクしてください。gooでは運営から生き物ブログ、絵画ブログ、イラストブログのラベルをいただいていました。 主に新生代の古生物(化石哺乳類)について、鉛筆書きのオリジナル復元画を添え…
『バトル・ビヨンド・エポック』其の十三 『Nothing "Short" of Wonders❕ フラカン初登場・ショートフェイスベア群の世界 :🐼パンダ亜科と👓メガネグマ亜科の古代グマたち』
元々は2023年12月11日に『バトル・ビヨンド・エポック』カテに投稿していた記事の、アーカイブです。
アジアゾウ属(Elephas) の史上最大種、エレファス・アタヴス (recki がパレオロクソドン系統とエレファス系統とに分かたれた話)
サムネ画像はアジアゾウ属(Elephas) の史上最大種、エレファス・アタヴス Elephas atavus を描いた生体復元画 右の長鼻類は、アフリカ産のデイノテリウム科大型種、デイノテリウム・ボザーシ イラスト Illustrations by ©the Saber Panther(All rights reserved) NTT・gooブログサービスが2025年11月に終了することを受けて、gooの運営から推奨されたハテナブログ及び、HPに移転します。 また、DeviantArt Jagroarにて英文記述を展開してきたのですが、あちらに日本語での記述も付加することにしました。なので、当…
巨大陸獣「GFSマストドン」(G. F. S. Mastodon)と、北米マストドン科の進化史!【決定版】
巨大陸獣「GFSマストドン」(Gray Fossil Site's Mastodon) & 北米マストドン科の進化史 更新世後期・氷河期の「アメリカマストドン」(Mammut americanum)に代表されるマストドン科・マストドン属は、ゾウ科・マンモス属と並び、最も有名な化石長鼻類の一つと言っても、過言ではないでしょう。 もっとも、その高い認知度に反して、マストドン科の系統進化史に関する研究は長く手つかずに近い状態だったといえます。これは、マストドン科の進化過程では臼歯形態の変移が小さかったので、歯形態に基づく新第三紀のタクソンの区別・分類が困難であることが理由に挙げられています。しかし、…
(サムネ写真は、管理人撮影のSmilodon populatorの全身骨格) (All rights reserved) ウルグアイ産の特大スミロドン標本のオリジナル復元画を発表し、スミロドン・ポプラトール(Smilodon populator)の殺傷形態やその上顎犬歯機能についても論じたこの記事⏬ プレヒストリック・サファリ 27 特大スミロドンの発見 (+スミロドンの上顎犬歯機能について付記) - the Saber Panther (サーベル・パンサー) ※この復元画は、下記の論文執筆者、AldoManzuetti氏(M.Sc)及びRinderknecht博士によって認定されています(2…
バルボウロフェリスの新分類 & 多様なキャット・フォルムの派生 (前回記事の補足)
前回の記事⏬の補足 ⚔二大サーベル!⚔ スミロドン Smilodon と バルボウロフェリス Barbourofelis 最も特化型の「剣歯猫」の比較 - the Saber Panther (サーベル・パンサー) ThemostextremelyderivedSaber-toothed'cats'🗡スミロドンSmilodon⚔バルボウロフェリスBarbourofelis🗡comparison最も特化型の「剣歯猫」の比較【解説】先の記事で... goo blog 《バルボウロフェリス属 Barbourofelis の分類》最近の複数の分岐系統研究(Robles et al.(2013), W…
⚔二大サーベル!⚔ スミロドン Smilodon と バルボウロフェリス Barbourofelis 最も特化型の「剣歯猫」の比較
The most extremely derived Saber-toothed 'cats' 🗡スミロドン Smilodon ⚔ バルボウロフェリス Barbourofelis🗡 comparison 最も特化型の「剣歯猫」の比較 【解説】 先の記事で、剣歯猫の中で最長の上顎犬歯を持つ形態型=「ダーク型剣歯猫 Dirk-toothed ecomorph」を代表する2タクソン、スミロドン Smilodon とバルボウロフェリス Barbourofelis の咬合状態での上顎犬歯コンディション(露出か格納か)について、論じました。この2タクソンは、ネコ科とバルボウロフェリス科(バルボウロフェリス…
Concealed or Exposed ? 剣歯猫の剣歯コンディションについて
✉Concealed or Exposed⚔ ? 剣歯猫の剣歯コンディションについて 新春ご挨拶に代えて 年末にさしかかったタイミングでのミイラ発表で一躍著名になった剣歯猫、ホモテリウム(Homotherium)。シミター型剣歯猫の最後期のタクソンで、上顎犬歯※の長さは後述するダーク型剣歯猫に比して控えめですが、これまで、咬合状態(閉口状態)でも上顎犬歯が下唇の外に露出するよう復元されることが常でした。2022年の Anton et al. の解剖学的分析(論文タイトルは巻末に明記)により、閉口時、ホモテリウムの上顎犬歯が下唇に包摂され、「隠れていた」という仮説が導かれたのでした。 ※(以下、…
ナトドメリライオン (新しい学説を追記: ナトドメリライオンはホラアナライオンだったのか?)
元は、「プレヒストリック・サファリ」カテにて2019-09-13 01:23:15に投稿
『古代ボア vs 怪物カイマン・プルスサウルス(頭部のみ)』リポスト (へび年を迎えるにあたり)
Entering the Year of the Snake 🐊🐍 'Purussaurus devouring an ancient Boa constrictor' 少し気が早いですが。以前にアップした中新世後期・パンアマゾニアの化石ファウナを描いたオリジナル復元画の、ごく一部のみクロップしたもの(サムネ画質)。かなり大きな作品でして、全体を載せると、ここのブログでは画像が極小に変化してしまうので。 次回は年内に発表したいしそのつもりで進めています。新春一弾目となってしまう場合は了承いただきたい。長鼻類、サイ科、クマ科、イヌ科、ネコ科のいずれの愛好家も楽しめるであろう、とっておきの記事を、…
シミターキャット・ホモテリウム(リポスト) + ホモテリウム・ラティデンスのミイラ発見について詳解を追記
サムネ(ホモテリウム・ラティデンス(Homotherium latidens) 成獣の生体復元画) イラスト by ©the Saber Panther(Jagroar)(All rights reserved) 以下は元々、2020年10月31日に投稿していた記事のリポストとなりますが、今回報告のあったミイラについても、解説を付記しました。 また、ミイラの毛色や耳介、上唇の形状などに合わせて、オリジナルのホモテリウム復元画に、変更も加えました。 シミターキャット・ホモテリウムの核ゲノム解析 史上稀なる長距離追跡型のネコ科動物+追記 マカイロドゥス亜科(剣歯猫)、シミターネコ群の代表的種類であ…
史上最大(最重量)のネコ科猛獣を問う 投票結果 Poll result
あらかじめ伝えておいた、「既知の最も大型(最重量)のネコ科猛獣を問う」投票を実施してみました。 具体的には、ヒョウ亜科(ヒョウ属種)とマカイロドゥス亜科(剣歯猫群)の大型種を対象としています。 化石が断片的で全体サイズの推定が困難なものもありますが、いずれもネコ科史上最大級(それぞれの研究者が査読済み学術論文にて、推定体重400kg以上と出している)が云々される8タクソンを、厳選しました。 例によって私のDAギャラリーサイトのページで実施したもので、主にパレオアーティストたちが投票してくれたものです。 (いずれのイラストも by ©the Saber Panther (Jagroar) (Al…
『食物源を巡る大型肉食獣の熾烈な競合』 投票結果(Poll results)
">The Neogene Eurasia : Super Predators' competition for trophic resources ">Poll ☆ results "> ">中新世中/後期ユーラシア・ファウナにおける、熾烈な獲物源を巡る競合について、この記事で少しく触れましたが、記事中に登場する主な大型肉食獣について、最も '競争力のある' と考えられるタクソンに投票してもらいました。私のDAギャラリーサイトのページで実施したもので、主に、パレオアーティストたちが投票してくれたものです。 "> "> 巨大な「真性」ハイエナ、ディノクロクタ・ギガンテアが最も優勢だろうとの投票…
『Enter the Wilderness』 Part 2(オリジナル油彩絵画)
Enter the Wilderness Part 2 油彩 F50 キャンバス 2023 8/9 iPhone撮影(ブログサムネ用の低画質※)※私はgooブログにおいて、画像ファイルをブログの画像フォルダに落としてから、サムネ用としてアップしているので、これに限らずいずれの画像も小判で低画質です。各作品のオリジナルサイズ、高画質版は、私のギャラリーサイト(ブックマークにアドレス)でご覧いただきたいです。了承願います。 (絵画 Original painting by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved)) 久々、私の絵画作品を失礼…
最大級の剣歯猫の最新報告 南米ウルグアイ産の「ゼノスミルス」 (プラス、『暫定・既知の5大剣歯猫』)
最大級の剣歯猫の報告 南米ウルグアイ産のゼノスミルス(?) サムネ(ゼノスミルス属種(Xenosmilus hodsonae) 生体復元画) All Images and text by ©the Saber Panther(All rights reserved) 【解説】 本日(2024年10月30日)付けで、南米ウルグアイ南部・モンテヴィデオで発見された、鮮新世後期~更新世中期のシミター型剣歯猫(暫定的に、ゼノスミルス属に分類されている)の最大級標本の報告(査読済み学術論文)がありました。(Manzuetti et al., 'Body mass of a large-sized Hom…
驚異☆ 史上稀なる骨砕き型(!)のネコ科猛獣 ❖ 【大型ネコ科の宝庫たる、中新世後期・東南アジア ヒッパリオン動物相】
〈大型ネコ科猛獣の宝庫たる、中新世後期・東南アジア「ヒッパリオン動物相」と、驚くべき「最古のヒョウ亜科」種〉 Bone-crusher Panthera?? Wonderous Miocene Southeast Asia! (超大判オリジナルサイズ画像(高画質)) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) 【場面】 お久しぶりの更新になります。『サーベル・パンサー』の世界へ、ようこそ。 ご覧いただいているのは、中新世後期のタイ北東部・コラートの、鬱蒼たる水辺林の情景。 およそ750万年前・・・ 東南アジア・ヒッパリオン動物相…
〈美獣〉 チーターの史上最大種 ➡『コロッサル・チーター』 パキクロクタも登場する!
チーター属の史上最大種 ➡『コロッサル・チーター(仮名)』 パキクロクタも登場 <Scene> 更新世中期初葉、中国北東部の大平原 およそ80万年前・・・ (⬆ 超大判オリジナルサイズ画像(高画質)※) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) ご覧いただいているのは、「コロッサル・チーター(仮名)」(Acinonyx pleistocaenicus)が、更新世の中型ウマ属種、アルタイウマ(Equus altidens)…
パキクロクタ / 「ジャイアント・ショートフェイスハイエナ」の生体復元画(プレヒストリック・サファリ全景の一部)& パキクロクタ属の系統派生史について新知見を追記
元は、2023-01-31 投稿の記事になります
【決定版】シミター型剣歯猫の分岐系統・進化 ♦ ミッシングリンク・・・ ホモテリウムの祖先とは? および三種の特大種 【解説】
シミター型剣歯猫の分岐系統・進化 ♦ ミッシングリンク・・・ ホモテリウムの祖先とは?♦ および三種の特大種 近年、中国とアフリカにおける複数の新種発見を受けて、シミター型剣歯猫群の分岐系統・進化研究が活発化しています。現状、Machairodontini 「マカイロドゥス族」(旧ホモテリウム族=シミター型剣歯猫群を指す表形分類群)に関する諸々の研究というのは、化石ネコ科のジャンルで最も注目を集めるトピックの一角といえましょう。 現行の「マカイロドゥス族」の系統樹では、中新世中期・後期にユーラシア西方に分布したマカイロドゥス属を基底に置き、アンフィマカイロドゥス属を経て更新世のホモテリウム属に…
『モンスター熊の衝突! フラカン&アルクトドゥス : ジャイアントショートフェイスベアの形態型』 'The G. S. F. Bear Ecomorphs' 投票結果
🐼Monster bears collide! Giant Short-faced Bear Ecomorphs👓Poll Result投票結果 新第三期のパンダ亜科を代表する、大型のハイパーカーニヴォラ・クマの系統、アグリオテリウム族の最大種、フラカン・コフィー。他方は、更新世のメガネグマ亜科を代表する、「ジャイアントショートフェイスベア」こと、アルクトドゥス・シムス。形態的に、ある程度の「収斂」が見られる、クマ科屈指の大型タクソン同士の「超時空interaction」を描出した、 『バトル・ビヨンド・エポック』其の十三 『Nothing "Short" of Wonders❕ フラカン初登…
新記載の巨大シミター型・剣歯猫「アデイロスミルス」 & 〈解説〉現行のマカイロドゥス亜科の分岐系統
新記載のシミター型・剣歯猫「アデイロスミルス」(巨大種) & 〈最新〉マカイロドゥス亜科の分岐系統 (図)中新世後期のアフリカ中部・チャド・トロス・メナーラの主な動物相(旧作)イラスト Images by ©the Saber Panther(All rights reserved) 〈Species〉From front to back: イクティテリウム属種 Ictitherium ebu アデイロスミルス属種(真ん中のネコ科猛獣) Adeilosmilus kabir ディノフェリス属種 (樹上のネコ科猛獣) Dinofelis sp. ゴンフォテリウム属種 Gomphotherium …
★歴代クマ科 サイズランキング 2023’版★ Ursids extant & extinct : Size Ranking
★暫定 ♦Bears extant & extinct : Size Ranking★ 2023 edition(ウルスス・アルクトス・カミエンシス (更新世中期のヒグマ古亜種) 2022年に作成した歴代ネコ科のトップ40サイズランキングに続いて、クマ科についても、同趣旨の暫定ランキングを公開してみます。『史上の5大クマ科動物 'The most Colossal Bears of All time'』のタイトルで作品を発表した当時と比べて、クマ科絶滅タクソンの分類が刷新されたり、未記載だった標本群の形質やサイズが明るみになるといった、新知見の蓄積があります。 ここでサイズというのは原則、平均…
元々の投稿カテゴリーは違っても、トピック的に関連性のある記事を、期間限定で一つのカテにまとめたりしています。この機会にチェーック 「中 / 新 生代インタラクション 特集(期間限定シリーズⅢ)」のブログ記事一覧-the Saber Panther (サーベル・パンサー) 「中 / 新 生代インタラクション 特集(期間限定シリーズⅢ)」のブログ記事一覧です。トラディショナル&オリジナルの絵画芸術、化石哺乳類復元画、英語等について気ままに... goo blog 「巨大奇蹄類 対 肉食動物 特集(期間限定シリーズⅡ)」のブログ記事一覧-the Saber Panther (サーベル・パンサー) 「…
『超級☆長鼻類 ヘッド・トゥー・ヘッド(エントリー全種揃い踏み)』 〈陸獣頂上決戦〉 パレオロクソドン vs コロンビアマンモス 投票結果
元は2022-04-25 22:36:06投稿記事の、アーカイブ投稿です
(全ての恐竜好きに) 『バトル・ビヨンド・エポック』 其の十二 T-レックス と ギガノト ✴ 獣脚類恐竜の両頭 『⚡雷鳴⚡‼ 巨竜の大陸』 ≪画質改善版≫
元々は2022-09-19 00:16:55に投稿した記事の、アーカイブ投稿です(+投票も付記)
タイトルの通りで、画像の表示サイズは小さくなります。私の描画作品は、Deviant Art Jagroarアカウントのギャラリーにてあげています。各動物、植生の形態など詳しく確認できるオリジナルサイズについては、お手数ですが、そちらで見ていただきたいです。 gooブログでは、カスタマイズ可能なテンプレートの記事幅は固定式(変更不可)であるため、大判の画像を伴う場合、どうしても記事の文字列、段落を人為的に調整する必要がありました。アイフォン・スマフォで閲覧する際は、記述の段落が不規則になり、読みにくかったことと思います。今後、その辺も随時修正していくので、閲覧の際の不便さの問題は、解消していくで…
更新世中期・超獣ライバリー② 🐻 ヒグマの史上最大亜種 (次回プレヒストリック・サファリ全景の一部)
Mid-Pleistocene Beasts' Rivalry ❷ 更新世中期ヒグマ(カミエンシス) 引き続き、更新世中期・ユーラシアのマンモスステップを代表する大型動物相を描いた風景画の、一部を紹介しています(鉛筆一本での絵画です)。 前回問いかけた食肉類Xの正体とは、 Images and text by ©the Saber Panther(All rights reserved) コピペなども禁じます(copy and paste isn't authorized) この、ヒグマの古亜種でした❕ 具体的には、更新世中期にユーラシア広範に分布した巨大亜種、Ursus arctos kam…
プレヒストリック・サファリ30 新第三紀、巨大化するイタチ科群(及びそのコンテンポラリーファウナ)※アーカイヴ投稿
※元々は、2021年1月25日 午前2:23:02に発表した記事の、アーカイヴ投稿になります
(新説補足)『二大巨象 ヘッド・トゥー・ヘッド 取り直し』 "エレファス・アタヴス"(アジアゾウ属最大種) vs デイノテリウム
※元々は2022年11月2日 午後20時22分に発表した記事の、アーカイヴ投稿になります
オリジナル絵画作品 『The Unity』 改良版 F50 ナトドメリライオン登場
"The Unity (the second version)" 油彩 F50号 キャンバス 2023 2/27 (ロー・レズ画像 スナップショット) 絵画 Original painting by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved) 久し振りに、私の絵画作品を紹介させてもらいました。同タイトルで去年発表していた作品を、テーマはそのままに、構図を少し変更して制作しなおした、第2ヴァージョンです。ミクロコスモスとしての個と、マクロコスモスとしての宇宙。究極的には全一的次元に至る、という世界観を、作品にしています。ライオンは、自然の畏…
Newly proposed genus Palaeopanthera and its position relative to Neofelis 2023年3月30日発表の最新知見 更新世ウンピョウ 復元画 the Pleistocene Neofelis sp. (hypothetical restoration) Image by ©the Saber Panther(Jagroar)(All rights reserved) ウンピョウ属の基底種について、何度かご質問がありました。以前にも指摘したように、ウンピョウ系統は熱帯雨林に分布してきたこともあり、化石が残りにくいことが言及されて…
「ブログリーダー」を活用して、saberpantherさんをフォローしませんか?
元は、2022/02/09 20:48に、「おすすめエントリー」カテに投稿した記事
元は、2022/06/03/075903に、「バトル・ビヨンド・エポック」カテに投稿
Mid-Pleistocene Beasts' Rivalry ❶ 🔥ステップ(モスバッハ)ホラアナライオン VS 剣歯猫 ホモテリウムのパック🔥 (⬆ 超大判オリジナルサイズ画像(高画質)※) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved)※この生体復元画は、'Geographic and temporal variability in Pleistocene lion-like felids : Implications for their evolution and taxonomy'(2022)の主任執筆者で、第四紀化石肉食獣…
NTTのgooブログサービスが、2025年11月で終了することとなりました。腹立たしいし残念ですが、何事も終わりがあるものと受け止めてます。 これに伴い、goo運営が推奨しているはてなブログに引っ越してきました。また、アーティストサイトのDeviantArt Jagroarにて英文記述を展開してきましたが、今後は日本語での記述もすることにしました。DeviantArt Jagroarをご覧いただき、よろしければサブスクしてください。gooでは運営から生き物ブログ、絵画ブログ、イラストブログのラベルをいただいていました。 主に新生代の古生物(化石哺乳類)について、鉛筆書きのオリジナル復元画を添え…
元々は2023年12月11日に『バトル・ビヨンド・エポック』カテに投稿していた記事の、アーカイブです。
サムネ画像はアジアゾウ属(Elephas) の史上最大種、エレファス・アタヴス Elephas atavus を描いた生体復元画 右の長鼻類は、アフリカ産のデイノテリウム科大型種、デイノテリウム・ボザーシ イラスト Illustrations by ©the Saber Panther(All rights reserved) NTT・gooブログサービスが2025年11月に終了することを受けて、gooの運営から推奨されたハテナブログ及び、HPに移転します。 また、DeviantArt Jagroarにて英文記述を展開してきたのですが、あちらに日本語での記述も付加することにしました。なので、当…
巨大陸獣「GFSマストドン」(Gray Fossil Site's Mastodon) & 北米マストドン科の進化史 更新世後期・氷河期の「アメリカマストドン」(Mammut americanum)に代表されるマストドン科・マストドン属は、ゾウ科・マンモス属と並び、最も有名な化石長鼻類の一つと言っても、過言ではないでしょう。 もっとも、その高い認知度に反して、マストドン科の系統進化史に関する研究は長く手つかずに近い状態だったといえます。これは、マストドン科の進化過程では臼歯形態の変移が小さかったので、歯形態に基づく新第三紀のタクソンの区別・分類が困難であることが理由に挙げられています。しかし、…
(サムネ写真は、管理人撮影のSmilodon populatorの全身骨格) (All rights reserved) ウルグアイ産の特大スミロドン標本のオリジナル復元画を発表し、スミロドン・ポプラトール(Smilodon populator)の殺傷形態やその上顎犬歯機能についても論じたこの記事⏬ プレヒストリック・サファリ 27 特大スミロドンの発見 (+スミロドンの上顎犬歯機能について付記) - the Saber Panther (サーベル・パンサー) ※この復元画は、下記の論文執筆者、AldoManzuetti氏(M.Sc)及びRinderknecht博士によって認定されています(2…
前回の記事⏬の補足 ⚔二大サーベル!⚔ スミロドン Smilodon と バルボウロフェリス Barbourofelis 最も特化型の「剣歯猫」の比較 - the Saber Panther (サーベル・パンサー) ThemostextremelyderivedSaber-toothed'cats'🗡スミロドンSmilodon⚔バルボウロフェリスBarbourofelis🗡comparison最も特化型の「剣歯猫」の比較【解説】先の記事で... goo blog 《バルボウロフェリス属 Barbourofelis の分類》最近の複数の分岐系統研究(Robles et al.(2013), W…
The most extremely derived Saber-toothed 'cats' 🗡スミロドン Smilodon ⚔ バルボウロフェリス Barbourofelis🗡 comparison 最も特化型の「剣歯猫」の比較 【解説】 先の記事で、剣歯猫の中で最長の上顎犬歯を持つ形態型=「ダーク型剣歯猫 Dirk-toothed ecomorph」を代表する2タクソン、スミロドン Smilodon とバルボウロフェリス Barbourofelis の咬合状態での上顎犬歯コンディション(露出か格納か)について、論じました。この2タクソンは、ネコ科とバルボウロフェリス科(バルボウロフェリス…
✉Concealed or Exposed⚔ ? 剣歯猫の剣歯コンディションについて 新春ご挨拶に代えて 年末にさしかかったタイミングでのミイラ発表で一躍著名になった剣歯猫、ホモテリウム(Homotherium)。シミター型剣歯猫の最後期のタクソンで、上顎犬歯※の長さは後述するダーク型剣歯猫に比して控えめですが、これまで、咬合状態(閉口状態)でも上顎犬歯が下唇の外に露出するよう復元されることが常でした。2022年の Anton et al. の解剖学的分析(論文タイトルは巻末に明記)により、閉口時、ホモテリウムの上顎犬歯が下唇に包摂され、「隠れていた」という仮説が導かれたのでした。 ※(以下、…
元は、「プレヒストリック・サファリ」カテにて2019-09-13 01:23:15に投稿
Entering the Year of the Snake 🐊🐍 'Purussaurus devouring an ancient Boa constrictor' 少し気が早いですが。以前にアップした中新世後期・パンアマゾニアの化石ファウナを描いたオリジナル復元画の、ごく一部のみクロップしたもの(サムネ画質)。かなり大きな作品でして、全体を載せると、ここのブログでは画像が極小に変化してしまうので。 次回は年内に発表したいしそのつもりで進めています。新春一弾目となってしまう場合は了承いただきたい。長鼻類、サイ科、クマ科、イヌ科、ネコ科のいずれの愛好家も楽しめるであろう、とっておきの記事を、…
サムネ(ホモテリウム・ラティデンス(Homotherium latidens) 成獣の生体復元画) イラスト by ©the Saber Panther(Jagroar)(All rights reserved) 以下は元々、2020年10月31日に投稿していた記事のリポストとなりますが、今回報告のあったミイラについても、解説を付記しました。 また、ミイラの毛色や耳介、上唇の形状などに合わせて、オリジナルのホモテリウム復元画に、変更も加えました。 シミターキャット・ホモテリウムの核ゲノム解析 史上稀なる長距離追跡型のネコ科動物+追記 マカイロドゥス亜科(剣歯猫)、シミターネコ群の代表的種類であ…
あらかじめ伝えておいた、「既知の最も大型(最重量)のネコ科猛獣を問う」投票を実施してみました。 具体的には、ヒョウ亜科(ヒョウ属種)とマカイロドゥス亜科(剣歯猫群)の大型種を対象としています。 化石が断片的で全体サイズの推定が困難なものもありますが、いずれもネコ科史上最大級(それぞれの研究者が査読済み学術論文にて、推定体重400kg以上と出している)が云々される8タクソンを、厳選しました。 例によって私のDAギャラリーサイトのページで実施したもので、主にパレオアーティストたちが投票してくれたものです。 (いずれのイラストも by ©the Saber Panther (Jagroar) (Al…
">The Neogene Eurasia : Super Predators' competition for trophic resources ">Poll ☆ results "> ">中新世中/後期ユーラシア・ファウナにおける、熾烈な獲物源を巡る競合について、この記事で少しく触れましたが、記事中に登場する主な大型肉食獣について、最も '競争力のある' と考えられるタクソンに投票してもらいました。私のDAギャラリーサイトのページで実施したもので、主に、パレオアーティストたちが投票してくれたものです。 "> "> 巨大な「真性」ハイエナ、ディノクロクタ・ギガンテアが最も優勢だろうとの投票…
Enter the Wilderness Part 2 油彩 F50 キャンバス 2023 8/9 iPhone撮影(ブログサムネ用の低画質※)※私はgooブログにおいて、画像ファイルをブログの画像フォルダに落としてから、サムネ用としてアップしているので、これに限らずいずれの画像も小判で低画質です。各作品のオリジナルサイズ、高画質版は、私のギャラリーサイト(ブックマークにアドレス)でご覧いただきたいです。了承願います。 (絵画 Original painting by ©the Saber Panther サーベル・パンサー(All rights reserved)) 久々、私の絵画作品を失礼…
最大級の剣歯猫の報告 南米ウルグアイ産のゼノスミルス(?) サムネ(ゼノスミルス属種(Xenosmilus hodsonae) 生体復元画) All Images and text by ©the Saber Panther(All rights reserved) 【解説】 本日(2024年10月30日)付けで、南米ウルグアイ南部・モンテヴィデオで発見された、鮮新世後期~更新世中期のシミター型剣歯猫(暫定的に、ゼノスミルス属に分類されている)の最大級標本の報告(査読済み学術論文)がありました。(Manzuetti et al., 'Body mass of a large-sized Hom…
〈大型ネコ科猛獣の宝庫たる、中新世後期・東南アジア「ヒッパリオン動物相」と、驚くべき「最古のヒョウ亜科」種〉 Bone-crusher Panthera?? Wonderous Miocene Southeast Asia! (超大判オリジナルサイズ画像(高画質)) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) 【場面】 お久しぶりの更新になります。『サーベル・パンサー』の世界へ、ようこそ。 ご覧いただいているのは、中新世後期のタイ北東部・コラートの、鬱蒼たる水辺林の情景。 およそ750万年前・・・ 東南アジア・ヒッパリオン動物相…
チーター属の史上最大種 ➡『コロッサル・チーター(仮名)』 パキクロクタも登場 <Scene> 更新世中期初葉、中国北東部の大平原 およそ80万年前・・・ (⬆ 超大判オリジナルサイズ画像(高画質)※) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) All images by ©the Saber Panther(All rights reserved) ご覧いただいているのは、「コロッサル・チーター(仮名)」(Acinonyx pleistocaenicus)が、更新世の中型ウマ属種、アルタイウマ(Equus altidens)…
元は、2023-01-31 投稿の記事になります
シミター型剣歯猫の分岐系統・進化 ♦ ミッシングリンク・・・ ホモテリウムの祖先とは?♦ および三種の特大種 近年、中国とアフリカにおける複数の新種発見を受けて、シミター型剣歯猫群の分岐系統・進化研究が活発化しています。現状、Machairodontini 「マカイロドゥス族」(旧ホモテリウム族=シミター型剣歯猫群を指す表形分類群)に関する諸々の研究というのは、化石ネコ科のジャンルで最も注目を集めるトピックの一角といえましょう。 現行の「マカイロドゥス族」の系統樹では、中新世中期・後期にユーラシア西方に分布したマカイロドゥス属を基底に置き、アンフィマカイロドゥス属を経て更新世のホモテリウム属に…
🐼Monster bears collide! Giant Short-faced Bear Ecomorphs👓Poll Result投票結果 新第三期のパンダ亜科を代表する、大型のハイパーカーニヴォラ・クマの系統、アグリオテリウム族の最大種、フラカン・コフィー。他方は、更新世のメガネグマ亜科を代表する、「ジャイアントショートフェイスベア」こと、アルクトドゥス・シムス。形態的に、ある程度の「収斂」が見られる、クマ科屈指の大型タクソン同士の「超時空interaction」を描出した、 『バトル・ビヨンド・エポック』其の十三 『Nothing "Short" of Wonders❕ フラカン初登…
新記載のシミター型・剣歯猫「アデイロスミルス」(巨大種) & 〈最新〉マカイロドゥス亜科の分岐系統 (図)中新世後期のアフリカ中部・チャド・トロス・メナーラの主な動物相(旧作)イラスト Images by ©the Saber Panther(All rights reserved) 〈Species〉From front to back: イクティテリウム属種 Ictitherium ebu アデイロスミルス属種(真ん中のネコ科猛獣) Adeilosmilus kabir ディノフェリス属種 (樹上のネコ科猛獣) Dinofelis sp. ゴンフォテリウム属種 Gomphotherium …
★暫定 ♦Bears extant & extinct : Size Ranking★ 2023 edition(ウルスス・アルクトス・カミエンシス (更新世中期のヒグマ古亜種) 2022年に作成した歴代ネコ科のトップ40サイズランキングに続いて、クマ科についても、同趣旨の暫定ランキングを公開してみます。『史上の5大クマ科動物 'The most Colossal Bears of All time'』のタイトルで作品を発表した当時と比べて、クマ科絶滅タクソンの分類が刷新されたり、未記載だった標本群の形質やサイズが明るみになるといった、新知見の蓄積があります。 ここでサイズというのは原則、平均…