NBRPニホンザル、奄美大島の民間施設のサルは京大ヒト行動進化研究センター第2キャンパスへ移送か?
NBRP「ニホンザル」運営委員会がサルの奄美大島のサルの移送を了承か? 実験用ニホンザルの繁殖・供給プロジェクトであるナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「ニホンザル」の廃止を求める署名を皆さまにお願いしているところですが、このプロジェクトでは、繁殖を終了した委託先の奄美大島の民間施設(株式会社奄美野生動物研究所)で飼育されるおよそ250頭(問題が表面化した2017年当時)のサルをどうするのかが、ずっと課題になっています。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://animals-peace.net/experiments/nbr-monkybreeding-costreduction.html target=] 当事者である研究機関からは結論が出たのかどうかの回答がなかなか得られませんが、既に奄美大島から50頭のニホンザルが愛知県犬山市の京都大学ヒト行動進化研究センター(旧・霊長類研究所)に移されたことが判明しています。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://animals-peace.net/experiments/nbrp-50monkeys-from-amami.html target=] さらに、この件に関連するのかどうかははっきりはしませんが、昨年、日本霊長類学会の学会誌『霊長類研究』2024 年 40 巻 2 号掲載の「保全・福祉委員会からのお知らせ」に以下の記述がありました。NBRP「ニホンザル」の運営委員会についての報告で、「ニホンザルの移動について審議され採択されました」と書かれています。 特定動物の飼養・保管許可が500匹から700匹にふえていた! さらに、愛知県に開示請求した文書が届いたので確認したところ、京都大学ヒト行動進化研究センターの第2キャンパス(善師野小野洞)のニホンザルに関する特定動物の飼養・保管許可の飼育数(飼育できる上限の数)が、500匹から700匹にふえていました。 動物愛護センター内で許可について伺いを立てる稟議書のような書類のなかに、手書きで「現許可は500頭ですが、将来的に増える可能性があるとの事で今回700で申請」と書かれています。実際に、許可は700匹で出されています。これが、2023年4月のことです。 いきなり200匹も増加する
2025/01/31 17:19