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  • 枝垂れ梅 満開

    中庭の枝垂れ梅が満開になりました。この枝垂れ梅は、12年前、本堂改築の後、庭を整備する折に、松山から移植されたものです。マンション建設の為、取り壊される庭から、万福寺にもらわれて来たのです。元は太宰府から松山に運ばれたそうで、住職が昨年、「令和の梅」と名付けました。枝垂れ梅満開

  • 浦戸の報恩講

    2月4日から3日間、浦戸地域の報恩講をお参りしました。他の所は年末までに報恩講を終えるのですが、浦戸だけは2月に参ります。この地域は、温州みかんの栽培が、早くから盛んで、今のように専用の倉庫がない時代(昭和中期ごろまで)、仏間の畳をはいで、そこにみかんを並べて貯蔵したそうです。それで収穫時期を避けて、2月の報恩講になったのです。当時、みかんは高級品で、宝物のようだったそうです。そのみかんで子どもを学校にやったという話を今でも聞きます。仏間は、臨時のみかん貯蔵庫となっていましたが、そうした間でも仏壇の前の一畳は残しておき、新聞紙を通路に、毎朝夕のお勤めを欠かさずしてきたというお話も聞きます。仏事より生業を優先させているようにも思えますが、生業と念仏生活が同居しているこの話が好きです。浦戸の皆さん、お世話になりまし...浦戸の報恩講

  • 2月の言葉

    「世の中にはすぐにわかるものとすぐにはわからないものの二種類がある」映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』から、いただきました。劇中で紹介されていた掛軸なんと読むかわかりますか?「智あらば苦しからず」と読むそうます。また、上からそのまま読めば「ふくはうち」となります。この絵は大津絵の「鬼の念仏」と呼ばれているものだそうです。劇中では更にの掛け軸に書かれている文字も重要になります。『聴雨』「雨の日は雨を聴く五感を使って全身でその瞬間を味わう雪の日は雪をみて夏の暑さを冬は身の切れるような寒さを」これが、タイトルの「にちにちこれがよい日」に繋がります。とても、良い映画でした。樹木希林さんのすり替えなしのお手前も素晴らしかったです。2月の言葉

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