俗人の楽しみ:6 邪魔遊び
子供には何かの邪魔をしてみるという遊び方があります。大人になって、邪魔遊びの癖の抜けない人もいます。類は友を呼ぶのことわざどおり、同じ遊び癖の人にはすぐに仲間ができます。そんな遊び仲間が、政党の名を借りて大掛かりな邪魔遊びを始めると、自分たちが政治に参画しているような集団錯覚に陥ります。それらの錯覚集団には、ものごとを進める力はなくても、手慣れた邪魔遊びのタネには事欠きません。政党の名がつけば、国会に議席を得て、遊びにしては十分過ぎる議員歳費と政党助成金を受け取りながら邪魔遊びを続けられます。国会は奇妙なところで、議員が長期の登院拒否や審議拒否という邪魔遊びにふけっても罰則を受けません。このような邪魔遊びが、その国を10年先20年先にどう衰退させていくのか、それは遊び呆けている当人たちのあたまには考えも及ばない...俗人の楽しみ:6邪魔遊び
2019/11/30 09:40