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緋衣汝香優理☆水迷宮 http://kayuli.blog.fc2.com/

人形作家、緋衣汝香優理のお仕事と日常 制作記録や展示などの案内、時々猫話もあります

緋衣汝
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2013/03/02

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  • ちっこいさんでやろうと思ってた其の1

    ちっこいさんでやろうと思ってた其の1ネオジウム関節。昨年、舘野桂子さんのむっちり可愛い天使ちゃんを観にいった時、ご本人様が翼は着脱可能なの、と取り外して見せて下さった。え”〜〜!!何?磁石??内蔵でも発揮する強い磁力すげえ!!!てなったのよね。ちっこいのならコレで関節できるんじゃね?と。で、やってみた。まあ、簡潔に云おう。失敗した。笑磁石にはN極S極あって反発する。だから磁石同士が最も強い磁力を発揮...

  • ホムンクルスの夢

    さて、大分以前に書いていたものの顛末を報告しとこうかな。「カタをつけたい」コレに書いた色々の顛末、ね。”小さなベビーの原型もちゃんと仕上げるつもりだったのに”コレ、手足繋げて仕上げた。胡粉作業は青年たちと最小球体関節人形とほぼ同時期。ホムンクルスの夢だわね。「「ルリケ―聖遺物の表徴―」展、搬入」此の展示に出した出した剣先標本瓶入りの嬰児、コレがホムンクルスの初作。 実は此の時剣先標本瓶に収めるつも...

  • 自分史上最小球体関節人形

    先日出来上がった自分史上最小球体関節人形がコチラ。フル関節ではコレいっぱいいっぱいのサイズ。幼児体型のちびすんより身長は少し高いけどちびすんは四ツ活。まあ関節数が違うよね。頭はちびすんより小さいんだよ。手はもう少し小く出来たら良かったかも。でも限界だったの。手に持つとこんな感じ。サイズ感伝わるかなあ・・・。ちっこいさんは型取りした。やってみたい事が幾つかあってね。其の1、は只今健闘中。コレは中々笑...

  • 20年越しのヤケクソ??

    さて、印刷会社さんにデータPDF変換して送り、今度は色見本めっちゃプリントした。用紙もインクもどんどこ消費。困るのは用紙切れて買いに行っても在庫切れが何度かあったこと。近所の店片っ端から回って在庫なくてネットで購った。だけど届くの思ったより遅かったし届いて再開するや否やあっという間に使い果たした。空振りは時間の無駄だし、今度は電話で入荷したか確認してから店に行った。ぶもーー!!田舎あるあるなん?まあ...

  • 合間合間に・・・

    さて、自費出版の為に胸像を最優先にはしたが、胡粉作業は塗りと鑢の繰り返しで、乾き待ちがあったりするから作業効率的に他の作品の胡粉塗りも並行して行った。胸像は油彩仕上げにしたが油彩は水彩よりも乾くのに時間が掛かるのでその乾き待ちの内に他の作業を挟んだりもしたから、最優先とは云っても他に何もやらずにいた訳ではない。此の間に青年たちや三ツ折、最小サイズ関節人形が出来上がっていったのだ。胸像は撮影の為に制...

  • 私の役者さん

    私は等身大子供人形を役者さんの様に思っている。子役だが人形。動かない、喋らない、おとなしい子どもたちだ。セッティングで無茶したって嫌がらない、一寸待って、も文句云わない。時が経っても成長もしない。人間の子役ではありえないでしょ?笑絵でも写真でも私は物語性のあるものが好きだ。沢渡朔の「少女アリス」は今でも私の中の最高峰。勿論ジョック・スタージス、サリー・マンの実存に迫る作品も好き。でも自分で描くなら...

  • エライコッチャの再始動④

    「WALL CHILDREN」の犯人像は明瞭りと姿はなくとも暈りと気配だけは入れ込んでいた。例えば猫飼ってるんだな、とかまあ、色々。姿にするにあたって此の男の子供時代を薄らとでも描かねばならなかった。ではどの子にする?「WALL CHILDREN」に登場する少年少女は除外。其れ以降に制作した等身大少年は3体ある。どの子が適役?・・・ハニバルだな。ハニバルのオトナヴァージョン・・・眼と髪の色は合わせよう。髭面にしたいな。出来...

  • エライコッチャの再始動③

    さて、なんとか印刷会社も決まり、酒飲みながらとつおいつ考えに耽った。伽井丹彌夫妻にお世話になった帯広ロケでの思い出を辿ったり、出版社数社に持ち込んだ事や、何かと力になってくれた由良瓏砂ちゃんの事を考えたり・・・。撮影は殆ど独りで行ったが、1枚だけ子供達に手伝って貰った事があった。戸外で風に揺れる洗濯物の写真だ。「WALL CHILDREN」の内容が内容なので子供達に写真は見つからない様にしていた。・・・でも終活...

  • エライコッチャの再始動②

    さて、前にも書いた覚えがあるが印刷は安くなった。私の若い頃はオンデマンド印刷なんてなかったからね。活版印刷、オフセット印刷。初めての個展(1986年だよ?)のDMを刷る時、ポストカード、モノクロ印刷でも4〜5万はした。カラーだと10万前後したと思う。今ではポストカードなんてフルカラーで何千円で刷れたりするので若い人は吃驚するだろう。昔自費出版なんて100万以上は当然だった。今ならもっと安いのでは?と調べ始めた...

  • エライコッチャの再始動①

    もう知っている人も少ないだろうが、2005年、「GOLDEN YEARS」という展示を銀座で催した。6歳児等身大少年人形5体の展示、そして写真作品を映像にして流したのだ。「GOLDEN YEARS」と「WALL CHILDREN」の2作品。「GOLDEN YEARS」の方は Youtube に投稿しているので興味のある人はご覧下さい。ブログのPC版なら右のバーにリンク貼ってあります。さて、もう一つの写真作品「WALL CHILDREN」。此れは倫理的に大分問題あるので会場で...

  • ブログ放置したが作品の放置組に取り組んでた

    ブログめっちゃ放置した。画像は3face marotte とか「花と鉱石」「骨の檻」位迄載せてるね。此の後赤ずきんの型から制作した和幼女や、座敷童子も完成した。3face marotte の構造の記録として手元に置くものも完成。「花と鉱石」を創る元になった半尻の作品、「サルマキスの罪業、或いはヘルマプロディトスの憂鬱」も出来上がった。放置してた小さいベビー原型もちゃんと一体にして此れも仕上げ、標本瓶に納めた。中サイズの標本瓶...

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