奈良時代、能登半島は羽咋の浜。 当時、能登は大陸の国家・渤海との交易の窓口であった。 ある日、素潜り漁で生計を立てる少年ヒコナの前で、異国の船が難破する。 ようやく助け出した異国の老人キュロスはひとつの瑠璃の壺を大事に抱えていた。 彼は大陸で出会った日本人の友人にこれを届けるために日本に来たという。 それが人生最後の望みだという老人に請われたヒコナはともに都へと旅立つのだが…
NHK-FMのラジオドラマ番組、青春アドベンチャー・アドベンチャーロードなどの紹介ブログです。
NHK-FMのオーディオドラマ「青春アドベンチャー」の紹介ブログです。前身番組の「サウンド夢工房」・「アドベンチャーロード」等も含みます。一応「格付」するなど評価・評論風のことも書いていますが、堅い話はともかく雑談・脱線ありありで、オーディオドラマを中心とした楽しい世界を紹介します。リンクフリーです。
世間がコロナ禍に揺れる2020年の夏。 何もできなかった高校1年の一学期が終わった日の帰り際、久保麻里子は担任の先生から同級生・百瀬ゆいの教科書を持ち帰るように頼まれる。 一度口を聞いたことがあるだけで友達でも何でもないゆいに関わることに躊躇する麻里子だが、教科書を届けた際のゆいの家人の様子がどうにも気になり、家出したというゆいの行方を探しはじめることになった。 本当であれば合唱コンクールに向けて頑張っていたはずの夏休み。 こんなはずじゃなかった夏休みだが、こんなはずじゃなかったのは自分だけではないはず。 今自分にできること、したいことは、ゆいを探すことのはずだ。
ヨコハマ・ジャスミンホテル 作:吉田小夏(青春アドベンチャー)
関東大震災から3年後の横浜。 客と揉めて洋食屋を追い出された清水桂吉(けいきち)が転がり込んだのは、本牧にあるジャスミンホテルというチャブ屋、すなわち外国人相手の娼館だった。 コックの見習いとして働く桂吉だが、トラブルに巻き込まれながらも横浜に拘る桂吉には横浜でないといけない理由があった。 それは人探し。 サファイアの指輪を持つ女とルビーのついた懐中時計を持つ男を探すために桂吉は横浜に来たのだ。 異人ではないけど青い瞳を持つふたりを。
高校1年になって早3カ月。現実世界で楽しく生きることは諦めた。 だって俺たちはモブなんだから。 モブだよモブ。つまり名無しの群衆、脇役にも満たないキャラクター。 だから俺は現実の世界で頑張ることを放棄しSNSの世界をエンジョイすることに決めた。 俺の投稿した嘘に一喜一憂するフォロワーたち。 このネット時代、嘘を嘘と見抜けない方が悪い。 だいたい「大通りの某老舗タピオカ屋で、タピオカミルクティのミルクティ抜きのタピオカ増し増しラージサイズを注文すると裏メニューでモーニングスターが貰える」なんてデタラメ、信じる方がどうかしている。 こんなことが現実に起こるはずないじゃないか、嘘なんだから。
噓じゃないんだ 原作:ドナルド・E・ウェストレイク(青春アドベンチャー)
サラ・ジョスリンはゴシップ新聞「ウィークリーギャラクシー」の新米記者。 7月15日土曜日、初出勤の朝にハイウェイで車を走らせていると道路わきに停車している車の中で死体を見つけてしまった。 普通だと驚き動転するシチュエーションだがサラは違う。 出勤初日に幸先よく記事のネタを掴んだと前向きに捉え、一旦出社後、早速、この事件の取材を始めるが、なぜかこの事件を警察に伝えるように頼んでいた駐車場の警備員は姿を消し、この事故自体はないものとされていた。
「ブログリーダー」を活用して、Hirokazuさんをフォローしませんか?
奈良時代、能登半島は羽咋の浜。 当時、能登は大陸の国家・渤海との交易の窓口であった。 ある日、素潜り漁で生計を立てる少年ヒコナの前で、異国の船が難破する。 ようやく助け出した異国の老人キュロスはひとつの瑠璃の壺を大事に抱えていた。 彼は大陸で出会った日本人の友人にこれを届けるために日本に来たという。 それが人生最後の望みだという老人に請われたヒコナはともに都へと旅立つのだが…
銀座で煙草道具屋を営む相四郎は山東京山(さんとう・きょうざん)のペンネームを持つ戯作作家でもある。 浮世絵師であり大作家でもあった山東京伝(さんとう・きょうでん)の弟だが、流行作家としては兄に比肩すること叶わず、有り体にいって鳴かず飛ばず。 なんとか作家として名を残そうと考えた相四郎は、越後塩沢の縮緬問屋、鈴木儀三治がかつて書いて兄のもとに持ち込んだノンフェクション文学『北越雪譜』(ほくえつせっぷ)のことを思い出した。 江戸の人たちには思いもよらない豪雪地帯の生活を克明に描いたこの作品であれば必ずヒットするはず。これの編者、あわよく作者として歴史に名を残せないものか。 しかし『北越雪譜』の原稿は今や流行作家である曲亭馬琴が預かっている。彼とは因縁浅からぬ中なのだが…
極寒の奥日光にもまた春がやってくる。 ただ、このあたりには観光するものはなにもない。 地元の人間ですらめったに通らない山道を若い女性が歩いているのはやはり不審だ。 そう考えてモーリーこと矢部吉森は彼女に声を掛けたが、彼女は自分に会いに来たという。 確かに国産メープルシロップは珍しい。 ふもとで聞けばこの山に行けば会えると言われるのも確かだろう。 しかし、若い女性がメープルシロップの製造現場を見るためだけに、老人がひとりで暮らす雪深い山中まで来るものだろうか。
親父は冴えない火消だった。 二つ名は「鉄鯢(てつけい)」。 「鉄」で「鯢(さんしょううお)」だなんて鈍くさい親父にお似合いだ。 それに引き換え、あの人、伊神甚兵衛様はまぶしかった。 「大物喰い」「鳳(おおとり)」「日ノ本一の火消」。 初めは大げさと思われた「炎聖」の称号でさえもやがて誰もが相応しいと認めるようになった。 それなのに最後の最後、救ったのは親父、救われたのは伊神様だった。 火付犯に堕ちた伊神様の心を救い、業火の中、最後まで命を救うことを諦めなかった親父。 ふたりの死後、頭になった自分の口から出るセリフはいつしか親父と寸分たがわぬものになっていた。 「火消はどんな命でも救うもの。それが悪人であろうとも。」 しかし、今また起こる怪火。そして死んだはずの伊神様の影。 伊神様は生きているのか、そして再び復讐を始めたというのか。 だとしたら親父の犠牲は一体何だったのか。 いや、俺は人の強さを信じる。親父の最期の言葉はこうだったではないか。 「人の強さは人の弱さを知ることだ。それを喰らって人は強くなる。行け源吾、決して諦めるな。喰ってやれ!」
結婚して銀河の果てまで金を探しに行こう。 それがプロポーズの言葉だった。 人工冬眠とワープ航法を繰り返して100年余り宇宙を彷徨った末に、地球から200光年離れた辺境の星でやっと見つけた金鉱脈。 その頃には2人の息子に恵まれ家族は4人になっていた。 さらに8年を費やして採掘・精錬し続けた結果、小型宇宙艇に乗せられる限度いっぱの123本もの金塊を得ることができた。 今後は12回のワープと48年の人工冬眠により、所要実働時間4年で地球に帰ることができる。 2人の息子にとっては両親以外に初めての人間に出会うことになる。 両親のように心から愛しあえる伴侶を見つけることができるのだろうか。 愛がなければモモタロー号に積んだ莫大な金も一文の価値もないと同然なのだから。
2018年「火喰鳥(ひくいどり)羽州ぼろ鳶組」から始まった今村翔吾さん原作の羽州ぼろ鳶組(うしゅうぼろとびぐみ)シリーズのオーディオドラマ化。 2024年、遂に前半の集大成ともいえる第7弾「襲大鳳(かさねおおとり)羽州ぼろ鳶組」にたどり着き
夏休みに家族で小田原のおばあちゃん家を訪ねるのは毎年の行事。 でも今年はひとりだ。お母さんは用事で来られない。お父さんと話し合いをするから。 それに今、お母さんは性格のキツイおばあちゃんと話す気力がないのだろう。 ひとりで訪ねてきた私をおばあちゃんは早速、お墓参りに連れて行った。 そこでわたしは墓に寺坂幸次郎という38歳で亡くなった人の名前を知る。 おばあちゃんに聞くと、この人はおばあちゃんのお父さん、つまり私のひいおじいちゃんだという。 ひいおじいちゃんは戦争から帰ってきた後、心を病み、その人生の大部分を精神病院で過ごしたらしい。そんな話は初めて聞いた。 いるけど、いないみたいな透明人間にされてしまったひいおじいちゃんのこと、おばあちゃんは話したくないみたいだけど…
12世紀半ば。地中海の東に位置するシリアの地。 十字軍の遠征からすでに半世紀が経過していたが、キリスト教徒のエルサレム王国とイスラム教徒の諸王国に分裂し、まさに乱世の状況にあった。 そんな中、シリア北部の町アレッポにひとりの英雄が現れる。 ザンギー朝第2代の君主マフムード。 彼は、隣国ダマスカスからアーミナを娶る一方、宿将シール・クーフとその甥ユーセフをエジプトに送りその政治に介入。着々と勢力圏を広げていた。 これは「ダマスカスの花嫁」と呼ばれた女と「信仰の光」、「信教の誉れ」と呼ばれたふたりの男。3人の男女の絡み合った運命の物語である。
子どもの頃からのクジラ推し。 クジラの言葉を解明したいという一心で函館海洋大学に入った。 念願かなって4月からはクジラを研究している岡崎教授の研究室に入る予定だ。 …だったのだが、初研究のチャンスは思いがけない形でやってきた。 早朝にかかってきた電話。 研究員の目黒と名乗った女性はいきなり言った。 「今からクジラにあわせてあげる。」 慌てて駆け付けた先にいたのはツチクジラ。 でもこのツチクジラ…死んでる?
理想郷を夢見て開拓された火星は、人種間の争いや貧富の差から犯罪が多発するミニ地球と化していた。 故郷である地球を捨て火星にたどり着いた水島烈も火星治安管理局の捜査官に身をやつし犯罪者を追う日々を送っていた。 そうした中、ようやく捕まえた猟奇殺人犯の護送中に、数少ない全幅の信頼を置ける人間である同僚の捜査官、神月璃奈を殺害されてしまう。 管理局の上層部から彼自身がその犯人と疑われた水島は独自の捜査を開始するが、その彼の前にアデリーンというダークブロンドの少女が現れる。 彼女は極秘の遺伝子操作により新たな人類で「超共感性」という特殊な能力を持っているというのだが…
【2023年NHK-FMオーディオドラマ・アンケートの反省会】 今年も多くの方にご協力いただいたアンケート。 青春アドベンチャーでは3つ、FMシアター/特集オーディオドラマでは2つの記事をアップして、ようやくそのすべての回答をご報告できまし
2015年、2016年、2017年、2019年、2020年に引き続き、青春アドベンチャーの人気アンケートに併せて「青春アドベンチャーにして欲しい作品」にも回答して頂きました。 今年は過去回以上に多くの作品をご紹介いただきました。 是非ご覧ください。
家庭教師の職を求めてやってきたブルジョアのパーティの席で、ペーター・シュレミールは灰色の服を着た奇妙な男に出会った。 彼はポケットから絆創膏や望遠鏡、テントや馬まで取り出したのだが、不思議なことにまわりの人達は誰もそのことに気が付かない。 そして男はなぜかシュレミールに話しかけてきた。彼は言う。 「あなたの影に見惚れてしまったのです。それはそれは美しい影でしたから。その影をお譲り頂くわけにはいかないでしょうか。もちろん、ただで、とは申しません…」
【2023年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果5:FMシアター・特集オーディオドラマ・その他編】 2023年FMシアター・特集オーディオドラマのアンケート結果のうち作品編については「こちら」で発表しました。 この記事ではその他の項目
【2023年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果4:FMシアター・特集オーディオドラマ・作品編】 青春アドベンチャーと同様に、FMシアター/特集オーディオドラマについても2023年の人気投票及びコメント募集を実施いたしました。 こちら
【2023年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果3:青春アドベンチャー・その他編】 2023年末から2024年年始にかけてみなさまにご回答をいただいた2023年NHK-FMオーディオドラマアンケートの結果発表第3弾です。 この記事では
【2023年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果2:青春アドベンチャー・出演者編】 2023年に放送されたNHK-FMオーディオドラマに対するリスナー人気アンケートのうち2つ目の項目である「青春アドベンチャーの出演者」に対する投票結果
9年目を迎えたNHK-FMオーディオドラマの人気アンケート。 今年も多くの方にご協力いただきました。 ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。 さて、まずは青春アドベンチャーに対するアンケートのうち作品に対する投票結果及びご感想です。
ご参加ありがとうございました 2023年もNHK-FMオーディオドラマの人気投票・コメント募集のアンケートを実施しました。 今年は青春アドベンチャー編に106名、FMシアター/特集オーディオドラマ編に51名の方にご参加いただきました(連続投
秋月史子は歌人志望の若い女性。 人づきあいが苦手で、暗くて重い短歌しかつくれないが、それでも自費で第一歌集を出すことを目標にコンビニと喫茶店で掛け持ちのバイトを続けてきた。 しかし生活に追われる日々の中でいつしか短歌が作れなくなってしまった。 そんなスランプの最中に史子はバイト先のコンビニでひとりの少女に出会う。 少女は一日中コンビニや公園で時間をつぶして誰かを待っているようなのだが…
私の娘は7歳で亡くなった。ほんの一瞬のことだった。 あれから10年。 勤務する特別収容生物研究所に送られてきた新しい怪物の姿を見た瞬間、息が止まった。 怪物に娘の面影がある。 生きて17歳になっていれば、そうなったであろう成長した娘の面影が。
1972年5月。泥沼の戦場と化したベトナムから1機の試作戦闘機とひとりの米国空軍パイロットが姿を消した。 試作機の名前はTX-75Eバンバイア、パイロットの名前はグラント・フィーリング大尉。 米国が誇る最新鋭戦闘機とその操縦士が再び姿を現したのは米国本土ロサンゼルス郊外、ハワイに向かい飛び立ったジャンボジェット機PGA81便の背後だった。 そしてPGA81便にピタリと張り付いたTX-75Eから驚きの宣言がなされる。 「こちらはPGA81便の影、シャドー81。機長、あなたの機はたった今乗っ取られた。指示に従わない場合は撃墜する。要求はただひとつ。ベトナム戦争の即時停戦だ。」
久しぶりのブログ運営自体についての記事です。始まりはGoogleからこちらで書いているように当ブログではGoogleAdSenseを導入しています。とはいえ、取りあえずやってみたかったというのが一番の理由でほぼ放置状態。当然収益はほとんど上
2023年3月31日付でNHKさんが、オーディオドラマ番組の専用アカウントをTwitterに開設しました。折からエイプリルフールの時期ですし、アカウントに公式認証の金色バッジがまだついていないので大丈夫かな?と思いましたが、バッジのついてい
私は小劇団で女優をしている27歳。 朝、井の頭公園のベンチで台本を読んでいるときに大声で変な歌を歌っている不思議なおじさんに出会ったの。 おじさんの名は田川律(ただす)。 私よりもひとつだけ年上の奥さんと暮らしているという彼のお宅にお邪魔して観察したところ、炊事や洗濯だけではなく、編み物なんかも自分でこなしている様子。 彼は一体どんな人生を送ってきたのだろう。 彼がいうにはまるで家族生活の様々なスタイルを実験してきたみたいに色々な家族を作ってきたらしいのだけど。 私は彼のこれまでの人生を教えてもらいに彼の家に通うことにした。
【青春アドベンチャー全作品アンケートの出演者編得票順一覧】標記アンケートの結果はこちらからすべて発表していますが、出演者の得票数が一目でわかるように得票順位のみピックアップした一覧を以下のとおり作成しました。なお、各出演者へのリスナーのコメ
【青春アドベンチャー全作品アンケートの作品編得票順一覧】2022年に実施した標記アンケートの結果はこちらからすべて発表していますが、お目当ての作品が何位だったかわかりづらいため得票順位のみピックアップした一覧を作成しました。ご利用ください。
12世紀。ヨーロッパ・イベリア半島にイスラム教徒が跋扈し、中東・エルサレムを十字軍という狂気が支配していた時代。 2大宗教の圧迫が強まる中、ユダヤ教徒はその内部でも独善的なラビ(宗教指導者)による排他的な指導体制を敷いていた。 そんな時代にひとりの若いユダヤ人神学者が伝統的な指導体制に異を唱える。 イスラム教の信仰告白をしてでも生き述べるべきだ。 しかし、彼自身は違う道を選ぶ。 自由だけは手放せない。 だからそれ以外の全てを手放して逃げる。 逃げて己の信条が守れる場所を探して昼も夜も彷徨い続ける。 風のように彷徨い続けるその生き方こそ彼の精神の姿そのものだった。
「狙った放送スケジュール」とは先日、放送されたNHK-FM青春アドベンチャー「ふれるストーリーボックス」の最終話が「卒業式を探して」というタイトルで高校生の卒業式の日を描く作品だったのですが、その放送日はまさに2023年都立高校の卒業式がス
本作品「ふれるストーリーボックス」はシリーズ4作品目となるオリジナル脚本のオムニバス作品。 「ストーリーボックスシリーズ」は2019年の「夜のストーリーボックス」以来、ほぼ年1作品が制作され、青春アドベンチャーではすっかりおなじみになりました。
亜沙は食べてもらえない子。 初めて焼いたクッキーは男の子に受け取ってもらえず、ボケ始めた祖母は亜沙を食べ物に毒を入れていると罵った。 学校の金魚すら亜沙が飼育係だと水底から動かず、それを見た級友たちは亜沙がよそった給食に手を付けない。 母親すら、死に際にお寿司を食べさせようとする亜沙を拒否した。 亜沙はただ食べて欲しいだけなのに。受け入れ入れて欲しいだけなのに。
駅前から続くこじんまりとした商店街の先に、学生時代に通っていた喫茶アジールはある。 この喫茶店のドアにアルバイトの募集の張り紙があることに気が付いたのは求人誌を買って帰る道すがらのこと。 大手メーカーに就職したものの目標予算に追いまくられて心を病み、退職。 そこでは面倒な客に頭を下げ続けるのが常識だった。 「この店で働くにあたって一番必要なことは優しさと思いやり」 面接をしてくれたアジールのマスターはそういった。 ここでなら私も働くことができるのだろうか。 この常識のない喫茶店でなら。
NHK-FM青春アドベンチャーについて2023年4月から放送時間が変更されることが発表されました。4月から21時30分スタートに系列番組の放送時間の変遷はこちらの記事に書いた通りなのですが、1991年4月に現在の番組名になってから2018年
【2022年NHK-FMオーディオドラマ・リスナーアンケートの反省会】青春アドベンチャーでは3つ、FMシアター/特集オーディオドラマでは2つの記事をアップして、2022年リスナーアンケートの結果総てをご報告できました。今回も多くの方々にご協
【2022年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表⑤:FMシアター・特集オーディオドラマ・その他編】2022年FMシアター・特集オーディオドラマの人気アンケートの結果のうち作品編については「こちら」で発表しましたが、この記事ではその
1922年、チェコ・プラハ。 ヤロスラフ・プルス男爵とアルベルト・グレゴリの100年に及ぶ財産争いの裁判はブルス男爵の勝利へと形勢が傾きつつあった。 しかし、人気オペラ歌手エミリア・マルティの介入により一気に事態は混迷を迎える。 彼女は、プルス男爵の屋敷にグレゴリに有利な証拠となる手紙が眠っているというのだ。 恋人同士である、ブルス男爵の嫡男ヤネスとグレゴリの弁護士の娘クリスティナは、 協力してその手紙を探そうとするのだが、彼らのあらわれたのは3人のE・Mの謎だった。
【2022年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表④:FMシアター・特集オーディオドラマ編・作品編】青春アドベンチャーと同様に、FMシアター/特集オーディオドラマも2022年の人気投票及び意見募集を実施いたしました。こちらもご協力あ
【2022年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表③:青春アドベンチャー・その他編】みなさまにご協力をいただいた2022年NHK-FMオーディオドラマアンケートの発表第3弾です。ご協力ありがとうございました。この記事ではアンケート項
【2022年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表②:青春アドベンチャー・出演者編】2022年に放送されたNHK-FMオーディオドラマに対するリスナー人気アンケートのうち、「青春アドベンチャー」の出演者に対する人気投票の結果及び投票
【2022年NHK-FMオーディオドラマ・リスナー人気アンケート①:青春アドベンチャー・作品編】8年目を迎えたNHK-FMオーディオドラマの人気アンケート。今年も多くの方にご協力いただきました。ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上