大寒・款冬華さく~母の色無地で
新暦の、およそ1月20日~24日ごろの今の時期は旧暦では大寒の初候、「款冬華さく(ふきのとうはなさく)」です。大寒とは、1年でもっとも寒さが厳しいころのこと。そして、日が次第に長くなり、春へ向かう時期でもあります。款冬華さくとは、蕗の花が咲きはじめるころ。凍てつく地の下では、春の支度が着々と進められているのですね。昨年から予定されていたオフ会で、新春の文楽公演におでかけ。かつて母が着ていた色無地に、初めて袖を通しました。帯もお初です。この着物に、母がどんな帯を合わせていたのか、私の記憶にはなく、写真も残っていないので、わからなくて…それとは別に、何年も前にお店で見せていただいてから、憧れていた帯がありました。今の自分には不相応かな…と、ずっと見送ってきたのですが、まだお嫁入りしていなかった(!)この帯を、...大寒・款冬華さく~母の色無地で
2024/01/22 18:31