突然降って湧いたように過去の傷が浮上する。それは自分の人生だけでは無く、自分が胎内で育んだ生命の人生にも関わるのだ。その傷は、自分の対面を保つために秘密にし、…
#ジャン・ルノワール監督 #黄金の馬車 #アンナ・マニャーニ主演
「これは18世紀初頭、南米のスペイン植民地でのイタリア様式による幻想的な芝居。国王が任命した総督が統治していたが、カトリック教会が権力を握っていた。今イタリア…
#フランソワ・トリュフォー監督 #華氏451 1966年制作
レイ・ブラッドベリの原作が下敷きとあるが、本来SFは読まないので原作には当っていない。また小説と映画では表現形式が違うのでその必要も無いだろう。この映画は19…
アントニオーニ監督の、「欲望」に続いて制作された映画。今回の舞台はロサンゼルスとその北東にある砂漠の中の川底。原題は「Zabriskie Point」その川底…
#アントニオーニ監督 #欲望BlowUp #1967年カンヌパルムドール受賞
ミケランジェロ・アントニオーニ監督が1966年、舞台をロンドンに設定して制作した映画。原題のBlow up は写真の引き伸ばしのこと。エンデングで主人公のフォ…
先の「密偵」のキム ジョン撮影監督のつながりで鑑賞。 その「解説」を映画ドットコムから借りる。 朝鮮王室の衣装を専門とする部署「尚衣院(サンイウォン)」で新旧…
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突然降って湧いたように過去の傷が浮上する。それは自分の人生だけでは無く、自分が胎内で育んだ生命の人生にも関わるのだ。その傷は、自分の対面を保つために秘密にし、…
「アメリカの夜」というタイトルは、昼間カメラのレンズにフィルターをつけて夜のシーンに変換する、多分フランス映画界の独自用語。英題では「Day for Nigh…
花粉飛散のシーズンを迎え、症状悲惨にならぬ前に、と出かける。ウイーンのオーストリアギャラリーでシーレやクリムトを鑑賞したのは1999年9月だから、概ね四半世紀…
原題は Badland、 荒野 と訳せばいいのだろうか。このテレンス(テリー)処女作は1973年のニューヨークフィルムフェスティバルに出品された。当時30…
原題は Vivre sa vie ググると「あなたの人生を生きる」と出る。邦題の「女と男のいる舗道」は街娼の含意の匂いがする。映題は缶詰のラベルのようなもので…
1956年公開後、溝口は体調を崩し8月に死亡、結果的にこれが遺作となった。ジャン=リュック・ゴダールはこの作品を見てパリの娼婦の物語「女と男のいる舗道」(19…
デュシャンはそもそも寡作で、作品の大部分が米国フィラデルフィア美術館にある、とあったので、希な機会 と思い出かける。 まず最初に謝意を表したいのはアーチゾン美…
みなさん、明けましておめでとうございます。 祈りが、その言霊が宙を舞って地上に漂いそれが実現するものならば、何度でもいつでも祈りましょう。 しかしウクライナの…
山々が緑樹で囲まれた湖の中に浮かぶ寺。湖面はそのみどりを映してどこまでも碧い。 山道をたどって湖に出ると山門があり、そこから小舟で寺と往復する。 春夏秋冬そし…
「私が大地をすえた時、お前はどこにいたか。知っていたと言うなら理解していることを言ってみよ。そのとき夜明けの星はこぞって喜び歌い神の子らはみな喜びの声をあげた…
間違いなくこの映画はトリュフォーの代表作、傑作である。トリュフォーはこの原作を古本屋の中から発見して映画化を構想するが自分にはまだその準備ー表現するだけの成熟…
ヌーベル・バーグのカイエ派の面々に評価の高かったブレッソン監督作品。同監督には更に有名な作品に「田舎司祭の日記」や「ジャンヌダルク裁判」などがある。未見で是非…
10月8日開催したばかりの同展、今月は他に気を引く展覧会がないので早々と出かける。今回も3点取り上げる。マチス、ジャコメッティ、ピカソ。 1マチス 「縄飛びを…
カイエ・ド・シネマの批評家仲間トリュフォーが前年「大人は判ってくれない」で見事に批評家から映画作家に転身を図ってカンヌ最優秀監督賞を受賞した翌年にこの映画はリ…
原題は「Les Quatre Cents Coups」素行が悪い、馬鹿なことばかりしでかす、という意味。英題は「The 400 Blows」(アントワーヌ・ド…
英題はTwo in the Wave, カイエ ド シネマを主宰したバザンのもとで刺激的な映画評論を発表し、後に映画制作に乗り出してヌーヴェルヴァーグと名付け…
今日19時から始まったエリザベス女王の葬儀、BBCは勿論、CNNもNHK 総合もBSも実況中継一色。 仕様が無く見ていましたが、雑感をあれこれ。 1,女王…
リヒターの代表作の一つ、アウシュヴィッツ=ビルケナウは将来、ベルリンで建設中の新美術館の新棟に常設展示され、そこ以外では視ること不可能になる予定なので、コロナ…
ナチが、ユダヤ人だけでなく、同性愛者や犯罪者などを狩り集め、全ヨーロッパから貨車で強制収容所に送り、強制労働で地下工場を作り、あるいはドイツ企業の労働者として…
暗闇の中、車に追跡されて必死に逃げるコート姿の男。転倒して道路に仰向けになったところへ、花束を持った初老の男が声をかける。妻に花束を買ったらしいその男は結婚し…
突然降って湧いたように過去の傷が浮上する。それは自分の人生だけでは無く、自分が胎内で育んだ生命の人生にも関わるのだ。その傷は、自分の対面を保つために秘密にし、…
「アメリカの夜」というタイトルは、昼間カメラのレンズにフィルターをつけて夜のシーンに変換する、多分フランス映画界の独自用語。英題では「Day for Nigh…
花粉飛散のシーズンを迎え、症状悲惨にならぬ前に、と出かける。ウイーンのオーストリアギャラリーでシーレやクリムトを鑑賞したのは1999年9月だから、概ね四半世紀…
原題は Badland、 荒野 と訳せばいいのだろうか。このテレンス(テリー)処女作は1973年のニューヨークフィルムフェスティバルに出品された。当時30…
原題は Vivre sa vie ググると「あなたの人生を生きる」と出る。邦題の「女と男のいる舗道」は街娼の含意の匂いがする。映題は缶詰のラベルのようなもので…
1956年公開後、溝口は体調を崩し8月に死亡、結果的にこれが遺作となった。ジャン=リュック・ゴダールはこの作品を見てパリの娼婦の物語「女と男のいる舗道」(19…
デュシャンはそもそも寡作で、作品の大部分が米国フィラデルフィア美術館にある、とあったので、希な機会 と思い出かける。 まず最初に謝意を表したいのはアーチゾン美…
みなさん、明けましておめでとうございます。 祈りが、その言霊が宙を舞って地上に漂いそれが実現するものならば、何度でもいつでも祈りましょう。 しかしウクライナの…
山々が緑樹で囲まれた湖の中に浮かぶ寺。湖面はそのみどりを映してどこまでも碧い。 山道をたどって湖に出ると山門があり、そこから小舟で寺と往復する。 春夏秋冬そし…
「私が大地をすえた時、お前はどこにいたか。知っていたと言うなら理解していることを言ってみよ。そのとき夜明けの星はこぞって喜び歌い神の子らはみな喜びの声をあげた…
間違いなくこの映画はトリュフォーの代表作、傑作である。トリュフォーはこの原作を古本屋の中から発見して映画化を構想するが自分にはまだその準備ー表現するだけの成熟…
ヌーベル・バーグのカイエ派の面々に評価の高かったブレッソン監督作品。同監督には更に有名な作品に「田舎司祭の日記」や「ジャンヌダルク裁判」などがある。未見で是非…
10月8日開催したばかりの同展、今月は他に気を引く展覧会がないので早々と出かける。今回も3点取り上げる。マチス、ジャコメッティ、ピカソ。 1マチス 「縄飛びを…