旭化成は27日、アクリル樹脂やその原料の「MMA」など4事業から撤退すると発表した。川崎製造所(川崎市)で手がける製品で、中国勢の増産などで市況が悪化していた。石油化学事業を縮小し、同製造所は水素向け素材などの製造拠点へ転換を目指す。生産能力で国内2位のMMAと、
薄型テレビと関連する液晶・有機EL・プラズマ技術、業界企業そして市場トレンド情報を掲載していきます。
積水化学工業は26日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の量産化に乗り出すと発表した。シャープ本社工場(大阪府堺市)の建物や各種設備などを買収して製造設備を導入し、2027年に100メガワットの製造ラインを稼働させる予定。30年までにGW(ギガワット)級
EV=電気自動車向けの電池の需要が将来的に増えると見込まれる中、トヨタ自動車とパナソニックが出資する合弁会社は、姫路市にある工場でEV向け電池の生産能力を国内最大級に拡大することなりました。トヨタ自動車とパナソニックが共同で出資する「プライムプラネット
[Must watch] NHKアーカイブス BS1スペシャル 独占告白 渡辺恒雄 ~戦後政治はこうして作られた 平成編~
重い見応えがありました。NHKが2年8回に渡りインタビューした濃い内容の番組です。世間でフィクサーと呼ばれてきた渡辺恒雄、しかし根底には徹底したリアリズムと愚かな戦への悔恨がありました。昭和〜平成の歴史を振り返りながら、ぜひ見てもらいたい番組です。読売新聞グル
中国CATL、車載電池事業に大ナタか。“血みどろ”の2025年EV市場に備え
電気自動車(EV)を含む新エネルギー車(NEV)の普及が加速するなか、車載電池世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)は車載電池事業に「大ナタ」を振るう改革を始めた。今後、乗用車向けの車載電池事業に「グループ制」を導入する計画だという。電池事業のベテランのリーダ
こんなところにお宝が。テレビといえば液晶や有機EL、そして大画面が当たり前になってきた現代。高解像度、薄型、大画面を目指して各メーカーがしのぎを削っています。一方で過去の遺産となりつつあるブラウン管テレビを追い求める人々がいます。それがレトロゲームを愛する
苦境・日産とホンダの統合にワクワクしない理由――「日の丸液晶」ジャパンディスプレイの二の舞ではないのか
電機敗戦の次は自動車敗戦?株式市場関係者や業界で長年、言われてきたことが、ついに現実になろうとしている。 12月23日、ホンダと日産自動車は「経営統合に向けた協議に入った」と正式に発表した。まだ確定ではないが、25年6月に最終契約を結んで共同持ち株会社を設立し、
キューラックス、有機EL発光材料で「革命」 色鮮やかに NEXTユニコーン注目企業
Kyulux(キューラックス、福岡市)は有機ELの発光材料を開発する。九州大学発の独自技術を活用し、従来よりも発光効率が高く、鮮やかな色を実現する。スマートフォンのディスプレーの消費電力を3分の2に抑えられるなどの特徴があり、「有機ELのゲームチェンジャー」として世
お値段なんと940万円。背景が透けてる「透明有機ELテレビ」韓国LGが海外販売を発表
韓国・LG電子は今月19日、世界初となる無線・透明有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED T(77T4)」の世界市場での本格発売を発表した。北米市場での予約販売を皮切りに、欧州、韓国など主要市場へ順次展開する。米国での販売価格は59,999ドル、日本円換算941万円(執筆時レート
住友化学は2017年5月から偏光フィルムの原反生産を中国で始めていた。 それまで中国では比較的投資額の少ないカッティング加工だけだった。多額の原反生産投資を行ってからたかだか7年間しか経っていない回収の進んでいない、残念な撤退となった。ただ早い経営判断ができた
HUAWEI Band 9 スマートウォッチ フルオロエラストマー素材ベルト 高精度健康モニタリング 自動輝度調整 1.47インチAMOLEDディスプレイ 超狭ベゼル 薄型軽量 9軸センサー 睡眠中呼吸乱れ検知 急速充電 最長2週間持続バッテリー バンド交換可能 各種通知機能 100種類のワーク
インクジェットプリンターで作成できる液滴レーザーディスプレイを開発 筑波大学、産総研
筑波大学は2024年12月19日、産業技術総合研究所、科学技術振興機構と共同で、インクジェットプリンターでレーザー発光する液滴を吐出させ、高速かつ大量にレーザー光源を作成する手法を発表した。この液滴に電場を加えることで発光のONとOFFが切り替えられることを見いだし、
パナ部品子会社の品質不正「社長も隠蔽」の衝撃 検査データ捏造する「スペシャルモード」が存在
「製品の開発中止を避けるため」「開発期間を短縮するため」「出荷停止による混乱を懸念した」「虚偽報告の発覚を懸念したため」報告書には、品質不正に関与した現場の従業員らの赤裸々な証言が記されていた。大手電機メーカーのパナソニック ホールディングス(HD)が、品質
フォルクスワーゲン、2030年までに3万5000人の雇用削減へ 6500億円コストダウン
この決着には、当ブログで前掲の[ピックアップ記事]欧州 "EVシフト"大誤算の舞台裏も読んでいただくと、より全体像がわかってくるかと思います。ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、最大40億ユーロ(約6500億円)のコスト削減に向けた包括的な事業再編計画の
「船井電機は現金を抜き取られた挙句に中国企業へ売り払われる」最悪の結末か
船井電機の顛末については多くの提灯記事が書かれていますが、ここで取り上げた記事は端的に良くまとめられていると思います。管理人による参考情報も加えました。興味ある方はお読みください。10月に東京地裁に破産手続きの開始を申し立てた一方、12月に代表取締役会長が東
2025年を目前に、機能強化した最新ガラケーが登場してます!
これぞ、最強の2台目よ!いまやすっかり携帯電話はスマホ一択という時代になりました。ガラケーことフィーチャーフォンを目にする機会は、本当に減ってきましたよね。でも、着実に最新モデルを投入し続けているメーカーがあります。Nokiaブランドを譲り受けた、フィンランド
ファーウェイ、ドバイのフラグシップ製品発表会で折りたたみ式スマートフォンの新時代の幕を開ける
ドバイ、アラブ首長国連邦、2024年12月16日 /PRNewswire/ -- ファーウェイ・コンシューマー・ビジネス・グループは、12月12日にドバイで開催された 「クラシックの展開(Unfold the Classic)」 HUAWEIフラグシップ製品発表会の中で、折りたたみ式スマートフォンの新時代を切
エクソン、データセンター向け低炭素電力供給を目指す-需要増に対応
エクソンのキャシー・ミケルズ最高財務責任者(CFO)は11日開いた投資家向けプレゼンテーションで、同社が最終的な投資決定前の重要なステップであるフロントエンドエンジニアリング設計(FEED)で進展した段階にあると述べた。 「当社は他の大企業と協力し、人工知
「村田製作所」の新たな研究開発拠点「滋賀県守山市イノベーションセンター」の玄関口--JR守山駅東口
滋賀県守山市は2024年12月10日に、「JR守山駅東口再整備基本計画」の概要を公開しました。対象エリアの土地所有状況は、JR西日本約1,300㎡、JR貨物約6,900㎡、東レ・ファインケミカル約200㎡、守山市約8,700㎡、合計約17,100㎡です。再開発により、複合商業機能、ワー
[ピックアップ記事]パチンコ店の“大量閉店ラッシュ”が止まらないワケ。ホール関係者が語る「絶望的な未来」――ニュース傑作選
若い人は暇つぶしにスマホでゲーム、場合によってはギャンブルもスマホ。最低3万円くらいは必要で敷居の高くなったパチンコ業界は、スマホ影響による斜陽産業の一つか?2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。企業や業界の実態から2024年を振り返る「
世界初「折りたたみスマホ」の中国メーカーが破産、かつてのユニコーンは負債1000億円に
フレキシブルディスプレイの新興メーカー「柔宇科技(Royole=ロヨル)」がこのほど、破産を宣告された。同社は半年前に破産を申請し、裁判所に受理されていた。テック業界の新星として期待を背負い、日本でも注目されたユニコーン企業は、いったいどこで道を誤ったのだろ
台湾の鴻海精密工業が、経営不振に陥っている日産自動車の経営権取得に向けて出資するとの意向を伝えた。事情に詳しい関係者が明らかにした。セブン&アイホールディングスなどの日本企業と同様、海外企業の買収標的となる可能性も出ているが、国内競合のホンダも日産と経営
サトーセンは「SEMICON Japan 2024」(2024年12月11~13日、東京ビッグサイト)にて伸縮性のあるシート上に液体金属を用いて回路を形成した回路基板「ストレッチャブル基板」を紹介した。サトーセンは、大阪市を拠点にプリント基板を手掛けるメーカーだ。もとはリジット基板
アストロデザイン、ㇱリコンコア・テクノロジーの135インチ モバイルAIOディスプレイの国内販売を開始
アストロデザイン株式会社は、シリコンコア・テクノロジー合同会社の135インチ モバイルAIO(All In One)ディスプレイについて、日本国内における販売代理店業務を開始した。
「HiViグランプリ2024」で「OLED 65M4PJA」が直視型ディスプレイ部門賞を受賞!
LG 有機EL テレビ 65型 4Kチューナー内蔵 OLED65B3PJA スマートテレビ Alexa搭載 2023年モデルLGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(代表取締役:孫 成周(ソン・ソンジュウ 本社:東京都中央区)は、株式会社ステレオサウンド発刊のオーディオビジュアル専門誌「HiVi」
2025年版 最新地図を搭載!オービス情報も見られる7インチポータブルナビ マックスウィン
カー用品ブランドMAXWIN(運営:昌騰、本社:大阪)は12月16日、ポータブルナビ「道-Route-」シリーズの2025年版最新地図搭載モデル「NV-A001I(7インチ)」の販売を開始した。価格は11,980円(消費税込、Amazonでの2024年12月時点の価格)。同製品は、MAXWINのカーナビゲー
クリスマスプレゼントにも最適!! 「Fireタブレット」キッズモデルがAmazonでセール中 最大7000円OFF、2台同時購入でさらに2000円OFF
Amazon.co.jpでは現在、同社の児童向け「Fireタブレット」のクリスマスセールが実施されている。キッズモデルが最大7000円OFFとなるなど安価に購入できる。「Fire HD 10 キッズモデル/キッズプロ」は、10.1インチ液晶を搭載したタブレット端末。キッズモデルは丈夫な保護カ
残像感がなく色再現性も向上したTN液晶採用eスポーツ向けディスプレイ「XL2546X+」が12月23日発売
2024年12月16日,BenQの日本法人であるベンキュージャパンは,eスポーツ向けブランド「ZOWIE」から,垂直最大リフレッシュレート280HzのTN液晶ディスプレイ「XL2546X+」を12月23日に国内発売すると発表した。税込のメーカー想定売価は9万4800円である。2024年2月に登場した
連続体シミュレーションと機械学習で液晶の3次元秩序構造の形成を解明
九州大学は、液晶の3次元秩序構造の形成メカニズムを解明した。連続体シミュレーションと、機械学習に基づく局所的な秩序構造の判定を組み合わせ、ソフトマテリアルの分子の集合体における構造転移を解析した。九州大学は2024年12月3日、産業技術総合研究所との共同研究で、
これはもうSF映画の世界 ソニーが開発した360度ぐるっと眺められる3Dディスプレイが未来だった
空間に浮かび上がる立体映像――そんなSF映画の世界にまた一歩近づいたようだ。12月3日から6日まで東京・有楽町で開催された、コンピュータグラフィックスに関する国際会議「SIGGRAPH Asia 2024」。この展示エリアでひときわ注目を集めていたのがソニーの「360度ライトフィー
ハイセンス、100インチTV世界出荷台数において「4四半期連続トップ」を維持
ハイセンス 100V型 100U7N 4K 量子ドット ダブル録画 チューナー内蔵 144Hz VRR ゲームモード Pro ネット動画対応 スマート Alexa対応 AirPlay2 液晶 テレビ 3年保証 2024年モデル2024年第3四半期、中国・青島発の「ハイセンス」は100インチテレビの世界出荷台数で63.4%のシ
110V型も登場 テレビ、大画面化が加速 「85V型以上の選択肢広げる」
70V型以上の大画面テレビを提案する動きが活発になっている。海外でテレビの大画面化が進んでいる背景もあり、海外テレビメーカーを中心に85V型以上の製品群が充実。100V型クラスを用意するメーカーも増えてきた。これまで50V、55V型が大画面テレビの中心だったが、この一年
アイスランド航空のA321LR、パナソニック製IFE採用 4K有機EL画面
パナソニック ホールディングス(6752)傘下のパナソニック コネクトは12月11日、グループ会社でIFE(機内エンターテインメントシステム)や衛星通信システムを手掛ける米パナソニック アビオニクスが、アイスランド航空(ICE/FI)のエアバスA321LRにIFE「Astrova(アストロ
大日本印刷、周囲の“音”をスマートグラスで視覚化できるシステムを開発
大日本印刷はこのほど、スマートグラスを用いて周囲の音を視覚化できるシステムを発表した。 周囲の環境音などをテキスト化として表示できる機能で、物音や動物の鳴き声などを模倣した擬音語/擬声語を表示することが可能。特に聴覚に障がいを持つ人や音が聞こえにくい状況
台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業は、トランプ次期米大統領による新たな関税の影響は、競合他社よりも少ないと述べた。世界展開している製造拠点網が、同社を「トランプ関税」から守るという。英ロイター通信などが報じた。■ 劉会長「当社への影響は比較的軽微」
[韓国報道]サムスンディスプレイの車両用有機発光ダイオード(OLED)の出荷量が今年に入って大幅に増加
サムスンディスプレイの車両用有機発光ダイオード(OLED)の出荷量が今年に入って大幅に増加した。10日、市場調査会社のユービーリサーチが発刊した「中大型OLEDディスプレイマーケットトラック」報告書によると、サムスンディスプレイの車両用OLED出荷量は、第1四半期に10万台
ニコンの「本社/イノベーションセンター」に当社製大型LEDディスプレイを中核とする映像・音響・制御システムを納入
ヒビノ株式会社(本社:東京都港区)は、株式会社ニコンが今夏より稼働を開始した「本社/イノベーションセンター」のアトリウムに、当社製LEDディスプレイ・システム「ChromaVision26(クロマビジョン)」を中核とする映像・音響・制御システムを納入しました。ニコン新本社
中国での量産“暗礁”、JDIの死活問題「次世代有機EL」の多難
経営再建中のジャパン・ディスプレイ(JDI)にとって、独自技術による次世代有機ELパネル「eLEAP(イーリープ)」は、起死回生の切り札となる技術だ。2024年は大規模量産化をめぐる中国の地方政府との交渉が暗礁に乗り上げるなど、多難な年だった。イーリープ
破産手続きの開始決定を受けた船井電機(大阪府大東市)について、破産申し立て側の関係者がテレビ事業を中国家電大手の創維集団(スカイワース)に売却する交渉を始めた。会社の現預金がほぼ尽きるなか、まとまった資金を確保し、破産手続き開始により解雇された元従業員の
シャープとKDDI、堺工場跡地のAIデータセンター構築で合意 25年度稼働
シャープとKDDIは9日、シャープ堺工場跡地にAIデータセンターを構築して早期に稼働させることに合意、基本合意書を締結した。KDDIは、シャープ堺工場跡地の土地や建物、電源設備などを譲り受けることで、2024年度中にAIデータセンターへの転換工事に着工。2025年度中に本格稼
ユニチカ"最後のリストラ"売り上げの45%を整理 "引き金"は生き残りを託す分野での失敗だった
左図で紹介の通り、ユニチカ (のみならず他の紡績メーカー...東洋紡やカネボウも)は液晶や有機ELにも各種のフィルムや素材を提供してくれています。応用技術力は優れているのに会社が傾くのは残念ですね。かつて東洋紡績、鐘紡とともに「三大紡績」と並び称された名門、ユニ
ホンダの全固体電池パイロット工場を見学! 開発の最前線で感じた量産までの距離感
さる2024年11月21日、ホンダが全固体電池のパイロットプラントを2025年1月から稼働させると発表しました。その場所は栃木県さくら市。レース好きの方ならピンとくるでしょう、ホンダ・レーシング(HRC)の本拠の一角に、延べ床面積にして2万7400m2の工場を建設したといいます
エックス線遮る新素材 世界初、無色透明で軽量 弘前大(青森県)・山形大チームが開発
弘前大学と山形大学の研究チームが、世界で初めてエックス線を遮る無色透明で軽量な素材の開発に成功した。エックス線を用いる診断や治療などで、遮蔽(しゃへい)材として活用できる。主な原材料は「でんぷん」で、液体や柔らかく変形するものにも使え、リサイクルしやすい
パナソニック、マレーシアで5.2MW太陽光発電システムを稼働開始 CO2排出量を3,912t削減
パナソニックは、マレーシアのパナソニックAPエアコンマレーシア(PAPAMY)の工場で、発電容量5.2 MW規模の太陽光発電システムを導入し、稼働を開始したと発表した。同システムは同社グループ内で最大規模であり、年間発電量は約5,900MWh、CO2排出量は年間約3,912トン削減さ
[韓国報道]転職市場にあふれるサムスンの半導体関連役員100人超…中国行きの懸念も
先月29日に2025年の定期役員人事を断行したサムスン電子で、半導体(DS)部門だけで100人以上の役員が退職することが分かった。サムスンの半導体部門で1年間に100人以上の役員が退職するのは前例のないことだ。一部では、退職する役員が今後、限られた韓国国内企業ではなく中
ソニー史上最高輝度の4K液晶TV「BRAVIA 9」は“令和のPROFEEL PRO”だ!
2024年のAV Watchアワード 液晶テレビ部門には、BRAVIA 9こと「K-65XR90」が大賞に輝き、昨年の「XRJ-65X95L」に続いて、液晶ブラビアの2連覇となった。しかし、昨年と今年では“大賞”の意味合いが全く異なる。今年は有機ELテレビ部門を含めた全エントリーの中でBRAVIA 9が
TOPPAN、石川の元JOLED工場に100億円 フィルム増産
TOPPANホールディングス(HD)傘下のTOPPAN(東京・文京)は4日、石川工場(石川県能美市)に約100億円を投資し、テレビ向けの反射防止フィルムの生産を2025年度中に始めると発表した。同工場は有機ELパネル開発を手掛け経営破綻したJOLED(ジェイオーレッド)から23年に買収
「第3の創業」目指す日本ガイシ EnerCeraや複合ウエハーで攻勢
日本ガイシは「CEATEC 2024」(2024年10月15~18日、幕張メッセ)で、非常に薄く小型のリチウムイオン二次電池「EnerCera(エナセラ)」や、高性能デバイス用の複合ウエハー、低BPD(基底面転位)密度のSiCウエハーなどを展示した。「第3の創業」を目指す 現在、日本ガイシ
パナソニックが再エネ100%で英工場を稼働 水素事業の拠点に、実証実験で
パナソニックは3日、英南西部カーディフの工場を水素や太陽光を使った再生可能エネルギー100%で動かす実証実験の試運転を始めた。英国は、エネルギー源としての水素の活用に力を入れており、環境先進地の欧州で水素関連事業を広める拠点としたい考えだ。 この工場は電子レン
サムスン、Google、Appleといったスマートフォンメーカーの発言が信じるに足るとすれば、人工知能(AI)によって私たちのモバイルデバイスの使い方は変わろうとしている。問題は、それがいつになるかだ。 2024年は、AI機能がスマートフォンに搭載される年となり、メッセージ
ペロブスカイト太陽電池向け引き合いも…多孔質カーボン素材のロール活用、高精細フィルムを非接触搬送
タンケンシールセーコウ(東京都大田区、和田正人社長)は、多孔質(ポーラス)カーボン素材を活用した搬送用ロールで、高精細フィルムの非接触搬送を実現した。一般的な金属やゴム製のロールと比較して摩擦による傷やシワが付きにくい。光学系フィルムの製造ラインに採用実
ジャパンディスプレイ(JDI)は3日、台湾の群創光電(イノラックス)と有機EL技術で戦略提携を結んだと発表した。イノラックス子会社の車載パネル会社と組み、独自の有機EL技術をつかったパネルを車載向けに販売する。2027年に32型の車載用パネルをJDIの茂原工場(千葉県茂原
JDI、世界初eLEAP×HMO技術の32型車載用ディスプレイ
ジャパンディスプレイ(JDI)は、高輝度・長寿命を特徴とする次世代有機ELディスプレイ“eLEAP”の新製品として、バックプレーンにHMO技術を採用した「32型車載用ディスプレイ」を開発した。eLEAPとHMOを組み合わせた、車載向けの大型自由形状ディスプレイの開発は世界初という
Xiaomi Smart Band 9 Pro ミニレビュー:画面が見やすく、バッテリーがめちゃくちゃ持つのに驚き
Xiaomiより、2024年11月に発売されたXiaomi Smart Band 9 Proを2週間ほどお借りしました。Xiaomi Smart Band 9 Proは1.74インチの有機ELベゼルレスディスプレイと最大21日間の長時間持続バッテリーを搭載、GNSSに対応し、新たにコンパス機能も搭載したスマートバンドです。私
液晶の複雑な秩序構造の形成メカニズムを解明、 連続体シミュレーションと機械学習構造判定による新戦略
液晶や高分子といった柔らかい物質群(ソフトマテリアル)は、構成する分子の集合体が複雑な秩序構造を自発的に形成することが知られています。ある秩序構造から別の秩序構造への構造転移のメカニズムの解明は、物理学や数学といった基礎科学の興味深い問題であるのみならず
立命館大学発ベンチャーのPatentix株式会社 (本社:滋賀県草津市、代表取締役:衣斐豊祐、以下「PATENTIX」 )は、立命館大学総合科学技術研究機構の金子健太郎教授/RARAフェローとともに共同で研究開発しているGeO2半導体エピウエハの早期供給に向け、琵琶湖半導体構想の可
世界初 ルチル型GeO2結晶によるショットキーバリアダイオード動作を確認
Patentix株式会社は、ルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO2)単結晶薄膜上に、ショットキーバリアダイオードを形成し、その動作を確認することに成功しました。これはr-GeO2で実現された世界初の半導体デバイスであり、r-GeO2パワー半導体デバイスの実現に向けた重要な一歩で
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の労働者は、国内工場で2日から一斉に警告ストライキを開始する。金属産業労組(IGメタル)が明らかにした。VWの国内従業員による大規模ストは2018年以来となる。経営側は中国メーカーとの競争や需要冷え込みを受け、大
ファーウェイがAndroidと決別。これからは孤高の独自OSでひた走る
独自OSの挑戦始まる。今から5年前の2019年、トランプ大統領の大統領令によってHUAWEI(ファーウェイ)を含むいくつかの外国企業が、自社のデバイスに米国製技術を使用することが禁止されました。この措置によりもろに影響を受けたHUAWEIは、当時Google(グーグル)からAndroi
天候や時間帯で左右されることが課題となっている再生可能エネルギーの導入拡大に向け、余っている時に電気をためる国内最大規模の設備が紀の川市に建設され、29日、開所式が行われました。この蓄電所は、関西電力とオリックスが共同で建設したもので、12月1日の運転開
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旭化成は27日、アクリル樹脂やその原料の「MMA」など4事業から撤退すると発表した。川崎製造所(川崎市)で手がける製品で、中国勢の増産などで市況が悪化していた。石油化学事業を縮小し、同製造所は水素向け素材などの製造拠点へ転換を目指す。生産能力で国内2位のMMAと、
出光興産は、蛍光型青色材料を用いた有機EL素子分野において、積層型発光層素子の詳細解析を実施し、世界最高レベルの発光効率の実現と長寿命化を達成した。同技術は、有機ELディスプレーの省電力化と製品の長寿命化による環境負荷の低減に寄与する。 また、この成果はディ
スマートデバイスや自動車ディスプレイの常識を覆し得る、カナダ発のスタートアップが注目を集めている。VueReal(ビューリアル)は、独自開発の「マイクロソリッド・プリンティング(MicroSolid Printing)」技術で、マイクロLEDの量産という「不可能」とされてきた業界の壁
三重県亀山市のシャープ第2工場が売却されることについて、亀山市長は「現時点で影響はない」と述べました。 シャープは液晶事業の不振を受け、中型や小型の液晶パネルを生産する亀山工場の第2工場を来年8月までに親会社である台湾の「鴻海精密工業」に売却します。
【無機系微粒子・超微粒子 技術と応用の最新動向 東レリサーチセンター 調査研究部門 1994年136-02309東レリサーチセンター(東京都千代田区)と産業技術総合研究所は、全固体電池の劣化メカニズムを解析し、固体電解質の化学構造変化が電極との剥離を引き起こしている可能性
東レの大矢光雄社長は26日、記者団と懇談し、電気自動車(EV)市場の低迷など厳しい事業環境が続く中、リチウムイオン電池のセパレーターフィルム(BSF)事業の縮小・撤退も含めた「あらゆる可能性」を検討していると明らかにした。BSF製造を手掛けるハンガリー
5月5日に提供終了となった通話・チャットサービス「スカイプ」は、オンラインのコミュニケーションに革命を起こしただけでなく、さまざまなネットカルチャーの始祖とも言える存在だった。今回は改めてその功績について振り返ってみたい。「エロイプ」のこととか。■スカイプ
5月20日から始まった見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」が、23日に閉幕した。基調講演は19日から行われ、NVIDIAのジェンソン・ファンCEOが“地元”で凱旋(がいせん)を果たしたかのように話題を振りまいていた(22日に出国する際は、地元のTV番組でもレポートされていた)。一
デル・テクノロジーズはこのほど、4K表示に対応した32型有機ELディスプレイ「Dell 32 Plus 4K QD-OLEDモニター」(S3225QC)の販売を開始した。価格は14万9800円だ(税込み)。
みなさんこんにちは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏です。COMPUTEX TAIPEI 2025の取材で台湾・台北に来ています。ディスプレイメーカーであるサムスンディスプレイが、新しいタイプのディスプレイを展示していました。その名も「Stretchable Display」。Stretchable=
国内で2024年に出荷された太陽光パネルの約95%が海外製であることが21日、産経新聞の集計で分かった。うち8割超を中国製が占めるとみられ、国内流通分のほとんどを依存している状況が浮き彫りになった。中国製の太陽光発電システムを巡っては、一部で送電網に障害を引き起こ
日本企業の炭化ケイ素(SiC)パワー半導体戦略が曲がり角を迎えた。SiCウエハー大手の米ウルフスピードが米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用申請を行う準備を進めている。中国勢の攻勢で価格が下落。技術でも差が縮まってきた。同社と10年契約を結ぶルネ
日本電気硝子の超薄板ガラス「Dinorex(ダイノレックス)UTG=写真」が、米モトローラ・モビリティの折り畳みスマートフォン「モトローラレイザー60シリーズ」に採用された。
世界のクリーンエネルギー市場が引き続き活況を呈しているなか、次世代の太陽電池技術として期待されるペロブスカイト太陽電池への関心も高まりつつある。最近、この分野を代表する中国の新興エネルギー企業「協鑫光電(GCL Perovskite)」が、2025年内にも香港での新規株式
かつて市場を席巻した国産液晶メーカーの没落が鮮明だ。「日の丸液晶」として期待を集めたジャパンディスプレイ(JDI)は業績不振に苦しみ、国内従業員の6割に当たる1500人程度を削減する。シャープも亀山第2工場(三重県亀山市)を親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)
これまでのタブレットとは一線を画す、新感覚のビジュアル体験を。TCLが誇る独自技術NXTPAPER 4.0により、まるで紙のように目にやさしく、それでいて鮮やかな画面表示を実現した次世代タブレット「NXTPAPER 11 Plus」登場。
ジャパンディスプレイは、車載用ディスプレイ関連事業を新設分割により設立する子会社「株式会社AutoTech」に承継させることを決議した。この件は6月21日開催予定の第23回定時株主総会および普通株主による種類株主総会に付議される予定だ。新設分割は、ジャパンディスプレイ
サムスン電子は、厚さわずか5.8mmの超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」を海外で正式に発表しました。重さも163gと非常に軽量で、薄型設計ながらも高性能なカメラやAI機能を備えたモデルとして注目を集めています。厚さわずか5.8mmの「Galaxy S25 Edge」発表本製品は、
偏光レンズのサングラスをかけると、カーナビなどの液晶ディスプレーの画面が見えにくくなる技術的な課題を解決しようと、慶応大学のグループが特殊なフィルムを開発し、今後、製品化を目指すことにしています。カーナビやスマートフォンなどの液晶ディスプレーは、映像を表
大規模なリストラに踏み切った液晶パネル大手ジャンパンディスプレイ(JDI)のスコット・キャロン会長最高経営責任者(CEO)は15日、都内で開かれた決算会見で、石川工場に生産を集約する理由に「低コスト」を挙げた。その上で「規模は小さくなるが、十分に勝てる。JDIの身の
NHKは、放送にまつわる最新の研究成果を一般公開する「技研公開2024」を、5月30日〜6月2日に東京・世田谷にあるNHK放送技術研究所で開催する。28日には開催に先駆けてメディア向け説明会が行なわれ、伸縮可能なフルカラーディスプレイや好みに応じて3D/2D表示を切り替えられ
中国パネル大手の維信諾科技(ビジョノックス)は28日、安徽省合肥市の地元政府と最新鋭の有機ELパネルの新工場を建設することで合意したと発表した。総投資額は550億元(約1兆2000億円)。中国最大手の京東方科技集団(BOE)も最新鋭の有機ELパネル工場の建設を進めており競
フラット パネル ディスプレイ (flat panel display:FPD) 業界の歴史において、工場稼働率は通常約84%の平均を維持してきました。しかし、2022 年第 3 四半期から 2023 年第 4 四半期にかけて、フラット パネル ディスプレイ市場がパンデミック後の供給過剰から回復するのに
キヤノンは、第6世代ガラス基板※1に対応したFPD(フラットパネルディスプレイ)露光装置の新製品として、露光幅拡大により高い生産性を実現した“MPAsp-E1003H”を2024年6月上旬に発売します。近年、自動運転技術の進展や電気自動車の市場拡大により、多様な車載用ディス
2000年代、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」のヒットで大躍進したシャープ。「世界の亀山モデル」で市場を席巻したが、その栄華は長く続かなかった。テレビ向けの大型液晶パネル事業からの撤退が決まり、社員や元経営者は何を思うのか──。 目 次 - 堺の工
2024年に入ってから、次世代ディスプレイ技術として知られるOLEDは、カラーテレビ市場で「ますます不人気」になっている。その代わりに、マイクロ LED テクノロジーを搭載したオールインワン コンピューターや大画面カラー テレビ製品が加速しています。次世代カラーテレビを
OLEDモニターパネル市場の成長傾向が本格化していることが分かった。26日、市場調査機関のディスプレイサプライチェーン(DSCC)によると、今年第1四半期のグローバルOLEDモニターパネルの出荷量は、前年同期比189%増加した。第1四半期の全体OLEDパネル出荷量が同期間50%
2025年大阪・関西万博の会場建設現場で3月に起きた爆発火災事故の原因となったメタンガスが、事故があった夢洲(ゆめしま)1区(会場西部)での調査で近年増加し、昨年夏期に1日に約2トンも発生していたことが分かりました。 本紙が入手した大阪広域環境施設組合
目次- 終わらない減収と赤字、競争環境も厳しいが、光明も?- 社運を賭けた「eLEAP」、悲願の量産へ- 「いまは負け組」のJDI、「eLEAP元年」の有言実行なるかジャパンディスプレイ(JDI)が、長いトンネルから抜け出すタイミングが、ようやく訪れるのかもしれない。同社
第5回目となる今回は、研究内容とその成果の潜在的な可能性を重視し、最近の被引用数の伸びが著しく上昇傾向にある論文および学術分野に着目してフロントを選出。その結果、1万2726あるフロントのうち、日本の研究機関の存在感が大きかったのは213で、それをさらに分析するこ
パナソニックホールディングス(HD)が、子会社のパナソニックコネクト(東京)が手掛ける業務用の大型プロジェクター事業の売却を検討していることが23日、分かった。成長分野に資金を振り向けるため、事業の選択と集中を図る。売却額は数百億円規模になる見通しだ。 既に
NHK放送技術研究所は5月21日、ゴム基板や液体金属を使い、柔軟かつ伸縮可能なフルカラーディスプレイを開発したと発表した。実用化すれば、映像に包み込まれるようなドーム型ディスプレイなども作れるという。柔軟なゴム基板の上にRGBに発色するマイクロLEDを格子状に形成
「世界が驚く大谷翔平のショータイム」と日本中がお祭り騒ぎをしている横で、ひっそりと「世界が驚いたメイドインジャパン」が消えていくことが決まった。 かつて「世界の亀山モデル」とうたわれた、シャープのテレビ向け大型液晶パネルの生産が2024年9月をもって終了する
ロンドン-- Omdiaの最新の調査によると、2031年までに、タブレットPC用有機ELディスプレイの出荷台数は、3,500万台に増加する見込みです。特に、タブレットPC向けハイブリッドOLEDの出荷シェアは、この期間に大幅に増加し、85.1%にまで達すると予想されています。2024年以
斎藤健経済産業相は5月21日の閣議後の記者会見で、国のディスプレイ産業の支援について「細切れで単発の支援にとどまり、(世界的に)競争が激化する中で十分ではなかった」との認識を示した。その上で現在国策として進める半導体産業の支援を念頭に「(ディスプレイ産業)支
経済産業省は21日、フィルムのように薄くて軽く、折り曲げられる「ペロブスカイト太陽電池」の実用化を目指す官民協議会を今月発足すると発表した。同電池は壁面に張り付けるなど場所を選ばずに設置できるため、日本での再生可能エネルギー拡大の切り札ともいわれる。メー
米格付け会社のS&Pグローバル・レーティングは20日、シャープの長期格付けを「Bプラス」から「Bマイナス」に2段階下げたと発表した。2024年3月期の連結決算で1499億円の最終赤字を計上する主因となったシャープの液晶パネル事業について、当面の収益回復は難しいと判断した。
「われわれはディスプレーが得意だが半導体がなく、SKハイニックスは半導体が得意だが有機ELがないのでシナジーを出してみようという趣旨でした。そうして『ホタルプロジェクト』が誕生しました」。17日にソウル・麻谷洞(マゴクドン)のLGサイエンスパークで会っ
液晶パネル自体は本当に長寿命。10年くらい使ってもビクともしないはずです。周辺や角に軽いムラが付く程度かな?テレビは毎日のように使用することも多いだけに、突然故障して映らなくなってしまったら困りますよね。テレビの「寿命」はどれくらいなのでしょうか。「All Abo
人型ロボットを開発する「加速進化(Booster Robotics)」がこのほど、プレシリーズAで数千万元(数億円超)を調達した。源碼資本(Source Code Capital)が出資を主導し、水木創投(Tsinghua Innovation Ventures)と盈港資本(Green Harbor Investment)も参加した。資金は