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彼は最後に微笑んだ132
チャンスは一瞬の内に逃してしまう。だから気づけば絶対にそれをつかんで離してはいけないと思っている。 今付き合っている貴族はラヴィニアにぞっこんのようだが、親に振り回される弱いところがある。そんな男は親からの結婚話が出れば間違いなく平民のラ
2023/06/29 10:00
彼は最後に微笑んだ131
もしそれが本当だったら、間違いなく自分に分がある。 周りに勧められて渋々どこぞの高い地位の令嬢を正妃に迎えたとしても関係ない。地位ではなく女としての勝負なら、多々いるつまらない女に負ける気はしなかった。何なら正妃の地位を勝ち取るのも楽しい
2023/06/27 11:00
彼は最後に微笑んだ130
昔から綺麗なものや楽しいものが大好きだった。ただ、それらは手軽に入るものではなく、特に自分の家のように中途半端な身分だと手が届きそうなのに届かないこともよくある。 子どもの頃はそういったこともわからず、ただ欲しがっていれば親が手に入れてく
2023/06/23 11:00
彼は最後に微笑んだ129
結局よくわからないままその果物も好奇心で買った。だがそれは皮がそれなりに厚そうでナイフを使って食べるもののような気がするため、持って帰ることにした。 とりあえずピタヤをその場で食べる。ピタヤは一見とげとげしたような硬そうな皮に見えるが、手
2023/06/21 07:00
彼は最後に微笑んだ128
昼下がりの町は休憩している労働者たちもよく目に入ってきた。まだ冷たい風も吹く季節ではあるものの、今日のように晴れて日差しがよく差し込んでくる場所ならそれなりに暖かさも感じる。「ほら、ニルスが食べたいもの教えてくれよ」 エルヴィンは少し困っ
2023/06/19 09:00
彼は最後に微笑んだ127
*R-18指定あり注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。
2023/06/17 11:00
たまらなく甘いキミ20
2023/06/15 11:00
たまらなく甘いキミ
◆たまらなく甘いキミ◆ 佐野 結弦(さの ゆづる)は大学生。 カフェでアルバイトしている。 ある時、アルバイト先の飲み会で酔ってしまい、気づけば介抱してくれていたらしい同僚の三坂 拓(みさか たく)にキ
2023/06/14 11:01
たまらなく甘いキミ19
「何だとって……今、俺何か間違ったか?」「間違いしかないだろ。そもそも恋愛したことないって何だよ。そりゃ確かに恋愛のエキスパートだとは言わないけどな、さすがに混同するわけないだろ。馬鹿なのか?」 馬鹿、いただきま
2023/06/13 11:00
彼は最後に微笑んだ126
2023/06/11 08:00
彼は最後に微笑んだ125
2023/06/09 11:00
彼は最後に微笑んだ124
脱力感が半端ない。達した後はこんなに脱力したっけかとエルヴィンはぼんやりしながら思った。「エルヴィン……」 だがニルスの低い声が自分の名前を呼んでくるとすぐさま我に返る。顔を向けるとニルスは多分だが、気がかりそ
2023/06/05 11:00
たまらなく甘いキミ18
顔の火照りを感じながら結弦が俯いていると、旭日から小さく吐息のような音が聞こえてきた。「佐野くんを困らせたいんじゃないんだ。……ごめんね。とりあえず今日は俺、このまま帰るよ」「……っ
2023/06/03 11:00
たまらなく甘いキミ17
とにかくこの場を収拾しなければと結弦がさらに何か言おうとすれば、拓が背後から結弦の口元というか顔を手で覆ってきた。「っぶ。何すんだよ」「お前はむしろ黙っとけ。余計ややこしくなる」 手は離してくれたが、ため息つきそうな勢いで拓が前を見ながら
2023/06/01 10:00
2023年6月 (1件〜100件)
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