黙真人訓、功行道。
功行のニ字は、各仙仏真人が多く発揮せられたところであり、修行の導師とするのに、過ぎるものである。自分(黙真人)に一悟するところがあったので、未だ適当か、否かを詳らかにしないが、同修(道を修める者)も共にこれを研究することを希望する。功の意義は、包含するところ、甚だ多く、行の候(情状)を証するに、また、いたるところに妙理がある。ニ字について言えば、功行とは、行いに、功を得たものである。その要(かなめ)は、もとより、行いにある。すなわち、行いが「允(まこと)に厥(そ)の中を執れ」の中を得たものであり、「これ精これ一」を得たものである。(注鬼雷述べます。允に厥の中を執れ=道統の相伝。中庸の奥義)(注これ精これ一=道統の相伝であり、允に厥の中を執れを補助するものでもあり、一とは無欲を、精とは、太極を指すものと考え...黙真人訓、功行道。
2024/03/29 18:38