二段階方式の説明
友人から問われて、二段階方式の話をしました。残念ながらzoomだったんですが。後で考えて、一番大切なことの説明が足りなかったのではないかと気になっています。思いついてブログで解説をしてみることにしました。今日の投稿は保健師さんたちに対する基礎の復習のつもりで書いてみます。「二段階方式」においては、認知症を三つの側面から理解します。神経心理機能テストによる「脳機能テスト」の実施と判定(A)30項目問診票による「生活実態」の確認と把握(B)過去数年間における脳の使い方という視点からの「生活歴」の聴取(C)という三つの側面をリンクさせて総合的に判定、鑑別します。AのレベルとBの生活実態が一致して、さらにそれを説明でき得るCの確認ができた場合、つまりA=B=Cのみアルツハイマー型認知症と解釈することになり、初めて...二段階方式の説明
2024/02/26 00:15