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く〜にゃん
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奈良市
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戸畑区
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2012/02/11

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  • <堂本印象美術館> 「大好き!印象の動物 鳥 昆虫」展

    【絵画・屏風・巻物・焼き物など約60点】京都府立堂本印象美術館(京都市北区)で「大好き!印象の動物鳥昆虫」展が開かれている。堂本印象(1891~1975)は大正から昭和にかけて日本画のみならず陶芸、金工、木工、染織など多彩な分野で画才を発揮した。1966年に開館した独創的な同美術館の建物も自らデザインを手掛けた。今展には工芸品も含め動物・鳥・虫などの生き物が描かれた作品約60点が展示されている。11月23日まで。印象は若い頃、帝展など美術展に積極的に出展した。『柘榴(ざくろ)』は京都市立絵画専門学校(現京都市立芸術大学)の3年在学中に第2回帝展に出品した作品。太い幹にちょこんと腰掛けた1匹のリスが実に可愛らしい。『乳の願い』『春』『實(みのり)』『蒐猟(しゅうりょう)』などの帝展出品作も並ぶ。『乳の願い』...<堂本印象美術館>「大好き!印象の動物鳥昆虫」展

  • <奈良市写真美術館> 百々俊二回顧展「よい旅を 1968―2023」

    【佐世保・ロンドン・バンコク・大阪新世界・紀伊半島…】「入江泰吉記念奈良市写真美術館」で、前館長百々(どど)俊二氏の55年に及ぶ写真家人生を振り返る回顧展が始まった。題して「よい旅を1968―2023」。内外を旅し「街とそこに暮らす人々の日常」をテーマに撮り続けてきた作品の中から約300点を一堂に展示している。「入江泰吉文楽と大和の風景」展も同時開催。11月26日まで。百々氏は1947年大阪府生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科を卒業し、1998年から大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校・大阪)の学校長を務めた。2015~22年、奈良市写真美術館館長。主な写真集に「楽土紀伊半島」「新世界むかしも今も」「日本海」などがある。今春「次世代の若き写真家に真摯に向き合い、常に切磋琢磨を共にしてきた」功績で...<奈良市写真美術館>百々俊二回顧展「よい旅を1968―2023」

  • <名勝大乗院庭園文化館> 「発掘された庭園」資料展

    【平城宮跡東院庭園、平等院庭園なども紹介】名勝大乗院庭園文化館(奈良市高畑町)で「『発掘された庭園』~つちに埋もれた古の庭~資料展」が開かれている。発掘調査によって再び地上に現れて復元・整備された古代~中世の“発掘庭園”をパネルで紹介している。10月9日まで。大乗院は興福寺の門跡寺院で1087年に創建された。現在地に移転後、足利将軍家に仕えた善阿弥によって作庭が始まり、完成後は「南都随一の名園」と称えられた。1995~2007年の発掘調査で、江戸時代末期の「大乗院四季真景図」などに描かれた往時の姿が地下に眠っていることが判明。埋め戻した後、盛り土の上に遺構を復元し2010年から一般公開を始めた。庭園の広さは約1万3000㎡。「旧大乗院庭園」として名勝に指定され、日本ナショナルトラストが管理している。(東大...<名勝大乗院庭園文化館>「発掘された庭園」資料展

  • <アワ(粟)> 祖先はネコジャラシ!

    【五穀の一つ、縄文時代から栽培】イネ科エノコログサ属の穀物で、原産地はインドや中央アジアといわれる。日本には稲作が伝わる前、縄文時代に朝鮮半島を経て渡来した。穀類の中ではヒエ(稗)とともに栽培の歴史が古く、米・麦・豆・稗(または黍=キビ)とともに五穀の一つに数えられている。アワはエノコログサが作物化したものといわれる。子犬の尻尾のような花穂から漢字で書くと「狗尾草」。一般に「ネコジャラシ」という俗称で呼ばれることが多い。草丈は1~2m。長さ10~40㎝の穂に2㎜ほどの黄色い粒状の子実を無数に付ける。穀類の中で最も小粒で、五穀米や団子、菓子、小鳥の餌などに使われる。諺に「濡れ手で粟」など。英名は「フォックステイル・ミレット」や産出国から「イタリアン・ミレット」「ジャーマン・ミレット」など。学名は「Setar...<アワ(粟)>祖先はネコジャラシ!

  • <大和文華館> 淇園の“指頭画”と再対面

    【無料招待デー、また特別企画展に】奈良市学園南にある私設美術館「大和文華館」が開館したのは1960年10月のこと。近畿日本鉄道の創立50周年記念行事の一つだった。文華館は年数回、無料招待デーを設けている。9月15日も近鉄創業記念日に伴う招待デーだった。開催中の特別企画展「文人サークルへようこそ」は開幕直後に訪れているが、“指頭画”をもう一度見ようと再び出かけた。指頭画は筆の代わりに指先や伸ばした爪で絵を描く画法。指墨や指画ともいわれる。中国・清時代前期の文人画家、高其佩(1672~1734)が技法を確立し、日本にも伝わって南画家たちに影響を与えた。その手法を逸早く取り入れたのが大和国郡山藩の上級藩士だった柳沢淇園(1703~58)。今展では『指墨竹図』(個人蔵)が初公開されている。墨をつけた指の腹で竹の葉...<大和文華館>淇園の“指頭画”と再対面

  • <奈良町資料館> 観光客に人気のパワースポット

    【青面金剛・吉祥天女・庚申大皿・江戸時代の絵看板……】奈良市の旧市街地「ならまち」。世界遺産・元興寺の旧境内を中心とするこの地域には風情あふれた古い町家とおしゃれな店舗が混在、多くの観光客を引き付ける。目に付くのが家々の軒先に吊るされた赤い猿のぬいぐるみ。「身代わり申(ざる)」と呼ばれ、「奈良町資料館」(南哲朗館長)が製作・販売する。ここではレトロな民具や絵看板、仏像、美術品なども無料で公開している。オープンしたのは約40年前の1984年。目印は入り口にぶら下げられた無数の身代わり申たちだ。館内に入って最初に出迎えてくれるのが吉祥天女像と青面(しょうめん)金剛像。吉祥天女は良縁や子宝などにご利益があるという。青面金剛は地元に伝わる庚申信仰のご本尊。「庚申さん」と呼ばれ病魔や災いを退治してくれる。身代わり申...<奈良町資料館>観光客に人気のパワースポット

  • <トコロ(野老)> ひげ根から“野の老人”

    【ヤマノイモ科、万葉集にも2首】ヤマノイモ科ヤマノイモ属のツル性多年草で、全国各地の山野に生える。夏にひも状の花穂を伸ばし、淡緑色の小花をたくさん付ける。雌雄異株。雌花の花穂は下垂し、花を咲かせながら次々に緑色の実を結び始める。蒴果で、秋になると茶色く乾燥し3つに裂けて種子を飛ばす。別名「オニドコロ(鬼野老)」。トコロの地下茎は横に這って、ひげ根を多く生やす。「野老」はそのひげ根を老人のひげに見立てたもので、エビが「海老」なのに対し野の老人として野老の漢字が当てられた。古く万葉集にも「ところづら」として2首登場する。「皇祖神(すめろぎ)の神の宮人ところづらいや常(とこ)しくにわれかへり見む」(巻7-1133、作者不詳)。学名は「Dioscoreatokoro(ディオスコレア・トコロ)」。属名は古代ギリシャ...<トコロ(野老)>ひげ根から“野の老人”

  • <ならまち糞虫館> 日本と世界の糞虫がずらり!

    【開館から丸5年、世界一美しい南米産も】奈良市南城戸町にある「ならまち糞虫館」を9月2日初めて訪れた。糞虫はシカなどの糞を食べるコガネムシの仲間。奈良は国内に生息する糞虫約160種のうち60種が確認されており“糞虫の聖地”といわれているそうだ。開館は約5年前の2018年夏。昆虫少年だった中村圭一さん(現館長)が勤め先を早期退職して実家のある奈良にUターン、長年の夢だった糞虫館をオープンした。糞虫館は近鉄奈良駅から徒歩10分ほどの距離。さくら通りを南下し、ならまち大通りを越えて仏具・仏壇の「水本生長堂」横の露地を東に進んだ住宅街の一角にある。初期投資を抑えるため空き家を活用して改造した。平日は休館で、土日曜の午後1時から6時まで開いている。そのうちに、が気付いたら丸5年も過ぎて。奈良公園を代表する糞虫がオオ...<ならまち糞虫館>日本と世界の糞虫がずらり!

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