<ワタゲツルハナグルマ(綿毛蔓花車)> 南アフリカ原産の多年草
【舌状花も内側の筒状花も明るい黄色】南アフリカ・ケープ地方原産のキク科ワタゲハナグルマ属(アークトセカ属)の多年草。4~9月頃、花茎の先に直径4~7㎝の明るい黄花を一つ付ける。草丈は20~40㎝。花も葉も一見タンポポの花によく似るが、舌状花のみのタンポポと違って舌状花の内側に筒状花があり、花もタンポポより一回り大きいといった違いがある。葉はロゼット状に広がり、葉裏には白い綿毛が密生する。繁殖力旺盛で、花後にランナー(匍匐枝)が地表を這い、節から根を出して広がる。ハナグルマは明治末期に渡来し「花車」と呼ばれていたガーベラのこと。和名はその花姿が似ていることなどから「綿毛蔓花車」と名付けられた。学名は「Arctothecaprostrata(アークトセカ・プロストラタ)」。種小名プロストラタはラテン語で「平伏...<ワタゲツルハナグルマ(綿毛蔓花車)>南アフリカ原産の多年草
2023/06/28 08:29