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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法 https://blog.goo.ne.jp/gorillatanaka

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

受験ブログ / 中学受験(指導・勉強法)

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gorillatanaka
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2012/02/08

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  • やり方を覚える、の罠

    算数の基本問題集をやり直してみて、できないところをあぶり出す。そして、それを繰り返し練習する、というやり方は妥当な勉強法に見えるかもしれません。しかし、一度できたところができなかったりする。なぜ、そうなるのか?単にやり方を覚える、というのは、理論的にわかっている、とは限らないからです。歴史の年号みたいな感じになってしまっている可能性がある。暗記と同じようになってしまうと、覚えられているかどうか、にかかってしまう。その記憶が消えてしまえば、もうわからなくなります。歴史の年号をはじき出す方法はまあ、近くの年号を思い出すぐらいしかありませんが、しかし算数のやり方はそうではない。逆になぜそうなるのか、原理的なものがわかってしまうと後でも同じように編み出せるところがあるでしょう。だから覚える、ということにこだわって...やり方を覚える、の罠

  • 塾に早く行かせる前にできるようにすること

    受験加熱期になると、塾に通い始める時期がどんどん前倒しになる傾向になります。しかし、子どもたちはまだ自分で勉強する体制になっていないし、その力も十分でない。だいたい自分で時間をコントロールして、やりたいことを我慢して、やらなければいけないことをやる、というのは相当ハードルが高い。だから、まず先にいろいろ自分でできることを増やしていかないといけないのです。良くお話しするのは、朝自分で起きることですが、まあ、多くの子どもたちがまだまだでしょう。さらに、せっかく自分の部屋をもらっていても、その掃除ができていないとか、洗濯物をしまうのはすべてお母さんとか。そういう本来自分でできることをどんどんさせていないで、塾に行かせるとだいたいバランスを崩すのです。本来、自分でいろいろなことができるようになって、多少なりとも生...塾に早く行かせる前にできるようにすること

  • ママが入れてくれるんじゃないの?

    子どもたちは、少しずつ自立を始めますが、やはりそのバランスが良いというわけではありません。口ではいろいろ言っているが、実際にやっていることが伴わない、というのはよくあること。そのくせ、親が何か言うと2倍、3倍返ってくる子もいるでしょう。さらに、最後は「ママが入れてくれるんじゃないの?」ぐらいに思っている子もいるものです。で、お父さん、お母さんの受験の経験は小さいころからのものがどんどんアップデートされて、高校受験、大学受験となっていくから、それは自分で勉強している姿になるので、今の子どもたちの現状と大きくかけ離れる。また中学受験をされたお父さん、お母さんも結局どこかで記憶がアップデートされているので、「もっと勉強した」に変わっているところもあるかもしれません。なので、子どもたちの意識はそんなものだ、という...ママが入れてくれるんじゃないの?

  • 範囲のない試験は成績が下がるが

    これまで子どもたちは出題範囲が決まっている試験を多く受けてきました。これはカリキュラムの理解度をはかるのが目的ですから、それで良いわけですが、カリキュラムが終わってしまうと、もうあとは範囲のない試験になれていかなければいけません。模擬試験を受けるのはその意味では大変良いのですが、しかし、最初のうちはあまり成績が良くないでしょう。だって範囲がないので、今まで習ったとはいっても忘れてしまったことも多いからです。地理などはもう1年も前の話になるし、歴史も半年前。だから正確に覚えているわけがない。で、ここからしっかり範囲のない試験に対応していけば良いのです。しかし、最初の成績が悪いので落胆されるご家族が多い。範囲のある試験から範囲のない試験に変わると、間違いなく成績は下がると思っていただいた方が良いでしょう。特に...範囲のない試験は成績が下がるが

  • 過去問を最優先すべし

    過去問は、その中学校の入試で何が出るのかを具体的に示してくれます。これ以外はすべて塾や出版社の予想に過ぎない。ただ、過去問は事実です。だから、まずはこれを勉強すべきであって、何が出るか、どんな形で出るか、何がわかっていないといけないか、というようなことが具体的に絞られてくる。その上で足りないことを補えばよいわけです。最初からいろいろ準備して、さあ、過去問をやったら、できない、では遠回り。まずはできようが、できまいが、勉強する。研究するのです。そして、何ができるようになればいいかを具体的につかむことが大事。過去問は研究・勉強するものであって、力試しに使うものではありません。今日の田中貴.com大学付属校は進級が厳しい算数オンライン6月26日の問題中学受験これで成功する!母と子の「合格手帳」+デジタル手帳利用...過去問を最優先すべし

  • やりたい部活

    子どもたちは、やりたい部活から志望校を決めることがあります。この部活をやりたいから、この中学に行きたい。理由はシンプルですが、しかし、子どもたちが勉強する動機としては十分です。しかし、その部活の中身を知っている、ということは、それなりにその競技や活動の中身を知っているということ。将棋をやりたい、と思うのは将棋をやったことがあるだろうし、鉄道模型をやりたいと思えば、当然そういう経験があるだろうと思うのです。だから小学校の時にそういう経験がある方が良い。その機会が習い事だったり、クラブスポーツだったりするのです。小学校とまったく違う競技をやる子もいますが、やはり経験をした競技の方がやりやすい。だから、習い事もなるべく続けられるように工夫してください。今日の田中貴.comとりあえず高校にあげてくれる学校フリーダ...やりたい部活

  • 一発勝負のメリットを活かそう

    中学受験は一発勝負です。当日の入試の出来が良ければ、それまでどんな点数であっても関係なく合格します。一方、逆もあるわけで、それまでどんなに良くても入試で失敗すれば不合格になる。このシステムは最後に伸びてくる子どもたちにとって有利です。そして、そういう子どもたちが伸びる経験を持っていることに学校側は期待しているところもあるでしょう。だから最後に伸ばす、ということに力を入れることです。昨今は、とにかく受験準備のスタートが早すぎて、子どもたちが疲れてしまいがち。その分、最後の追い込みが効かないところがある。4、5年生はまだまだ本気になってないでしょうし、それでよいのです。最後にパワーを集中できるように、多少なりとも余裕を持たせてください。今日の田中貴.com合格点をどうとるのかイメージする算数オンライン6月24...一発勝負のメリットを活かそう

  • 効率化の中心は学校別対策

    近年、中学受験をする子どもたちの負担が増加していますが、効率化できる方法はまだまだあります。その中心となるのが学校別対策です。私学の先生方もよく「過去問を勉強してください」と言われますが、自分の学校が欲しいと思う人材像を明確に問題が表しているので、それに沿って勉強をしてほしいと思っているのです。なので、まずは優先順位としてそこを勉強しないと効率が上がらない。塾からよく聞かされる「いろいろな学校を受けるのだから」、という話は、「みんなに同じことをやらせたい」のすり替えでもあります。志望順位があるのだから、それなりに行きたい学校は絞られる。その学校の出題傾向に合わせた対策をすることがやはり最も重要な受験術なのです。ここのところ成果を上げている塾の学校別対策の教材はやはりよくできていて、力の入り方を感じます。つ...効率化の中心は学校別対策

  • 次に伸ばす環境を決めるというのが一番の目的

    中学受験も加熱期になって、しかも入試が近づいてくるにつれて、ここが最後だから、みたいな感じになってきがちです。しかし、子どもたちはまだ12歳。これからいろいろ勉強して伸びていく。今勉強していることは、別に大学受験に大半は出ないのです。つまりこれから勉強していく。ということは中学受験最大の目的は「次に伸ばす環境を決める」ということであって、韓国の大学受験のようにこれで人生が決まる、というようなものではない。上位校に入っても落ちこぼれる子がいる。それよりも水に合った本人の力を伸ばせる環境に行くことができれば、それからまたさらにいろいろな可能性を伸ばせる。そしてそれはむしろ大きく本人の気持ち、意思によって決まっていくことだから、親としてはその環境をきっちり選びきれるか、ということに重点を置かないといけないのです...次に伸ばす環境を決めるというのが一番の目的

  • 子どもの負担を減らす工夫をしよう

    受験加熱期に入り、やはり子どもたちの負担はどんどん増えています。塾が早く始まる以外にも、スピードが速い、通塾日数が多い、テストが多い、などなど。言われた通りになんか、なかなかうまくいかないと思われているご家庭も多いでしょう。その通りなのです。だから、子どもの負担を減らす工夫をしてください。そこまで追い込まれる必要はないし、志望校の難度に比してオーバースペックなことをやらされている子どもたちは少なくないのです。これは本当に必要なのか、これはやめてもよいのではないか、そういうことをひとつひとつ確認して進みましょう。子どもを追い詰めてはいけません。今日の田中貴.comミスをしないだけで合格点が取れたりするがフリーダムオンライン-学習のヒント-締め切りを変えられるメリット慶應進学館から中等部の社会読んでいただいて...子どもの負担を減らす工夫をしよう

  • ガンコな子

    勉強の仕方にしろ、問題の解き方にしろ、自分のやり方にこだわる子がいます。式を書きなさい、と言われても、「絶対に時間がかかるからいやだ」と言ったり、復習をしなさい、といっても「もう分かっているから大丈夫」と言ったり、まあ、いろいろ。その理由は大きく分けて2つあります。1つは面倒だと直感的に思っているから。面倒なことは特に男の子はしたくない。特にお母さんから言われたら、まず最初にそう思うことが多くなります。これは自分に多少なりとも自信が出てきたこともあるが、やはり面倒だ、と思うことの方が勝っている。もうひとつは、別の「いやだ」という心理が働いている。例えば復習をして、やっぱりわかっていない、ということがばれるのがいやだ、とか、できない、と思われるのがいやだ、とか、まあ、そういった理由。本当は入試以外はできなく...ガンコな子

  • 自分の勉強を組み立てる

    昔、大学受験では四当五落という言葉がありました。4時間睡眠でがんばると合格するが、5時間だと落ちる、みたいな話でしたが、私はこれに違和感があった。別に5時間寝ようが6時間寝ようが、できるようになっていれば、何の問題もない。実際に段取りの良い受験生はしっかり寝ていたように思うのです。鉢巻しめて、合格するまでがんばろう、みたいな風景が良くテレビで映し出されますが、あれにもやはり違和感がある。まあ、そういうのも子どもたちがノリとして楽しめていればいいが、そこに違和感を感じる子どもたちもいるわけで、それがかえってアダになってもいけない。しかし、やはり受験勉強はそこそこがんばらないといけないところもある。しかし、がんばったということを定量的に表すと睡眠時間とか、何時間勉強したとか、何百問解いたとか、まあ、そういうこ...自分の勉強を組み立てる

  • 暗記テキストを3回やってから、の罠

    各塾とも、理科社会や漢字の暗記テキストを用意します。もちろん、これは良く出る知識を覚えてほしいから、という事で宿題になったり、小テストが繰り返されたりするわけですが、案外こればかりにかかわってしまうことが多いのです。しかし、暗記テキスト通りの入試問題はまずあり得ない。つまり文章があって、その中に出てくる問いの答えが覚えた知識であるということが判断できなければいけないわけです。ところが覚えなきゃ、と思うばかりに暗記テキストにずっと関わっていて、問題演習が進んでいないとこの力が養われない。だから常に入試問題をやりながら、並行して覚えていく、ということをやらなければなりません。入試問題をやっていると、良く出る問題というのは繰り返しやるから、自然に覚えることも多い。常に問題演習と合わせて暗記テキストの勉強をしてい...暗記テキストを3回やってから、の罠

  • 受けなくても、中学受験の勉強はした方が良いかもしれない

    今年も入試問題をいろいろ分析しているのですが、やはり小学校6年生でこれらの問題を解けるようになる知的レベルというのは、相当水準が高い。中学受験率は首都圏で約16%ですから、それ以外の子どもたちはそれをやらずに済んでいる。済んでいるからまあ、それはそれでよいのではないかと思っていたのですが、やはり大学受験の上位校や医学部の入試結果を見ていると、私立中高一貫校が強い。もちろん各公立トップ校もがんばっているのですが、しかし、その公立校に通っている子どもたちも案外、中学受験を経験していた可能性もある。さらに言えば、私立高校受験の結果でも中学受験を経験した子どもたちは多いので、やはりそれなりの知的レベルに達するのに、小学生のうちから少しずつ勉強はした方が良いかもしれません。今は公立高校狙いでも、小学生から高校受験の...受けなくても、中学受験の勉強はした方が良いかもしれない

  • 算数の記述採点、2つの方法

    近年、算数の解き方を記述で書く学校が増えてきています。ただ、単純に答えだけを書くのではなく、そのやり方を書かせる。そうなると、問題用紙にぐちゃぐちゃと計算とも式ともわからないものを書いて答えていくだけではいけないわけですが、しかし、よく調べてみると、この採点には2つの方法があります。ひとつは、答えをまず見て合っていれば、何もしない学校。ということは、記述の部分が白紙であっても答えが合っていればよい、ということになるので、これは本来の記述式とは違います。もうひとつは、たとえ答えが合っていても、内容がおかしいと思われるものは減点の対象にする、逆に言えば、途中まであっていれば部分点を与える。部分点を与えるのは最初の方法でもあり得るわけですが、後者の方法は答えが合っていても減点の対象になる、というところがミソ。つ...算数の記述採点、2つの方法

  • 持っているものを引き出せ

    受験勉強というと、何となく教え込む、というイメージで捉えられている感じがするのですが、実はそうではありません。本人が、自分で問題を解くということの中で、条件を整理したり、いろいろと試したり、という過程を通じてだんだん問題ができるようになっていく。もちろん基礎は基礎としてできている必要がありますが、それもまた、ちゃんと自分が理解できるかどうかがポイントであって、教え込んだから大丈夫、ということにはならない。本人が理解しようという意思をまず持つことが大事で、それを引き出せなければ、何を言ってもなかなかできるようにはなりません。だから、力を引き出す、ということを常に意識していないといけないのです。例えば、地頭の良い子は問題を考えているときはなかなか切れがあるが、しかし、一気に過程が進むので、ミスが起きやすい。自...持っているものを引き出せ

  • これはできなくてもいいんじゃないの?

    模擬試験の問題を見ていると「これはできんたくてもいいんじゃないの?」という問題があります。ある学校にとっては必要であっても、他の学校には必要がない。だから、そういう問題はできなくてもかまわないのだから、実際には偏差値や順位を気にしても仕方がないところがあるのです。それができなくても合格する学校はたくさんあるわけで、だからその辺の切り捨てはやはり必要です。一方で、これはできないとねえ、という問題があるのも事実。当然正解率も高いのですが、しかしながら、それを取りこぼしていると確実に不合格に傾く。大事なことはそういう問題の優先順位を間違わずに勉強を進めることでしょう。今日の田中貴.comこの先必要となる力とは算数オンライン6月14日の問題慶應進学館-お知らせ-慶應進学ガイド無料配布のお知らせ中学受験これで成功す...これはできなくてもいいんじゃないの?

  • 算数は自分で考えないとできるようにはならない

    ある程度基本がわかってからの話ではあるのですが、算数の問題はやはり自分で考えないとできるようにはなりません。先生の解説を聞いてわかるのは、自分が良く考えていたからで、「あ、そういうこと!」という発見があるからわかる。解説を聞いていても???と思っているときというのは、もともと問題が良く把握されていないからで、だから子どもたちにたくさんの問題を解かせるというのはなかなか難しい。だから、よく考えさせて、能力を伸ばす、ということに目標を置くべきなのです。例えば1週間に何問解いたという量的な目標は、中身を検討しなければまったく無意味なのです。今日1問でも2問でも、「なるほど、そういうことかあ」という理解があれば、確実に能力は上がっていく。その積み重ねで最後勝負をするだけの話であって、何問解いたら合格になるという話...算数は自分で考えないとできるようにはならない

  • 前倒しするとかえって時間がかかる

    塾の論理としては、毎年、新しい出題範囲が増えて、難しくなる分、カリキュラムを前倒しする必要がある、ということなのでしょうが…。しかし、学校側もある程度理性的に動いているところがあるので、いくらなんでも、と思うような出題はやはりしません。それよりも問題なのは、前倒しをしてかえって時間がかかったり、わからなかったりするケース。要は飛び級のようなものだから、学齢的にしっかり合った時期にやればそれほど問題でもないのに、小さい時にやらせるからわからなかったり、できなかったりする。それで自信をなくしてしまうと、今度は勉強全体に対する意欲がなくなってしまったりするから、問題なのです。飛び級はそれなりの力がないとなかなか難しい。今は全員が飛び級をやっているようなものだから、当然、トラブルが起こりやすいことになるのですが、...前倒しするとかえって時間がかかる

  • こういうことができてもらいたい

    入試問題を見ていると、いろいろ学校の意思を感じることがあります。今年は、現代社会の問題が割と多かったのですが、一般に社会は「知識を覚える」ということが大事だとされる。しかし、今の社会にはいろいろな問題が潜在、顕在しているわけで、そこを小学生なりにとらえて、どう考えるのか、自分の意見を述べられるようになってもらいたい、という意思はこれらの出題に感じられることでした。これは社会だけではない。例えば、人気のある学校でも、難しい算数の問題は出さない、という学校もある。基本的なことをがっちりできるようになってくれていれば、それで十分。むしろ確実性のある解き方をしてくれる子が良い、と考えているからでしょう。別に算数オリンピックの選手を養成するわけではないので、それなりにきちんとした基礎を積んでもらいたいと思っている学...こういうことができてもらいたい

  • めげない子

    最近の塾では、あからさまに順位表を作るわけではないのですが、席を成績で決めるので、まあ、そこにいれば、だれがどういう順番になったというのはわかる。上がればいいが、下がればそれなりに人の目が気になるでしょうし、その情報が学校で広がったりするのははなはだ迷惑な話。が、小学生だから、めげないところもある。まだ幼いから、ピンときていないところもある。それで救われているところが多いのです。本当にそういうのに精神的に圧迫を受けて「もういやだ」と言い出す子どもたちだっていないわけではない。その部分が今のシステムで非常に危ういところです。自信を失い、さらにはやる気もなくなってくる、というような状況は何としても避けないといけないのです。まだ小学生ですから、それに打ち勝つだけの部分を持っていないところはあって、でも深刻になっ...めげない子

  • 共学がいい、別学がいい、は本人の好みだが

    学校選びの中で、男女共学が良い、別学が良い、は割と本人の好みがはっきりします。女子では「共学が良い」というのが割と多いが、しかし、この世代は精神年齢は女子の方が高い。だから男子を「ばっかみたい」と思っている子は少なからずいて、こういう層が女子校を支えている部分もあります。一方、そういう女子にやられている男子は「男子校が良い」と思うところもあるので、結果としてみんな、子どもの好みなのですが…。しかしながら、これは変わるのです。じゃあ、3年後、男子校の生徒に「男子校でよかったか?」と聞いてみたら、まあ、まったく違う意見が聞けるでしょう。なので、選択肢の比重としてはこれはあまり高くなくても良い、と大人は思うのですが、しかし、結構子どもにこだわりがあったりするので、学校選択の要素としては難しい部分かもしれません。...共学がいい、別学がいい、は本人の好みだが

  • 3年生、4年生での読書は重要

    中学受験の入試問題に出てくる国語の文章は、別に子どもを対象にして書かれたものばかりとは限りません。実際に、同じ文章が高校受験に出てきたり、あるいは大学受験に出てきたりもする。しかし、子どもたちの読める文章というのは、やはり段階があって、一足飛びにそこまで伸びるものではありません。ですから、その分、いろいろな文章を読んで、語彙が自然と増えていくという形をとらないといけない。だからここで大事になるのが小学校3年生、4年生の読書なのです。で、別に名作を読む必要もなく、子どもの関心、興味の赴くままに文章を読んでもらってかまわない。ミステリー好きならそれでいいし、ハリーポッターでも科学に関するノンフィクションでも、別に文章のジャンルにはこだわりません。ただ、ある程度読んでもらわないと、中学入試に出てくる文章のレベル...3年生、4年生での読書は重要

  • 親がストレスの原因にならない

    結局のところ、自分で勉強するようにならないとなかなかできるようにはなりません。ただ、実際に6年生の秋になると、みんな自分で勉強するようになる。なぜかといえば、当然入試が近づいてくるからです。受ける以上はやはり合格したい。さらに言えば、来年の4月にどの中学に行くかというリアルな問題が目の前にぶら下がってくるので、それなりにがんばるようになるのです。ただ、それまでの間に、いろいろ疲れてしまったり、自信ややる気をなくしてしまうと、思うように伸びない。だから、それまでの間、たとえ成績が悪かろうと、勉強しなかろうと、クラスが思うに任せなくても、元気づけてあげることが大事です。話を聞いているとつい逆のことをやってしまいがちですが、まだ子どものすることなのだから、大人のようにはいかない。しかし子どもは同じところにはいな...親がストレスの原因にならない

  • できないところをはっきりさせる

    6年生の夏休み、やはりできないところをできるようにする、というのは大事なテーマなのですが、しかし、いろいろありすぎても困ります。だから、まずは出題傾向に合わせて探ることが大事。出ないのに、やるのは非効率でしょう。やはり良く出て、できないところに絞る。ただ、どこができないか、はどうやって探しますか?一番はやはり模擬試験のデータでしょうが、ありすぎて困る、という場合は、基本の問題集を抜粋してやってみる、というのはひとつの方法でしょう。ただし、厚いのはご法度。なるべく簡単に終わって、どこができないのかを探れる問題集がベストです。フリーダムの本科バインダーもひとつの方法ではあります。これは基本問題をテーマ別にしたWEBワークスのひとつ。答え合わせをWEBでやる分、そのデータを裏側のデータベースが全部記録します。だ...できないところをはっきりさせる

  • 絞り込みが大事

    中学受験は小学校の勉強から大きくかけ離れています。これは中学入試で、小学校の内容を出題したら、みんなできてしまうから。だからこれまで「小学生でもできる」ということで問題が作られてきました。しかし、この「小学生でもできる」にはいろいろなレベルがある。できる子はどんどんできるでしょう。現在、暗黙の了解で二次方程式は出してはいけないことになっているが、小学生が二次方程式を解く、なんて朝飯前、なのです。なので、やはりどこまで準備するか、ある程度絞り込むことが大事。WEBワークスを作るときに、これは結構いろいろ議論がありました。でも、なんでもかんでも詰め込んでしまえる分、このボリュームは考えておかないといけない。その結果として、これだけやれば充分だろう、ということに絞り込んだのです。それでも毎年いろいろな学校で出題...絞り込みが大事

  • 5年生はこれからもう一段難しくなるので

    結構、これまでも大変だなあと思っていたかもしれませんが、5年生はこれからもう一段難しくなります。算数で比を習い始めると、ようやく入試に出る問題をやり始めることになるわけですが、しかし、ここにきてまたスピードが上がる塾もあるので、なかなか大変。そういうときは、基礎に徹すると良いのです。確かに応用問題もやらないと組み分けテストに対応できないかもしれないが、ある程度基本的なことができていれば、組み分けも前半部分で点数がとれるでしょう。それができていればまずOKと思っていただいた方が良い。あれもこれも、とやらず、まずは基本をしっかりできるようにする、というテーマでこの夏を乗り切ってください。今日の田中貴.com講習の復習を計画の中に入れておく算数オンライン6月4日の問題フリーダムオンライン-お知らせ-夏期講習のお...5年生はこれからもう一段難しくなるので

  • 時間を制限するのではなく記録する

    なかなか解く時間が短くならない、という子どもたちがいるでしょう。だからといって、急いで解かせると、まず終わらない。終わらない以上やらない問題が出てしまうので、時間を限っても、勉強にはならないのです。そこで・・・。すべて問題をやるときに、時間を計る。ついでにそれを記録しておくと良いでしょう。例えば、算数の問題を5題解くのにかかる時間を計って記録する。記録するだけで良いのです。制限はしない。ただ記録する。それでも、これまでの記録を見ていくと、だんだん短くなっていくのがわかる。それを意識することで、次第に早くなるものなのです。だから焦らせてはいけない。時間を区切ってやらない問題が出ないようにしないと、できるようにはなかなかなりません。まずはストップウォッチを用意して、解く時間を計ることから始めてください。今日の...時間を制限するのではなく記録する

  • 英検加点は子どもの負担軽減に寄与するかもしれない

    中学入試で英語の試験を行う学校が増えている中、選抜方法のひとつに「英検加点」というのがあります。とった英検の級でそれぞれ点数が決まり、学校としては英語の習熟度がわかる分、英語のできる子が採れるメリットがあるわけです。で、英検何級というのが明確だから、何点加点というのもまったく公平に行われることになるから、実は受験する側も点数が読める部分が出てくる。英検の試験に合格すれば、50点取った、と同じことになるのであれば、英語を勉強するモチベーションも上がっていくかもしれない。そうすれば、そう大きな負担なく中学受験ができるようになるのではないでしょうか。案外英語が、子どもたちの負担軽減に寄与するかもしれません。今日の田中貴.com第535回シンプルに狙おう算数オンライン6月2日の問題フリーダムオンライン-お知らせ-夏期講...英検加点は子どもの負担軽減に寄与するかもしれない

  • 国語で全体の成績を支えたい

    成績の波というのは誰しもあるものですが、やはり波はあまり大きくない方が良い。上がるのならいいが、下がる幅が大きい、というのはやはり本番でもおっかないところがある。ここは大丈夫だろうと思ったところでも、ダメになることがあるわけで、成績は安定していた方が良い。で、実は成績が安定するコツは国語なのです。国語ができる子は、割と成績が安定する。というのは、国語というのはそんなに突拍子もない問題は出ない。文章読解と漢字や言葉の知識でしょうが、漢字以外の知識が出るかどうかは過去問を調べればすぐわかる。で、読解が中心である学校がほとんどなので、読解ができれば、国語の点数は安定する。ということは、そこがぶれない。残りの3教科はできによって、まあ、いろいろあるのですが、国語がちゃんととれていればそんなに大幅に駄目になることが少ない...国語で全体の成績を支えたい

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