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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法 https://blog.goo.ne.jp/gorillatanaka

中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。

受験ブログ / 中学受験(指導・勉強法)

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gorillatanaka
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2012/02/08

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  • やり切れる目標にしよう

    受験勉強をやるからには、これだけやればまあ、大丈夫だろうというような学習量があるように錯覚してしまいがちです。ところがそんなものは実は存在しない。例えばある子が算数の問題を1000題解いた、としましょうか。それでもその子は合格しない場合もあるでしょう。一方で500題も解かないのに、なぜかもうできるようになっている子がいたりするのです。ポイントは、その子の能力開発に十分な学習量であればいいという点です。一生懸命やっても終わらないという量は、十分な学習量ではなく、むしろ弊害の多い量といえるでしょう。終わらせることにポイントがいけば、ひとつひとつの理解は十分でないので、当然結果は出ません。一生懸命やって、よくわかると子どもが自信を持てる量というのを考えていく必要があります。それをどう決めていくか、によって無駄な時間が...やり切れる目標にしよう

  • 講習は一日中あるわけではない

    一般に集合塾では、5年生と6年生の授業日は異なりますが、夏期講習は同日に両学年が通うことになります。したがって、5年生は午前中、6年生は午後、のように時間帯が分かれる塾がほとんどでしょう。ということは、終日塾に行っているわけではない。6年生の場合、午前中は家にいて、その後塾に出かけ、また夜は家で勉強する、という生活が続きます。したがって、家でやる時間も結構あるわけで、そこで何をやるか、ということをしっかり考えていかなければなりません。が、もちろん授業の復習や宿題もあるので、自分の勉強に使える時間がそう多くはないかもしれませんが、しかし最早、志望する学校が違うし、復習すべきことも子どもそれぞれによって違うから、自分の勉強を計画していきましょう。何を勉強し、どう進めていくのか、そろそろしっかり考えていかないといけま...講習は一日中あるわけではない

  • 偏差値表を見る子、見ない子

    横に受験日、縦に偏差値という表は大きな塾でデータが公開されています。で、この表を机の前に貼り付けている子がいる。一方、なるべく見ないようにしている子がいます。机の前に貼り付けている子は、自分の目標に向けてと思ったのでしょうが、しかし、どうしてもいろいろ他の学校が気になる。成績が悪ければ「まだここなら合格する」みたいなことに考えがなってくる。またこれは親もそうですが、ついこの順番で学校を判断してしまいがち。合格偏差値が高いから、良い学校というわけにはなかなかならない。やはりその学校に子どもが合わないとただ苦しくなるだけです。だからやはりあまり見ない方が良い、と思っています。むしろこの学校を狙って、この数字になるようにがんばる、だけでよいのではないでしょうか。他の学校の数字まで覚えてしまうと、まあいろいろ邪念が生じ...偏差値表を見る子、見ない子

  • 最後まで狙いきる

    以前は首都圏も高校受験が中心でした。しかし、東京都の学校群制度が始まって以降、私立高校への受験シフトが始まったのですが、しかし、私立高校もやはり少子化で多くの受験生を集めきれない。そこで考えられたのが中高一貫校制度です。高校6クラスを中高一貫にすると1学年3クラスになるので、それで定員を確保していくという作戦。これが功を奏したので、今の中学受験の活況につながっています。だからこれらの学校は、高校から入学できません。これを中高完全一貫といいますが、今御三家で完全一貫でないのは開成だけです。豊島岡や本郷も完全一貫に変わってきましたので、私立一貫校を高校から受験するのは難しくなりました。私立高校で受験できるのは大学付属校が多くなっています。なので、これらの学校の入学チャンスは中学しかない。だから途中でくたびれることな...最後まで狙いきる

  • 比をやってからが勝負

    算数は、中学受験で合格者と不合格者の差が一番大きく出る科目と言われています。理由はいくつかあって、どうしても1問の配点が大きい。問題数が多い学校でも小問数で20問、少ないと10問ぐらいになってしまうので、それを理科社会1問1点で追いつこうとするとなかなか大変になる。だから、算数で80点ぐらい取ってしまうとたぶん安全圏に逃げ込めるので、まずは算数、というのは間違いではないのです。ただ、勝負は比を習ってから。入試に出る問題は比を習ったあとの問題がほとんどだと言ってよいでしょう。で、多くの場合それはやはり5年生の夏以降になる。これはそれを習うまでに必要な過程がそこそこあるからで、例えば分数の計算ができるためには、倍数、約数の知識はいるわけだし、小数と分数の混合計算もそれなりにできる必要がある、ということになれば、それ...比をやってからが勝負

  • 講習に必修カリキュラム?

    一般的には、季節講習に必修カリキュラムを入れない、というのが基本的な考え方でした。季節講習はオプションになるので、取らない子もいるから必修カリキュラムを入れると、抜けてしまうので、あまり入れない方が良いと考えられていたのです。しかしフリーダムの場合は夏期講習に必修カリキュラムが入っています。というのも2年間で終わらせるから、そういう工夫が多少必要だったのですが、しかし、その倍の4年カリキュラムで、季節講習に必修が入るケースが出てきたそうです。まあ、それぞれ塾の考え方ですが、やはりハードになりすぎないようにしていかないと、子どもたちの負担が増えるばかり。本来、子どもが十分に学べる学齢になってからでも遅くはないので急がない」工夫も大事です。今日の田中貴.com第534回「過去問をやってください」と学校の先生が言うわ...講習に必修カリキュラム?

  • 激戦のあと?

    ある子が、算数のテストで大失敗しました。で、何とかしたいと指導を頼まれたのですが、実際に問題用紙を見て、「ああ、このタイプかあ」と思いました。最初に計算問題が3題ある、その問題用紙がもうほぼ字で埋め尽くされている。つまり本人は必死に計算をやり、いろいろ手を尽くしたわけですが、途中からわけがわからなくなってきた。で、それで明らかに時間不足に陥り、慌ててやったので点数がまとまらない、という感じです。で、本人にその計算問題のやり方を示しました。式を書けば、実はほぼひっ算がいらない問題だったのですが、どこかで引っかかっているのに、それがいっぱい書いてあるからどこが間違っているかもわからない。「こうやって式を書いていけば、計算の工夫もできるから、暗算を使えるところもあるし、後で見直して、ああ、ここを間違えている、と見つけ...激戦のあと?

  • 塾でやること、家でやること

    塾で勉強していれば大丈夫、というのは、やはり無理な話です。家で勉強しないから、塾に出す、あるいは個別に出す、という選択をしてしまいがちなのですが、やはり家で自分の課題に取り組まないといけないことは多々ある。例えば知識の暗記もそうだし、過去問の練習もそうだし、模擬試験のやり直しもそうでしょう。自分の課題にどう向き合い、それを解決していくかは、自分でやらなければいけないことなのです。だからあまり塾に行ってはいけないところがある。今は週5日の塾とかあるわけですが、それだと本当に時間が足りなくなりそう。これから夏休みが近づいてきますが、塾でやること、家でやること、しっかり整理して、優先順位を決めて割り振っていきましょう。時間は有限ですし、子どもたちにできる内容は限られるので、優先順位をしっかり決めていかないとうまくはい...塾でやること、家でやること

  • 夏の計画を立てる

    夏休みの計画を考えてみると、いろいろやりたいことは出てきます。まず総復習はしたい。特に理科や社会はもう忘れてしまっているところも多いだろうから、早めに手をつけたい。知識の暗記もやらないと、理科や社会の過去問が始まらない。算数と国語の過去問もやらなければいけないし、国語の記述の練習もあるし・・・。そう、全体としてはやらなければいけないことは目白押しなのです。夏休みといえども、時間はかなり限られます。夏期講習は近年非常に拘束時間が長くなりましたが、その分、家で勉強する時間が減ったにもかかわらず、宿題や復習に時間をとられて、自分のやりたい勉強がままならない。塾のテキストの問題もどこかの過去問なのだろうが、それならば、自分の受けたい学校の過去問をやれた方が良いじゃないか、という考えも当然あります。なので、まずは何を目標...夏の計画を立てる

  • 受験加熱期は競争のデメリットが大きくなる

    毎回クラス分けで塾は競争させています。これは、勉強のモチベーションを上げたいからですが、しかし、加熱期はこのデメリットの方が大きくなる。つまり、「できないと思わせられてしまう」可能性が高いのです。本来、あの子もがんばっているんだから、自分もがんばらないと、という意識がプラスに働くべきことなのですが、しかし、「どうせ、できないから」みたいな感じになりやすくなってくる。子どもの個人的な成長に合わせてやれば十分にできることを、ただ早くやらされているがためにうまくいかず、それで自信がなくなるのは何とかしないといけないのです。受験は競争するのが当たり前、みたいなことを最近感じるのですが、中学入試は本番一発勝負。その日の試験ができればそれで合格するので、そこに向けて力をつけていけばよいだけの話。あまり過度に塾での競争を意識...受験加熱期は競争のデメリットが大きくなる

  • 学校別特訓選抜にもれたら

    塾では何とか勉強に対するモチベーションを持ち続けさせたいので、いろいろな仕組みを持っています。例えば組み分け試験も、本来はカリキュラムがどのくらいわかっているかを評価すればいいのに、クラス分けにし、かつ席も成績で並べたりする。これは昔からいろいろな塾・予備校で使われてきた方法で、とにかくお尻を叩かれる。そのシステムのひとつに学校別特訓の選抜テストというのがあります。6年生の9月から学校別特訓の体制を敷く塾が、そのクラスに入れる塾生を選抜する。選抜制ですから、これに漏れると学校別特訓を受けられない、ということになるのです。学校別特訓の選抜と言いながら、「これに漏れたのだから、他の志望校に変更した方が良いですよ」と言われているようなものなので、あまり気分が良くない。実際に子どもの成長がそれに合っていない場合だってあ...学校別特訓選抜にもれたら

  • 勝負は残り半年の比重が一番大きい

    概ねどこの塾でも6年生の1学期までに、いわゆる受験カリキュラムはいったん終了します。すなわち出題されることの履修がいったん終わるわけですが、そこで夏休みに入り、復習し、そして学校別対策に入る。さらに9月に入って学校別クラス編成を敷く塾も多くなるでしょう。で、実際にここから子どもたちは本当に力をつけていく。だからそこまでに息切れをしてほしくないのです。多少なりとも体力的なものを含めて余裕をもって6年生の夏に突入してもらいたい。別に成績が上がっていなくても大丈夫。それなりにがんばれたのなら、それでOKです。で、ここまでに志望校が決まっていて、「ここを受けるぞ!」という気持ちが本人も家族もしっかり決まってきたら、本当はここからスタート、みたいなところがあって、過去問をやったり、「よく出てできない問題」をカバーしたり、...勝負は残り半年の比重が一番大きい

  • この学校に入りたいという気持ちを強く持とう

    6年生はこれから先、なかなか勉強が大変になってきます。今までもそれなりに大変だったでしょうが、これからは、やはり入試本番で合格点を取るか、というこの1点にいろいろなものを集約させていかないといけない。ただ組み分けのテストが良いとか悪いとかの問題ではなく、何ができて、何ができてないかをしっかり分析して、確実に合格点を取る力を培っていかないといけないのです。しかも、これまでと違って、いろいろなプレッシャーがかかる。クラスメートの志望校が自分と同じだったりして、「僕が入らなかったら…」みたいな話がさらにプレッシャーになってくるのです。だからシンプルに「この学校に入りたい」と思うことが大事。その学校はもちろん複数あって良い、「この学校か、この学校か、この学校のどれかに入りたい」でよいから、そのためにがんばろう、という気...この学校に入りたいという気持ちを強く持とう

  • 教材もやることもわかっているので、わからない問題を教えてもらいたい

    上の子の受験を経験されると、大方受験の段取りがわかってきて、「あれはいらない」ということで、いろいろスリム化されるご家庭があるでしょう。大いにその方向で進んでもらえればと思うのですが、それでもやはり「わからない問題を教えてもらいたい」というニーズはあるのです。実際に後半の指導をしていると、自分でどんどん問題を解けるときは、特に指導はいらない。ただ、「先生、これがわかりません」と持ってこられる問題は、やはりそれなりに難しいし、これは解説してあげないとわからないだろう、という問題も多いのです。だから、その方法だけはちゃんと確保しておくと良いのですが、実はそれが確保できていない場合が少なくない。質問するのも並ぶことが多いということになると、塾を減らして個別や家庭教師を頼んだ方がスムーズ、ということはよくあることなので...教材もやることもわかっているので、わからない問題を教えてもらいたい

  • 本文を一緒に読んであげると良い

    問題文、リード文などが長くなっているというお話を先日しました。これらの文章は、別に小学生向けに書かれているとは限らないので、語彙が不足する、というのは当然あり得る話で、物語の内容がつかめなかったり、実際に何を説明されている、というのがわからない、という場合も出てくるでしょう。で、そういう語彙を電子辞書や国語辞書を使って調べる、というのはもちろん大事な勉強ではあるのですが、実際にはなかなか時間が足りない。なので、本文はお父さん、お母さんが一緒に読んであげると良いと思います。その上で知らない言葉はどんどん教える。教えるときに、お父さん、お母さんが辞書を引いてもかまいませんが、なるべくならお父さん、お母さんの言葉で答えてあげてほしいのです。子どもは耳から言葉を習っています。小さいときはそれが優先されている。だんだん知...本文を一緒に読んであげると良い

  • 急がせて考えなくなる

    今年の各校の問題に目を通していて、やはり問題文の長さが気になりました。リード文がそれなりの長さになっていて、現代社会の問題ではそこからいろいろ自分の考えをまとめていかないといけない。これはそれなりに練習をしていかないと一朝一夕でつく力ではありません。一方、今の子どもたちはテストで相当忙しく問題を解いているので、ろくに問題文を読んでいない、と思われるところがある。完全に読み飛ばして、答えがここに書いてあるにもかかわらず違うことを勝手に考えて答えていたりする。量を与えて考えなくなる、というお話を先日しましたが、急がせて考えなくなる、というのもあるのです。特に上位校はこれからリード文がさらに長くなり、データやグラフも入ってくるでしょう。したがってそれをていねいに読みこなすか、という力が求められてくる。こういう問題は、...急がせて考えなくなる

  • 塾の先生と相談しよう

    実際にいろいろ困っていることがあるにもかかわらず、塾の先生には相談しにくい、という話を聞くことがあります。塾によっては5年生まで塾の先生と話す機会がない、とか、話しても自分のクラスを教えていない先生だったりとか、まあ、そういう塾もありますが、本当のことを言うと、塾の先生としてはお父さん、お母さんの話を聞いておいた方がよほど指導はしやすいのです。塾での様子と、家庭での様子は全く違う、という子もいます。塾ではおとなしくまじめにやっているようで、家に帰ったら全く勉強していない、とか。実際に終わり切らない課題について本人がかなり苦しい思いをしていても、塾ではあまりそういう顔をしていないとか。だから、まあ、できるならば塾の先生とすぐに相談できる環境の方が望ましいのです。個別の場合は、直接教えている先生と話ができるところが...塾の先生と相談しよう

  • 塾の効率、子どもたちの効率

    子どもたちの負荷がどんどん増している中で、しかし、その中身を見てみると無駄なことも多いのではないか、と思われることがあります。例えば多くの塾がカリキュラムを前倒ししていて、5年生の終わりですでにいわゆる受験カリキュラムが終わっている。だったらそろそろ演習に入ればよいのだけれど、実際には過去問にしろ学校別対策にしろ、個別の対応は夏休み以降のことが多い。この3か月の間のカリキュラムでいえば、これまでの復習ということになるわけですが、ということはできることをまたやり直す場合も少なくないと思われるのです。だから1学期を「空白の3か月」と呼ぶ場合が多い。あんなに急いで始めたのに、ここでゆっくりして、結局過去問のスタートが間に合わず、併願校の過去問が十分にできなかったなど、という話を聞くにつれて、カリキュラム前倒しの意義が...塾の効率、子どもたちの効率

  • 停滞期を乗り越えるために

    本人は少しずつ勉強をやるようになってきたが、しかし、テストを受けてみるとなかなか悲惨。本当にこのままやって大丈夫なんだろうか、と親も子も心配になってしまう状況だと思うのですが、勉強をやり始めるとしばらくは停滞期が続きます。というのは、自分で勉強を始めて、わからないことの多さに愕然とする。その蓄積がない分だけ、さらに何をやっていいかわからない。今までは少ししかやらないが、その分だけはできたというところがあるわけですが、勉強するとそれすらも混乱する場合があるからです。しかし、この停滞期を我慢していると少しずつ理解が積み重なってくる。だから、やるべきことを決めてていねいに続けることです。結果が出なくても焦らない。とにかく成績が上がるまでやり続ける。もちろん自分で問題を解き、自分で考えて、自分で覚える、という作業は絶対...停滞期を乗り越えるために

  • 5年生からスタートする中学受験もあるのです

    小学校5年までいろいろやったけれど、子どものストレスや親のストレスが多かったり、成績が伸びないので中学受験を撤退する、というお話をたまに聞きます。しかし、一方でフリーダムのように5年生からスタートする中学受験もあるのです。え、そんなことで間に合うの?と思われるかもしれませんが、十分に間に合います。だって、まだ2年弱あるわけですから。しかも、子どもたちの勉強の土台がだんだん固まってきているので、これからがんばれば十分間に合うのです。入試に出る内容はどの塾でも結局、5年と6年で大半勉強するので、ここからやっても十分できる。むしろこれまでの時間を疲れさせない、というのがコツなのです。もしちょっと大変になっていたら、しばらく休んでやり方を考えてみてください。中学受験をあきらめるのはちょっともったいないが、消耗戦に巻き込...5年生からスタートする中学受験もあるのです

  • 勉強はしないが塾はやめないという子

    家でいろいろ言っても勉強はしない。ただ、反抗して態度が悪いだけ。「じゃあ、もう受験やめたら」というと、「絶対にやめない」と言い張る子がいます。じゃあ、どうするの?ということになるわけですが、ここはただ待つか、意を決してやめるか、のどちらかでしょう。子どもは同じところにいないので、ずっと勉強しないか、というとそうでもない。塾でも一応勉強するし、塾の先生からもいろいろ言われるから、だんだんやるようになる場合が多いのです。ただ、親も子もストレスでやってられない、ということであれば、いったんお休み、もしくはおしまい、でも良いでしょう。別に中学受験ばかりが受験チャンスではない。高校も、大学もあるわけだから、その子の成長に即した受験を考えればよいだけです。塾の先生に相談して事態があまり変わらない、という場合は撤退も選択肢の...勉強はしないが塾はやめないという子

  • 志望校が決まれば勉強の内容も変わる

    各校では、その年の入試の結果を見て、次年度の問題の作成に入ります。どのくらいの子どもたちがどのような点数を取ったのかを詳細に調べる。当然のことながら、その年入った中学1年生の成績も追跡した上で、その年の入試によってどんな子を採ることができたのかも明確になります。そうなると、入試問題のレベルというのは大方決まってくる。あまり難しい問題を出してしまうと、できる子でも点数がとれないし、やさしい問題を出してしまうと、差がつかないからできる子を取り損ねる可能性もある。だから絶妙なレベルを出していく必要があるわけで、それが過去問にしっかり現れているわけです。だから、しっかり過去問を研究すると、自ずとその学校のレベルがわかる。ここまでの問題は解けなければ合格できない、という線がはっきりするから、後はそれを達成するにはどうすれ...志望校が決まれば勉強の内容も変わる

  • 最後までスポーツを続けた子

    中学受験途中で、スポーツをやめる子は多いと思うのですが、案外、最後までやっている子もいるのです。競技にもよりますが、別に個人競技じゃなくでも団体競技を最後まで続ける子もいます。もちろん何らかのチームの協力があることも事実でしょうが、しかし、最後までがんばるのはやはり本人の気持ち次第。勉強が大変だ、というのもその通りですが、勉強ばかりになって気持ちのバランスがとれない子もいる。やはり体を動かすとそれなりにストレス解消にはなるところがあるので、まあ、習い事はうまく続けられると、それなりの結果が得られると思います。少なくとも「絶対にやめなければいけない」ものではありません。今日の田中貴.com早く塾に行かせるより優先すべきことは…算数オンライン5月9日の問題読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村最後までスポーツを続けた子

  • どこまでわかっているかをとらえるべき

    月例テストとか、組み分けテストとか、まあ、いろいろ名称はあるものの、カリキュラムテストというのはその月の内容がどのくらいわかったのかを把握するためのものです。しかし、組み分けということになると関心は順位とクラスに変わってしまう。ここが結構もったいない。本来勉強は積み重ねですから、例えば電気について、発熱のしくみまではわかっているが、そのあとの計算問題ができないとか、直列の発熱はわかるけれど、並列の発熱はわからない、とか、まあ、いろいろ理解の度合いがあるわけで、当然、そのあとを積み重ねていかないといけない。あるいはそういう問題が出ないような学校であれば、そこまでにしておいても良い、のです。先日ある大手塾での公開模試は、記述系と非記述系に分けて問題構成がされており、記述系を志望とする場合のひとつの目安が提供されてい...どこまでわかっているかをとらえるべき

  • 受験勉強はきりがない

    中学受験のカリキュラムが前倒しされてきていますが、実際に受験勉強はきりがない。小学校1年生から塾に入れる、という話も時々聞きますが、それが本当に必要かと言われれば、それは必要ないでしょう。しかし、早くからやらないと、と思ってしまえばもうそれでスタートしてしまう家庭もある。だからきりがない、のです。なので、上手に切り上げる必要がある。塾が小学校2年生からスタートしましょう、と言っても、そんなに長くはやってられない、とやはり思わないといけない。その時間、もっと他の可能性を伸ばすことができるのだから、やればよいじゃないか、ということにはならないのです。うまく切り分けて考えるには、やはり家庭が主導権を握らないといけない。うちはこうやる、というスタイルをしっかり作っていかないと、子どもたちの負担は増えるばかりです。今日の...受験勉強はきりがない

  • 効率を上げよう

    GWが終わったので、ここから6年生はもう一段階ギアを上げたいところ。ただし、もはや塾のカリキュラムは大方終わっているところが多いでしょうから、もう学校別の対策に入れる時期になっています。ところが、塾はなんやかんやと言いながら、いろいろ復習のカリキュラムを入れる。実際に集合塾の場合は、全員同じカリキュラムをやってもらわないと効率が悪い。だから、個々の志望校に対応するよりは、まとめてドンみたいなことが塾にとってありがたいのです。ただそれは、受験生にとってはマイナスな部分がある。確かに復習した方が良い子もいるでしょうが、とっとと対策に移れる子も多い。ところが塾であれやこれやと課題が出て、それをやっていると時間がなくなってしまいます。だから効率をここで上げる必要がある。志望校の傾向にしたがって「よく出てできないこと」に...効率を上げよう

  • 小学校受験に飛び火しそう

    ここのところ、「小学校受験の方が中学受験より良いのではないでしょうか?」という質問を立て続けに受けました。たぶん、中学受験塾が2年生から本カリキュラムをスタートさせるところが出てきて、4年間も受験勉強というのであれば、同じ私立でも小学校から入れた方が良いのではないか、と思われても仕方がないと思います。これまでは小学校受験はある意味親の受験ですから、やはり子どもの力が発揮するようになってからの中学受験をお勧めしてきました。しかし、ここまで中学受験が低年齢化してしまうと、小学校受験もありだと思えてきます。ただ、これはあくまで2年生から始めるのと比較しての話。これまでずっとお話ししていますが、中学受験に出題されることは小学校5年生と6年生で勉強することがほとんどなので、実際には2年間で間に合うのです。しかし、塾がカリ...小学校受験に飛び火しそう

  • 成績が悪かったときこそ、親は口角を上げる

    問題ができなかったり、テストの点が悪かったりすれば、当然、子どもは落ち込みます。しかし、ここで「どうせ、私、できないから。」と思ってしまうと、もうそれ以上の成長は期待できなくなる。今はできなくてもいいから、何とかできるようになろう。あるいは、とにかくわかってやろう、というような意欲はとても大事なのです。点数が悪かったから叱る、というのは決して子どもの教育にはプラスにならない。勉強する態度が悪かったり、そもそも勉強していない、というのであれば叱る意味もあるが、本人が本人なりにがんばっているときは、口は慎むべきです。そして、何とかわかってやろう、できるようになってやろう、という気持ちを支えてあげる必要があります。できなくても、もう一度考える。あるいは解説を読んで納得する。もう一度似たような問題をやってみる。そういう...成績が悪かったときこそ、親は口角を上げる

  • 行動制限なしのGW

    3年ぶりに行動制限がないGWとなりました。塾の講習があるというところもあるでしょうが、それでも家族で遊びに行ける日程がとれればぜひ楽しんでください。中学生になると部活とか文化祭とかいろいろあって、家族の旅行に一緒についてくるということがだんだん減ってきます。だから、家族旅行の機会はやはり小学生が中心なので、せっかく行動制限がないのだから、良い時間を過ごしてください。そうそう、バッグに暗記テキストとか計算ドリルとか入れている子どもたちもいるかと思いますが、どうせ遊ぶときはしっかり遊ぶことが大事。せいぜい電車の中で地図を見て、ああ、ここかあ、ぐらいにしておくとよいと思います。今日の田中貴.com勝てる競争なら好きだが算数オンライン5月3日の問題読んでいただいてありがとうございます。にほんブログ村行動制限なしのGW

  • 反抗しない子

    反抗期は誰にでもくる、というのはこれまでの通説でした。子どもが小さいときは、親がいろいろと世話をしますが、子どもたちも自分でやれる自信がないので、それにあまり反発することはない。それでも本人がやりたいとかほしいとか思うことがあれば、それなりに騒いだでしょう。それが普通です。で、だんだん大きくなるにつれていろいろ子どもができるようになると、それは自分でもできる、とか、そんなのわかってる、ということが出てきて、それをいろいろ言われると「自分がだめだ」と言われているように感じられるから反抗する。しかし、実際にはまだ本当にできているわけではないので、当然、親がいろいろ言うとバトルになる、ということなのです。で、最近反抗しない子というのが現れてきました。反抗期がないのは、問題ではないか?と思われるかもしれませんが、反抗期...反抗しない子

  • オンライン個別指導があるじゃないか

    コロナ禍で、子どもたちが否応なしに受講したオンライン授業。今でも塾や学校で行われていますが、いろいろな問題点があったでしょう。しかし、メリットも多い。とにかく子どもたちが自宅を離れることなく、安心、安全に勉強ができ、かつ、先生のライブ指導が受けられるのはメリットがあります。私たちは集合授業と個別指導をいろいろな形でオンラインで実験して、最終的に個別指導にたどり着きました。やはり集合授業では、カメラに限界があるし、先生が子どもの状況を把握するのがしんどい。一方個別指導であれば1対2、3ぐらいまでであれば、十分に1対1と同じぐらいのクオリティーになり、費用も経済的になることがわかりました。なので、オンライン個別指導という形でコロナ前からやっているので、子どもたちの状況に合わせて、必要なものを効率的に勉強できます。お...オンライン個別指導があるじゃないか

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