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りかこの乳がん体験記 https://rikako-breast-cancer.blog.jp/

“良性”——。それは視触診だけで簡単に下された診断だった。4年8ヶ月放置した、りかこの乳がん体験記。

30代の時にみつけた左乳房のしこり。「“良性”だからそのままにしておいていいよ」。視触診だけで簡単に下された診断。そして私は医師の言う通り放置した。4年8ヶ月後、大きくなったしこりを切除。“良性”だと思っていたのに、病理検査の結果は悪性——乳がんだった。

りかこ
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北海道
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北海道
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2012/02/01

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  • 哀しいけど諦める。 ~3か月、すてきな夢を見せてもらった~

    ゴールデンウイークあたりから計画をしていた来月の函館旅行函館は、「生きているうちに 一度行ってみたい」と、思っていた場所のひとつ“おなじ北海道”とは言え、私の街から函館まではかなり遠いそのため、「たぶん、一生行けない場所」だと思っていたが、今年のゴールデ

  • 医療従事者の喫煙、どう思う?

    過去、私は喫煙者だった ここで何度も語っているが...だから言う立場にはないのかもしれないいや、喫煙者だったからこそ、わかることもある――がんの一番の原因は“喫煙”と言われている喫煙は、すべてのがんのリスクを高めるなので、“喫煙者が減ればがんは減る”と

  • 車椅子レンタルを考える。

    「車椅子借りてみたら?」――“車椅子”...?いや、必要ないよ私、歩けるし 歩くのとっても遅いけど 長距離は歩けないけれど あまり歩くと足が攣るけれど 翌日、股関節の痛みが増すけれどそれに“車椅子”なんて、もっともっと歩けない人のためにあるもの私

  • 終わってる... / 眠剤に頼るべきか...

    朝起きて、トイレに行くその後体重を計り、部屋中のカーテンを開けるそしてこの時期は窓も開けるのだが.... 隣のおっさんが 外でたばこを吸っているため、 ひとつの窓はなかなか開けられない さらに今日は日曜日 隣のおっさんが休みのため、 ほぼ1日、

  • “砂糖を摂るとがんになる”・“砂糖はがんのエサ”―― 信じる?

    「砂糖はがんのエサだから 食べません」――...というのは、これまで何度も耳にしてきた「夫がステージⅣで抗がん剤治療中。 副作用が強く、 中でも味覚障害がひどくて ほとんど物が食べられない。 唯一、 “おいしい”と口にしたのが“菓子パン”。 でもネットで

  • “万全な体調”なんて、きっと、ない。

    「“万全な体調”なんて、 きっとないのだろうな...」それは乳がんになって思ったこと治療中はずっと体調が悪いし、治療が終わっても、決して「いい」とは言えない乳がんの手術をしてから今日まで、体調がよかったのは一体何時間あっただろうきっとひとは、なにかしらの

  • “効く”・“効かない”の境はなんなのだろう...。

    今日の最高気温は19℃の予報先日続いた35℃が嘘のようだ今朝の室温も25℃までに下がっている「寒い...」暑さに慣れてしまった身体には、27℃で涼しく、25℃はすでにひんやりだそしてきのう1日、我慢してしまった股関節の痛み理由は、朝つけた痛み止めが効かなかったから今

  • 痛み、強くなる ~手術への思い~

    最近、ちょっと調子が悪いこの数日は特に痛みが強くなっている「進行していく病気なのだから きっと進行しているのだろう」...それが現実なのだが、そう思うとやるせない今はちょっとした痛みなら、痛み止めをあまりつけなくなってしまった「これくらい、どうってことな

  • また病院...?

    1日中、よく降ったお蔭で、きのうまでの35℃の暑さも雨で洗い流されたそんな今日の気温、21℃外は涼しいが、温まりきった家の中は30℃さすがに冷房を使うにはなれず、かえって暑い思いをする羽目にそして私は...“ブチブチ” 写真では ちょっとわかりづらい

  • 人生の楽しみは、まずは“食”から。

    朝7時早くも冷房の電源に手が伸びる「こんな朝から クーラー点けていいのか...」...の、北海道人の感覚 こう思うのは、 私だけかもしれないが... ちなみに就寝時は クーラーは点けていない 扇風機の風を身体に当てっぱなしだそして午前9時前すでに

  • “がんの先輩”は、やっぱり必要で...。

    「“がんの先輩”って やっぱり必要だよなぁ...」私が乳がんになったとき、まだ今のようなネットの時代ではなかった当然、SNSもない一部ではブログを発信している人たちもいたが、スマホもない時代だった現実の世界では、患者会もなかった同じような境遇の人や同じ年代の

  • そりゃ、怖いよ。

    35℃外はむっとした熱い空気街の中は、さすがに人が歩いていないそして私は、涼しいここへ――「痛いのに、よく投げるよな」「進行するかもしれないのに、 よくやるよな」...と、自分でも思うでも、やっぱりできるうちは諦めたくないやめる勇気、ないいつも不安「投げる

  • そして今日も―― ~お祭りリベンジ~

    寝苦しさで目覚める早朝外の気温は23℃この街にしてみれば、ほぼ熱帯夜だそして空にはうろこ雲“天気が崩れる前触れ”と、言われているうろこ雲確かに、あすから雨の予報だそんな日中も33.4℃という暑さずっしりと重い湿気が肌にまとわりつく「とうとうこの季節が来たか..

  • そう決めたから。

    一瞬、彩雲(光環・光環)が観られた朝今日は3日振りの青い空ようやくPM2.5が抜けてくれたようだ今年の目標―― ○行きたいところに行く ○やりたいこと、やるひとは、いつどうなるかわからないそれに、足もいつまでこのままでいられるか......ということで、今

  • あれから1年 ~今できること~。そして、あれから9年――。

    今日は母の命日もう9年――あのときの記憶は徐々に薄れてはいるものの、実家に戻るたびやはり淋しさがこみ上げるまだ母の匂いがする気がするそんなわけないのにひとはいつか死ぬわかってはいるが、理屈では片づけられない思いがあるそして私もいつか、この世のすべての煩わし

  • “再発”というワード ~第174回 がんサロン~

    朝、カーテンを開けると、白濁した空きのうに引き続き、今日もPM2.5が濃いらしい思わず呼吸を止めたくなる汚さだそんな朝外は16.5℃の涼やかな風が、ぐんぐん気温が上昇午後にはあっという間に34.2℃となる今日は『がんサロン』「こんな暑さの中で ちんたら歩いていたら、

  • お洒落は忘れたくないオンナゴコロ ~足元、夏仕様~

    13.8℃とひんやりな朝が、日中は31.4℃予報通りの暑さとなったあしたは34℃らしい...ということで、ここ北海道もそろそろ本格的な夏...ということで、サンダルの出番に備えて...足元、夏仕様―― 股関節も自由にならないし、 目も悪いし、 ちょっと失敗し

  • どこにも行けない3連休最終日。

    午前6時外は15℃窓から流れてくる、ひんやりとした風が心地好い朝部屋の気温も25℃と、今日はいつになく下がっている「“25℃”って こんなにも寒かったっけ...」暑さに慣れた身体には半袖ではなんだか肌寒い「人間の“順応性”ってすごい」と改めて感じるそんな今日の最

  • 体調不良 ~3年前より、1年前より、半年前より...~

    24.5℃涼しい日あしたから、また夏がはじまりそうだそして今日は上弦の月最近ずっと天気がよくなくてなかなか月が観られないこの月を観たあと、また空は雲に覆われてしまった空を見上げると、気持ちが安らぐ気がする体調が悪くても、気を紛らせてくれる気がする空は、ありが

  • とことん、最後まで――。

    右の股関節の痛みが少し軽くなったので...が、今度は左の痛みが少し強くなり...アスファルトの上もまともに歩けないのに、「ま、いいや」と、投げに行くが、アプローチに上がったら、なんとなく投げられちゃうから、「長年培ってきたものは大きい」と、いつも思う昨年

  • 痛いことが当たり前になって...。

    最近、あまり鎮痛剤をつけなくなった理由は、日常に痛みがあることがすっかり当たり前になってしまったことそして、「これくらいの痛みなら、 どうってことないよね」「これくらいで痛み止めなんて つけていられないよね」という思いそこにはどこか“慣れ”のようなものが

  • 右の足がダメになってきた... ~“進行”という恐怖~

    「さ、そろそろ寝よう」開いていたパソコンを閉じ、椅子から立ち上がる――「痛っ...」思わず膝からくずおれそうになる歩いてみると、右足に体重をかけられない一歩踏み出すたびに右股関節にキンキンと痛みが走る「...ヤバっ」あれから1年どれくらい進行しただろう最近

  • 「会わせたい人がいたら、今のうちに...」に思うこと。

    「会わせたい人がいたら、 今のうちに連絡をとってください」――それはまるで、ドラマの中の台詞まさか現実にこんな言葉を聞くことになるとは思ってもいなかったそれは、母が2度目の緩和ケア病棟に入院をしたときのこと1度目の入院ではすでに、“余命2か月”と告知されてい

  • “完治”ってあるのだろうか...。

    「今年で30年経ちました」――先日、そんなことを言っていた、あるがん経験者の女性「じゃあ、もう (再発)大丈夫なのかな?」それが私の返事だったそうがんは何年経っても、“完治”の実感がない10年経っても、20年経っても乳がんに至っては、20年過ぎても再発することも

  • これだけが頼り。

    「いやぁぁぁーーー!!」朝から悲鳴を上がる 窓を開けていたので、 ご近所のみなさん、ごめんなさいまた出た、ヤツが...初めて出たのはおととしの10月...というより、そもそも生まれてこのかた、一度もヤツの姿を目にしたことがない...というのも、そもそも

  • 再発後を考える。

    「最期はどうしたいのか、 元気なときに 考えておいたほうがいいですよ」――とは、よく言われる話がんになった頃は、その“最期”がどういうものなのかわからずただ漠然としていたが、長くがんをやっていると、いつか来るかもしれない“再発”のことを考える機会が増えて

  • 驚愕の体重。

    乳がんになってから、徐々に落ちていった体重「がんや健康には、 あまり痩せすぎもよくない」と、言われているが、昨年わかった変形性股関節症では、「太らないように」って...どうしたらいいのだ...ちなみに、これまで何度かここにも載せてきた、『体重の変遷』

  • 気力、ない...。

    「ちょうど1年経つんだな...」股関節の痛みが顕著になったのは、今から1年前「すぐに収まるだろう」と、ただそのときを待っていたが、まさかこんな病気だったとは......今年に入って立てた目標 ○行きたいところに行く ○やりたいこと、する「残された人生、

  • 太いやつ。

    先日...と言っても、もう1か月以上経つが...いただいた、東京と群馬のおみやげ ☆ちなみに、そのときの記事 ⇩そのおみやげのひとつがまだ残っていた『ひもかわうどん』――麺がふっといやつ1本の幅、何センチあるだろう...3.5~4㎝というところだろうか 計

  • 夏の定番おやつ。

    PM2.5が濃い朝の空これじゃあ、窓も開けたくない...が、この暑さそりゃ、開けるさ...が、臭いなんだか焼け焦げたような、きな臭い感じがする「こんな空気を吸ったら、 さぞかし身体に悪いのだろうな...」そんな空に、彩雲しばらくすると、うろこ雲が広がりはじめた

  • 「もう、いいや...」と思う。

    ...そんなこんなで、「こんなに生きてきたし、 もういいや...」と、時々思う ☆詳しくはきのうのブログへ人生を“安泰”と“波瀾万丈”の2つにざっくりと分けるとするならば、たぶん...いや、ぜったいに私の人生、“波瀾万丈”だろう「充分生きてきた。 だか

  • “人生いろいろ”とは言うけれど...。

    久し振りに股関節の痛みで目覚める早朝夢と現の狭間で、「あぁ、進行しているんだ。 やめてくれ~」と、心の中で叫ぶ痛みが強くなると、「この股関節、 いつまでもつだろう...」そんな不安が襲ってくるそういえばここのところ、少し痛みが強めではあったそれでも多少の

  • 弱視、老眼になる。

    私が“弱視”であると知ったのは10年ほど前だっただろうか ☆関連記事生まれつき視力が悪かったものの、特に生活に支障はなく、誰にも「弱視」と言われることもなく、数十年過ごしてきたただ、子どもの頃、「あんたが小さいとき 眼科に連れて行ったことがあるんだけど、

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