はじめに Steamでは体験版を公開したときに、ウィッシュリストに追加してくれている人達に、以下のようなメールを一斉送信する事が出来ます。 ただし、リリース時と違って手動で送信する必要があるので、今回はその方法の紹介です! メールを一斉送信する方法
個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。
個人ゲーム開発者kan.kikuchiのメモ的技術ブログ。月木更新でUnity関連がメイン。
UIEffectを使って画面全体をディゾルブ(トランジション、フェード)させて切り替える方法【Unity】【uGUI】
この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 はじめに 今回はディゾルブと呼ばれる特定のパターンで画面を埋めつくしていくようなフェードをUnityのuGUIで実現する方法の紹介です! UIEffectを使って画面全体をディゾル
SpriteAtlasから取得(Clone)した画像を使ってるImageを検索するエディタ拡張【Unity】【エディタ拡張】
エディタ拡張とは この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 はじめに 以前、シーンを開いた時等に「Could not extract GUID……」や「Broken text PPtr. GUID……」とエラーが出る場合の原因が、Unityを再生していない時にエディタ拡張でSpriteAtlasからSpriteを取得(Clone)し、そのSpriteをImageに設定した状態でシーンを保存していた事だという事がありました。 という事で今回は、そんな時に使えるSpriteAtlasから取得した画像を使ってるImageを検索するエディタ拡張の紹介です! FindCloneImag…
Debug.logで出したログをConsole上で選択した時に、任意のオブジェクトを強調する方法【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 はじめに 今回はUnityのDebug.logで出したログをConsole上で選択した時に、任意のオブジェクトを強調する方法の紹介です! と言っても、第二引数で強調したいオブジェクトを指定するだけです。 //Inspectorで設定するやつ [SerializeField] private SpriteRenderer _spriteRenderer = null; private void Start() { //自身を選択するログ表示 Debug.Log("Log", gameObject); //Inspectorで設定したSp…
テキストの内容が変わっても、画像とテキストを合わせてセンタリング(中央揃え)させる方法【Unity】【uGUI】
の記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 はじめに 今回は画像(Image)とテキストを並べて設置した際に、テキストの内容が変わっても、画像とテキストを合わせてセンタリング(中央揃え)させる方法の紹介です! なお、uUGUIでの話で、テキストはTextMeshProでもTextでも可能です。 画像とテキストを合わせてセンタリングさせる方法
Content Size Fitterが自動で更新されない時に、手動で即座に更新する方法【Unity】
この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 はじめに UnityにはContent Size FitterというRectTransformのサイズを自動で変更してくれるコンポーネントがあります。 ただ、自動レイアウト系は即座に更新されるわけではく、特定のタイミングで更新されるので、場合によってはちょっと遅れて更新されたり、そもそも更新されない場合があります。 再構築は直ちに起こるわけではなく、レンダリングの起こる直前、現在のフレームの最後に発生します。直ちに発生しない理由は、これにより、レイアウトが同じフレームで何度も再構築される可能性があり、パフォーマンスへ悪影響を与えるため…
Steamのゲーム内で他のゲームの宣伝をしても良いけど、レビューの催促はしちゃダメだよという話【Steam】
はじめに Steamはストアページで他のゲームを宣伝する事が出来ますが、 そう言えば、ゲームの中での他のゲームの宣伝は見たことないな〜と思い、もしかして禁止されているのかとドキュメント見ましたが、特に記載はありませんでした。ただ、見落としてるだけかもしれないので念のため問い合わせてみました。 ゲーム内で他のゲームの宣伝をしても良いけど、レビューの催促はしちゃダメ
スクショに直に矢印や文字入れ、モザイク設定が可能で、GIFや動画の撮影まで簡単に出来てしまう超便利アプリ CleanShot X 【便利サービス】
はじめに 今回は50以上の機能を持つ究極のスクリーンキャプチャツール、CleanShot X for Macの紹介です! 主な機能をざっくり説明すると、スクリーンショットから直に矢印や文字入れ、モザイク設定が可能で、GIFや動画の撮影まで簡単に出来てしまう超便利アプリです!しかも多機能なのに分かりやすく、使いやすいという優れ物……! さらにスクショを保存せずにコピーや他のアプリにそのまま添付出来たり、シェア用のURLを作成する事まで可能です。 また、1画面に収まらないものスクロールしてキャプチャするなんて事もできます。 他にもテキスト認識、スクショの前面ピン留め、背景ツール、デスクトップのアイ…
Unity+PlayFabでタイトルニュース(各ゲームごとのお知らせ)の設定&取得【Unity】【PlayFab】
PlayFabとは この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 PlayFab SDK 2.136.220523 はじめに 今回はUnityでタイトルニュースのタイトルデータを使ってみようという感じの記事です! ちなみに、PlayFabとはなんぞや?という方は以下の記事を参照の事。ざっくり言うとサーバーサイドが関わる事を楽して実装出来るサービスです。 しかも10万ユーザまで無料で使えるので、「ユーザが増えないのにお金だけ払う」みたいな事がなく、個人開発でも使い始めやすいですし、Microsoftのサービスという安心感まであります。 Pricing なお、本記事は以下の導入やログ…
Unity+PlayFabでデフォルトの言語やユーザの言語を変える方法【Unity】【PlayFab】
PlayFabとは この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 PlayFab SDK 2.136.220523 はじめに 今回はPlayFabのデフォルトの言語やユーザの言語を変える方法の紹介です! ちなみに、PlayFabとはなんぞや?という方は以下の記事を参照の事。ざっくり言うとサーバーサイドが関わる事を楽して実装出来るサービスです。 しかも10万ユーザまで無料で使えるので、「ユーザが増えないのにお金だけ払う」みたいな事がなく、個人開発でも使い始めやすいですし、Microsoftのサービスという安心感まであります。 Pricing なお、本記事は以下の導入やログイン処理が…
「ブログリーダー」を活用して、Kan.Kikuchiさんをフォローしませんか?
はじめに Steamでは体験版を公開したときに、ウィッシュリストに追加してくれている人達に、以下のようなメールを一斉送信する事が出来ます。 ただし、リリース時と違って手動で送信する必要があるので、今回はその方法の紹介です! メールを一斉送信する方法
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 JetBrains Rider 2025.1.3 Claude Code 11.3.0 はじめに 今回はAnthropic製のAIコーディングアシスタント「Claude Code」を Unity×Rider(Mac)で使う方法の紹介です! 以前紹介した、GitHub×OpenAIが提供するAIのコーディング支援機能「GitHub Copilot」は、コードの補完を支援する感じの使い方でしたが、 Claude Codeはテキスト(日本語でもOK)で指示して、コードの修正や作成を行わせる感じで、コードを自分でガッツリ書いてくれます。使い方…
はじめに 先日、現在Steam向けに開発中の「孤独なインディーゲーム開発者の一生」の体験版を出しました。 この時、体験版の専用ストアページを作ったのですが、 製品版の方には体験版が表示されていませんでした。という事で今回は体験版を製品版のストアページの上に表示する方法の紹介です! 体験版を製品版のストアページの上に表示する方法
現在Steam向けに開発中の「孤独なインディーゲーム開発者の一生」の体験版を出しました!ゲーム内の年齢で30歳〜35歳(1時間ぐらい)までプレイ出来る感じです。 【孤独なインディーゲーム開発者の一生】の体験版をリリースしました!(Steam Nextフェス用の期間限定)https://t.co/JfmJJXHPTHぜひ遊んでもらえると嬉しいです!ウィッシュリスト追加でさらに嬉しいです!!レビューまでかいて頂けたら喜悦の極みでございます!!!!#SteamNextFest pic.twitter.com/poYWG54xLE— カン@ゲームクリエイター(Unity/Steam/スマホアプリ/UE…
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに 以前テキストにアニメーションを追加したり、 文字送り(文字を最初から順番に表示する)を実装出来たりする、 Text Animatorというアセットを紹介しました。 今回はそのText Animatorを使ってる際に、一度テキストを消してから再度表示しようと思ったら、前のテキストが一瞬表示されしまう場合の対処法です! Text Animatorで前のテキストが一瞬表示されしまう場合の対処法 実はこの問題の対処法は公式のドキュメントに書いてあったりします。 追伸: キャンバスの設定によっては、テキストが 1 フレームだけちらつく…
はじめに 今回はタイトル通り、Steamのストアを多言語対応(ローカライズ)したい時に、どこから設定するのか、どうやってそれを確認するのかという紹介です! Steamのストアを多言語対応(ローカライズ)の設定方法と確認方法
はじめに Steamには開発者やパブリッシャー専用のページである開発者・パブリッシャーホームページという物があります。 このページにはリリースした全ゲームの一覧(載せないゲームを選ぶ事も可)、最新作のゲーム、現在セール中のゲーム、自分のゲームの中だけでの売上ランキング等を載せる事が出来ます。また、TwitterやYoutubeへのリンク、ページ自体のフォロー機能もあります。(ページをフォローしてくれたユーザに新作が出た時等に通知を飛ばす事も可能) さらにSteamの各ゲームのページにある開発元やパブリッシャーのリンクから専用のページに飛べるようにもなります。(このページを設定していない場合は検…
Steamは無料の体験版(Demo)を配信することができ、製品版とは別に専用のストアページを作成する事も可能です。 もちろん、ストアページを別に用意するということはそれ用の画像素材も必要になるのですが、製品版と同じ物でも基本大丈夫です。 ただし、体験版は左上に専用のマークが付くため、これとタイトルが被るとリジェクトされます。なので、素材の修正が多少は必要になるかもしれません。 なお、実際リジェクトされると以下のように指摘されます。 ストアページは審査に通過しませんでした。カプセル画像に「Demo」バナーが重なり、製品名が隠れてしまっているためです。カプセル画像は Steam ストア内のさまざま…
はじめに Steamは無料の体験版(Demo)を配信することが出来ます。 The Hundred Line -Last Defense Academy- Demo Ver. on Steam 今回は、その体験版の設定方法の紹介です! 体験版の設定方法
はじめに Steamは無料の体験版(Demo)を配信することが出来ますが、↓のように製品版とは別に専用のストアページを作成する事も可能です。 The Hundred Line -Last Defense Academy- Demo Ver. on Steam と言う事で今回は、体験版は製品版とは別に専用のストアページを作ったほうがいいのか?という話! なお、先に結論だけ言ってしまうと、「基本は別のストアページ作った方が良いけど、やる事増えてちょっとめんどくさい」という感じです。 体験版は製品版とは別に専用のストアページを作ったほうがいいのか
3Dモデルを扱う時には凸凹などを表現するためにノーマルマップ(法線マップ)という物がよく使われ、画像からノーマルマップを生成するツールなんてのもあります。 今回はそのノーマルマップを合成するNormalMapMergerという無料サービスの紹介です! 以下のように異なるノーマルマップ(サイズが違くてもOK)を一つにするものです。 使い方も簡単、ページ上部の「ファイルを選択」で画像を選ぶだけで合成され、下部の「合成画像をダウンロード」からダウンロード出来ます。 これ使えば、最初から凹凸のあるモデルに、新たに別の凹凸を足すことが簡単に出来ます。(変えたのはノーマルマップだけで、テクスチャは変えてい…
はじめに 3Dモデルを扱う時には凸凹などを表現するためにノーマルマップ(法線マップ)という物がよく使われます。 今回はそのノーマルマップを簡単に作れるNormal map generatorというツールの紹介です! なお、Windows限定で有料(と言っても500円)です。ちなみに以前、無料でノーマルマップが作れるサービスも紹介しましたが、 元の画像が平坦だと特に、今回紹介するツールの方が良い感じでした。(左が以前の無料ツールのもの、右が今回紹介するもの) Normal map generator
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 (URP 17.0.3) はじめに Unityは3Dでも2Dでも簡単にポストプロセス(Post Processing)を使う事が出来ますが、 今回はどのポストプロセスが使われているか、簡単に確認する方法の紹介です! カメラにどのポストプロセスが使われているか、簡単に確認する方法
はじめに 「X(Twitter)の自己紹介欄にURL載せたいけど、文字数制限厳しいので載せられない!」そんな時にBitlyというURL短縮サービスを使うと良いよという話を以前したのですが、 しかし、Bitlyは残念なことにたまに広告が出るようになってしまいました。(短縮URLをクリックすると、クッションページが表示される感じ。必ず出るわけではない) 有料プランにすれば解決するのですが、そこまで重要な使い方をしてるわけでもないので、今回は代替となるX.gdというURL短縮サービスの紹介です! ちなみに国産の非営利のサービスらしく、会員登録や有料プランはありません。 X.gdの使い方
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに C#で値型の変数にnullを入れたいみたいな事がたまにあります。例えば以下のようなメソッドで「xは常時指定したい、yは基本指定しない」という時です。 public void Sample(int x, int y){ /*xの処理は毎回する*/ /*yの処理は基本しないが、たまにする)*/ } オーバーロードでも実現は可能ですが、メソッドが増えるのがちょっと微妙です。 public void Sample(int x, int y) { /*yの処理をここでする*/ Sample(x); } public void Samp…
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに UnityにはUnity Servicesという無料でもある程度使えるサービス群があり、その中に、エラーやクラッシュを監視するUnity Cloud Diagnosticsがあります。 しかし、このUnity Cloud Diagnosticsはデフォルトの状態で使うと、エディタ上や開発ビルドでもエラーも記録してしまうため、不要なログが溜まりがちです。 という事で今回はUnity Cloud Diagnosticsをエディタ上や開発ビルドでは止める方法の紹介です! Unity Cloud Diagnosticsをエディタ上や…
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 Unity Services UnityにはUnity Servicesという無料でもある程度使えるサービス群があり、 以前はServicesという専用のウィンドウから有効にしていました。 しかし最近のUnity(Unity 2022.1辺りから?)では、このServiceというウィンドウはなくなり、PackageManagerからInstallする形式になっていました。 一瞬どこから導入するのか分からなかったのですが、他のパッケージと同じ所で管理出来るようになったのは分かりやすくなった気がします。
はじめに Unity Asset Storeにてスプリングセールが始まっています!(期間 : 2025年5月8日23:59:59まで) 約400ものアセットが50%オフになっている上に、 Unity Asset Store - スプリングセール 24時間限定で最大70%オフにもなるフラッシュディールも同時開催されています! Unity Asset Store - フラッシュディール 今回はこのセールに便乗して、今まで書いた「アセット紹介記事の中からセール対象になっているもの」をまとめてみました! 目次 はじめに 目次 エディタ拡張系アセット Hot Reload : コードの変更しても…
はじめに 今回はGoogleフォーム(Google Forms)で、多言語(ローカライズ)に対応する方法の紹介です! と言っても、Googleフォーム自体には作成者が設定した質問などを多言語対応する機能はありません。(※送信や必須などのデフォルトのUIは自動で翻訳される) かといって言語ごとにフォームを複数作るのは管理が面倒ですし、「名前 / Name」のように併記するのも言語が増えてくると現実的ではありません。 ということで、今回紹介するのは最初に言語選択をして、セクションを変える方法です。 Googleフォームの多言語対応
この記事でのバージョン Unity 6000.0.34f1 はじめに 今回はUnityのUI(uGUI)上で動画を再生する方法の紹介です! UnityのUI(uGUI)上で動画を再生する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに 今回はカメラ操作を簡単に行えるUnityの公式機能Cinemachineを使って、 自然にカメラ(視点)を切り替える方法の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store Aoi Character Pack - Unity Asset Store Cinemachineで自然にカメラ(視点)を切り替える方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Cinemachine 2.9.7 はじめに Unityには、カメラ操作を簡単に行えるCinemachineという公式機能があります。 これを使うと対象を追いかけたりなどのカメラの操作や管理が簡単に行えます。 という事で今回は、Cinemachineの導入と設定、基本的な使い方の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store Cinemachineの導入と設定、使い方
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはSSR(Screen Space Reflections)と呼ばれる、リアルタイムに反射を計算して表示するエフェクトが使えます。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset Store しかし、このSSRはビルドインではポストプロセスとして設定出来たのですが、 URPはサポートしておらず使えません。(HDRPは使える) Universal Render Pipeline (URP) do not support Screen Space Reflections. ということで今…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはTimeのtimeScaleを操作する事で簡単に時間の進みを変えられます。 ただし、この値のみを変えると物理演算で動いてる物の動きがカクカクします。例えば以下のようにボールがバウンドしている時に、 timeScaleを0.1にすると、動きはスローになりますが、コマ送りみたいになります。 という事で今回は、timeScaleを下げてスローにした時にカクカクする場合の対処法の紹介です! なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Japanese School Gymnasium - Unity Asset St…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityはAO(Ambient Occlusion -アンビエントオクルージョン)と呼ばれる、現実では暗くなる場所(溝や穴など)をより自然に暗くするエフェクトが使えます。 ビルドインだとポストプロセスで設定出来たのですが、 URPでは設定する場所が変わったようです。 URP のポストプロセスエフェクトとは独立して機能します。ボリュームに依存したり、ボリュームと相互作用したりすることはありません。 という事で今回は、URPでAOを設定する方法の紹介です! URPでAOを設定する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityではAvatar Maskを使う事で、顔や手などの特定の部位だけ別のアニメーションをさせる事が可能です。 今回はそのAvatar Maskの作り方の紹介です! Avatar Maskの作り方
はじめに ゲームを作ることを生業としているので、なにかのゲームがヒットした時は、それがなぜヒットしたのかみたいな事を考えます。 しかし、この"ヒットした理由"というのは、深く考えずとも意外とポンポン出てきたりします。 それは自分がゲーム開発者だからという事ではなく、おそらく普通のユーザーであったとしても1つ2つは簡単に思い付くと思いますし、「〇〇がヒットした理由」みたいな記事もよく見かけます。 しかもそれらの"ヒットした理由"はパッと見ではだいたいがそれっぽく、思い付いた人も自信を持って「ヒットした理由が分かった」と感じているのではないでしょうか? しかし、これらの「ヒットした理由が分かった」…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 3Dモデルの影だけを表示する方法に 今回は3Dモデルの影だけを表示する方法の紹介です。 やり方は簡単、Mesh RendererのLightingにあるCast ShadowsをShadows Onlyにするだけ。(Skinned Mesh Rendererの場合も同じ) なお、記事中では以下のアセットを使いました。 Night Club - Unity Asset Store Night Club (SRP) - Unity Asset Store
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに Unityはデフォルト(ビルドイン)の状態だと複数のカメラ(Camera)を作成しても、CamaraのClear FlagをDepth Onlyにする事で背景が透けるため、重ねて表示する事が出来ます。 しかし、URPにはこのClear Flagという設定がありません。と言う事で今回は、URPで複数のカメラを重ねて表示する方法の紹介です! URPで複数のカメラを重ねて表示する方法
はじめに Steam(works)は非公開ベータテストを使う事で、任意の人を招待して簡単にテストが行えますが、 リリースしていないゲームには使えません。 なので今回はテストプレイヤーとしてユーザーアカウントを追加し、リリース前のゲームをテストプレイしてもらう方法の紹介です!(Steamworksの登録は済んでいる前提なのであしからず) なお、他の人のアカウントを追加せずにテストプレイしてほしい場合は、Steam Playtestやリリースオーバーライドキーを使ってテストプレイしてもらう方法もあります。 Steam(works)でユーザーアカウントを追加する方法
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityではRaycastを使って、指定の位置や方向に何か衝突するオブジェクトがあるかをチェックする事が出来ます。 しかし、Raycastは点や球などの決められた形でしか判定が出来ません。 と言う事で今回は、任意の形で衝突するか通過するかをチェックする方法の紹介です!イメージとしては以下のような感じ。 なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Mahjong Complete Set - Unity Asset Store Rigidbody.SweepTest
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに Unityにはデフォルトの描画方法であるビルドインの他に、SRP(スクリプタブルレンダーパイプライン)という呼ばれる、新しい描画方法があります。 そしてSRPには以下の2種類があります。 高品質でリアルなハイエンド向きのHDRP(HDレンダーパイプライン) パフォーマンスとクオリティのバランスが取れた汎用的なURP(ユニバーサルレンダーパイプライン) と、ここら辺までは各説明を見ればなんとなく分かるのですが、じゃあ具体的にどれだけ違うの?というのは意外と分からなかったりします。 見比べてみれば一発で違いが分かるはずですが、違…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Technie Collider Creator 2 1.2.1 はじめに Unityには3Dモデルのメッシュに合わせてコライダーを作るMeshColliderという機能がありますが、動かしたい時はConvexを有効にする必要があり、Convexを有効にすると形状が雑になってしまいます。 と言う事で今回は、3Dモデルのメッシュに合わせて簡単&正確なコライダーを自動作成してくれるTechnie Collider Creator 2というアセットの紹介です! Technie Collider Creator 2 Physics U…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 Input System 1.7.0 はじめに UnityはUnityEngine.Inputクラスを使う事で、コントローラーへの対応が比較的簡単に行えます。 しかし、様々なコントローラーに対応しようとすると途端に面倒になります。例えばデフォルトの状態だと、XboxコントローラーのスタートボタンとPS4のR2 ボタンが同じ入力として扱われる、みたいな感じです。 という事で今回は、そんな複数のプラットフォームやコントローラーに対応したい時に使えるUnityの公式機能であるInput Systemの紹介です! ちなみに、以下のようなアセッ…
とある一部(現:プライム市場)上場企業に、何でも目的を確認する新卒1年目のエンジニアがいました。 そんな彼は某ソシャゲを運営しているチームに配属されました。 そしてそのチームでは、若手だけで「担当者が何でも良いからゲームを紹介する」というプチ勉強会のようなものが定期的に開催されていました。 彼もその会に誘われました。 彼はゲームが大好きでしたが、それゆえに紹介するものも悩みます。 なので、目的に合わせて紹介するゲームを選ぼうと思い、こう聞き返しました。 「その勉強会の目的はなんですか?」と。 すると、誘ってきたエンジニアの先輩は「出た!何でも目的を確認するヤツw」と笑いました。 それもそのはず…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに 今回はパーティクルをuGUIのCanvas上に表示出来るParticleEffectForUGUIという無料(MIT License)アセットの紹介です! イメージとしてはパーティクルを他のUIと一緒に配置するする感じで、UIの間にも簡単に表示出来ます。 なお、記事中では以下のアセットを使っています。 Hyper Casual FX Pack Vol.2 - Unity Asset Store Clean & Minimalist GUI Pack - Unity Asset Store 導入と使い方
はじめに Unity Asset Storeにてスプリングセールが始まっています!(期間 : 2024年5月8日まで) 約300ものアセットが50%オフになっている上に、 Unity Asset Store - スプリングセール 24時間限定で最大70%オフにもなるフラッシュディールも同時開催されています! Unity Asset Store - フラッシュディール 今回はこのセールに便乗して、今まで書いた「アセット紹介記事の中からセール対象になっているもの」をまとめてみました! 目次 はじめに 目次 エディタ拡張系アセット Hot Reload : コードの変更してもコンパイルをせず…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.16f1 HotReload 1.12.9 はじめに 今回はコード(プログラム)の変更をコンパイルをせずに即座に適用出来るいわゆるホットリロードがUnityで行えるHotReloadというアセットの紹介です! Hot Reload - Unity Asset Store イメージとしては以下のような感じで、Unityを再生しながらコードを編集して、それがゲーム上ですぐに確認出来ます。 Hot Reload for Unity もちろん、全くコンパイルが発生しなくなるというわけではなく、大きな変更の後はコンパイルして、その後の調整や諸々の確認の時…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに 今回はSteamで配信したゲームアプリ(exeやapp)が、Steamを経由せずに直接起動された場合に、Steamから起動し直す方法の紹介です! ユーザーが意図して直接起動する事はあんまりないと思いますが、ファイルは簡単に確認出来ますし、 「最近起動したファイル」みたいな感じで実行ファイル自体が表示されてそこから間違って直接起動しちゃうみたいなのは全然あり得ると思います。 特にSteamが起動してない時にゲームを直接起動すると、Steam周りの初期化が失敗するので、一応は対策をしといた方が良さそうです。 Steamを経由せず…
この記事でのバージョン Unity 2022.3.21f1 はじめに UnityのTMP(TextMesh Pro)はFont Assetでフォントを指定するので、 言語によってフォントを変えたい場合はこれ変える必要があります。さすがに言語分のTMPオブジェクトを作って切り替えるのは面倒ですし、Font Assetを切り替えるコンポーネントを作っても、そのコンポーネントの付け忘れがありえます。 と言う事で今回はFont Assetを変えずに言語ごとにフォント変える方法の紹介です! Font Assetを変えずに言語ごとにフォント変える方法