LSI設計者が身につけておくべき知識を半導体物性から知財まで幅広く入門書のように紹介しています。
印刷して入門書にすることや電子端末で見ることも想定して編集してあります。但し、PDFはサンプルしか見ることができませんが、連絡していただければ提供することができます。
第2版ではページ数が大きくなって変わったので、索引を全面的に見直ししました。実はこれが一番は大変だった。
最後は、第11章知的財産です。自分で新たにアイデアを盛込んで設計したLSIの権利を守るために知的財産を活用する。半導体業界ではクロスライセンスとなることが多いが、強い知的財産を持っていないと、差額が生じて支払う金額が多くなる。そのため、知
LSIの特徴の1つは高信頼性ですから、LSIそのものの信頼性だけでなく、設計工程から信頼性を高めるためにDRを初めとしてFTA,FMEA、DRBFMなど活用する必要があります。
第10章では、設計として必要な知識に品質と信頼性について説明します。まず、品質では品質管理のことについて説明します。製造プロセスの品質も当然必要ですが、LSI個別の品質は設計でほぼ決まると考えるべきでしょう。
一般的にジッタもノイズに含まれるが、LSI設計ではジッタを区別しておく方がわかりやすい。LSIの内部にはクロック発生回路やPLLなどから基本クロックや動作クロックを生成しているので、これが何らかの要因が影響して揺らぐとジッタとなる。
LSIを評価、測定する時にノイズ対策しなければならないが、LSI自体もノイズ対策しなければならない。最近は、大規模なLSIも周波数が高くなったことやクロック系統が複雑なったことでノイズも大きな問題である。
周波数成分に分けて評価や分析するときに使用します。特に、ノイズやジッタの成分を分析して不具合箇所を特定する時に威力を発揮します。
「第9章 測定器とノイズ」になります。LSI開発で評価や解析で使用する測定器は周波数やノイズなどから高度な測定器が必要になっており、その測定器はそれぞれの説明書に任せて、ここでは、最低限使い方を覚えてほしいのがオシロスコープとスペクトラム
アナログ回路の検証には必須となるツールですが、あくまで検証ですから定数設定などのアナログ設計は行なってから検証してください。設計者の中には、抵抗の定数はなんで決めたかわからずS、PICEの結果で決めたというようなレベルの低い話を時々聞きま
第8章開発ツールでは、本来、設計フローに従ったEDAツールの使い方やノウハウを記述した方が良いのですが、それは企業内で整備されているので、ここではFPGA用ツールとアナログ解析ツールに限定してます。理由は、だれでも試用版ツールを入手できる
LSI設計者はPerlをマスターして、設計データや設計情報などの膨大なデータを処理して、ミスのない情報変換に活用しています。設計効率をいつも追求されているので、このようなツールも有効である。
LSI設計ではEWSを利用して設計することが多い。そのOSとしてはUNIX系やLINIX系であることから、これらのコマンドや標準で利用できるアプリケーションは利用できると設計環境の構築や設計効率の向上に繋がる。そこで、第7章では必要最低限
LSI製造の後工程は、パッケージに収めて出荷するまでの工程である。
LSI製造でシリコンのインゴットから拡散を中心としたウェハー加工までを前工程という。ここではフォトマスクからせつめいしている。
LSI設計者としてその製造方法は理解しておく必要がある。あまりにも設計基準に従ってしまい、その基準がなぜ出てきたのか、基準の背景を理解しないで設計すると思わぬ落とし穴に落ちる。理解しておいて応用やプロセス技術者とのミーティングで製造ライン
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