昨年の年明けに、トトはエコー検査を受けた。腹部に小さな炎症が確認され、IBD(炎症性腸疾患)あるいは腫瘍の可能性があるとの診断だった。13歳と半年の、高齢猫に内臓疾患...。痛みは取り除いてあげなければいけない。でも、そうした治療は彼の喜びであるパトロールに障害を与えるものであってはならない。「予防」や進捗確認だけのために病院通いをしてストレス=苦痛を与えパトロールが二の次になるようなことはしたくない。彼の時間が限られているのならば残された時間を思うように生きて欲しい。そう思った。そして、エイジアをおくるときに「あの子が食事をとれなくなったとき」と決めていたようにトトにも別れの判断基準を決めていた。それは、トトがパトロールへ出なくなったとき...トトを迎えた15年前、南カリフォルニアでのトトのパトロール場所は小...トトに寄せて-パトロールの終焉…
15年前の初夏、トトとその兄弟のフォスターケアを終えて彼らを里親会へと連れて行く車中でのこと。子猫たちはみなキャリーの扉にしがみつき中からこちらに手を伸ばして大騒ぎをした。ところが、4匹の中の一匹だけはキャリーの奥からじっとこちらを見ながら「どこにも行かない!」というオーラを放っていた。それが、トトだった。私が世話をした4匹の中でも一番の美猫だったトト。最初に家族が決まるのはトトだろう、という私の予想は外れ、里親会終了後に残ったのはトトだった。トトは、ケージの中に設置したベッドの裏に隠れて里親会のあいだ中、気配を消していたのだった。こうして、彼は自ら私の猫になることを決めた。つまり、私はトトに選ばれた。私はこの時、アメリカに来て初めて、自分の存在価値を見つけたと思った。そして、トトに尽くした。トトのために家を買...トトに寄せてー出会いと別れ…
5月10日木曜日、トトを見送るときに心に流れてきた曲は意外にもこの曲だった。トトは、アメリカに来て初めて迎えた猫だった。日本で教育を受け社会経験も積んだ私にとって、アメリカでの生活は違和感そのものだった。日々の閉塞感で、潰れそうになった。一分一秒ごとに、息を吸うごとに、苦しみが増していくそんな気がした。私はここで受け入れられていない、私は誰にも理解されない、そうした思い込みがやがて恐怖に変わり、私は常に怯えるようになった。怯えることが習慣になった。そんな私の傍にいてその様子をずっと見ていたのがトトだった。私の精神が、どんどん崩れていく、その一部始終をみていたのがトトだった。トトは完全室内飼育にするつもりだった。でも、うちの子になったその日からトトは外へ出たがった。動物愛護をかじった私が愛猫を外に出すなんてつじつ...トトに寄せてーはじめに…
トトが逝ってから、昨日でちょうど六か月が経ちました。今でもトトをおくるタイミングがあれでよかったのか、自問自答することがあります。ただ、家猫であるトトの「QualityofLife」を考えた時、あれがあの時の私の状況で下せる最善の判断だったと、友人のRさんとの対話で励まされ、それを胸に刻んで生活しています。そして、トトの写真を見ながら、なぜかトトが「今度は自分のため、かあちゃん自身のために生きな」っと言ってくれているような気がすることがあります。そんなトトへの気持ちを、ちょっとづつ書き溜めていて、それでもブログにアップするタイミングを失っていました。が、言葉にすればトトに届くような気がするので、少しずつアップしようかと思っています。トトに寄せて...姿は見えなくても、いつも傍にいてくれる君へ...あれから六か月
今朝は雨が降ったり止んだりのお天気。お天気レーダーを見ても予測が難しいから、ドゥさんにコートを着せて出発。そして、公園に到着しました…が、テンション低い…首輪もしているけれど…着せられたコートへの不満が伝わってくる表情。この時は霧雨だったので、サクッと歩いて帰宅。そして、雨が止んだ夕方のドッグパークに到着した時の図…この子、分かり易すぎる…苦笑お日様は出ていても、気温がどんどん下がっていった夕方。スタコラサッサと早歩きで…夕方も元気に歩いてきました。ドゥさんは洋服が苦手
今日は先ずこの写真から。朝のお散歩でドッグパークに到着したところ。ドテの宮様、首輪もしっかり着用して、今朝は歩く気満々です。笑曇っていましたが、しっかり歩いてきました。さて、火曜日に抜歯をしたKちゃん。ずっと引きこもっていましたが、今日は表に出てきました。ご飯はしっかりと食べてくれていたので問題はないと思いますが。おまけ画像Kちゃんの写真を撮っている私が気になるドゥさんKちゃん、元気です
今日は午前も午後もドッグパークへ行きました。で、午後のお散歩で公園に到着した時のこと。車のドアを開ける。ドゥさん、着いたよ。歩くよ〜。っと、声をかけても全然反応しないドゥさん。おかしいなぁっと思いながら、リーシュを付ければ立ち上がるかと思い、ポケットに手を入れると…あれ、リーシュがない。おまけにドゥさん、首輪もしてない。家を出るときに、お散歩の準備をすっかり忘れていました。これじゃあ、お散歩ではなくドライブ・スルーへ行く格好だね。そんな違いをしっかりと認識しているドゥさん。賢いなぁ。ちなみに、バックアップの首輪とリーシュは車に常備しているので、お散歩は問題なくすませることができました。おまけ画像朝のお散歩前のドゥさん。待ちくたびれて爆睡中ドゥさん、公園に到着したよ
青空が広がったボストン近郊。朝のドッグパークからの眺め。画質がイマイチですが、ニューイングランドらしい、こんな景色が大好きです。水ぎわを歩くドゥさん。とっても気持ちの良い日だったので…陽当たりの良い丘の上のベンチで…ドゥさんと一緒にしばらく日向ぼっこをして過ごしました。ニューイングランドのこんな景色が好きだなぁ
「ブログリーダー」を活用して、ヒロキオさんをフォローしませんか?