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いつか迎えに来てくれる日まで http://blog.livedoor.jp/youchan1201/

たった一人の家族、最愛の妻を癌で喪った。独り遺された男やもめが、暗闇の中でもがき続ける日々の日記。

プーちゃん
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2010/07/09

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  • 錆び付いた身体から解放されたとき

    11月27日から28日にかけて。昨日のブログに書いたとおり、俺は久しぶりに熟睡することができた。こんな日が続けばいいな…と思っていた。だが、28日から29日にかけて。俺はいつものとおり、細切れにしか眠れなかった。夜中の3時に目が覚めて、その後は浅い眠りの中、不快な

  • 全身を快感で包むモノ

    11月27日の夜のこと。俺は久しぶりに早く帰宅できた。繁忙期が過ぎたわけではないが、一日だけでも早く帰れたことがありがたかった。疲れが溜まっていた。仕事がバカみたいに忙しいからだ。そして、毎晩、熟睡できず、夜中に何度も目が覚めてしまうからだ。せっかく早く帰れ

  • かみさんの傍にいたい。

    かみさんの誕生日が近づいている。そのせいだろうか。かみさんの闘病中のことを想い出す。かみさんは「死ぬのが怖い」とは言わなかった。彼女は「プーちゃんを遺して死ぬのは嫌だ!」と言って泣いていた。そのときを想い出し、俺はとても悲しくなった。かみさんの傍にいてあ

  • 激情

    ひとりぼっちだ。周囲には誰もいない。俺の視界の中に人の姿はない。誰の視界の中にも俺の姿はない。会話を交わす相手はいない。俺には誰の声も聞こえていない。誰にも俺の声は聞こえていない。絶対零度の世界のように、すべてが凍りつき、静止している。俺は誰の気配も感じ

  • 何も変わりはしないのだ。

    かみさんが元気だった頃。夜遅くまで残業した日は別として、俺は毎晩12時には就寝していた。会社から帰ってくると、まず風呂に入る。その後、かみさんが丹精込めて作ってくれた夕食をごちそうになる。その日にあったことをお互いに語り合いながら、かみさんの手料理を楽しむ

  • 遺族の心を拘束し続けるもの

    昨晩は午前0時に目が覚めた。幸い、すぐに眠りに落ちたが、午前4時にも目が覚めた。相変わらず熟睡できない日々が続いている。午前4時に目覚めたときだった。気分が深く落ち込んでいた。同時に強烈な不安を感じた。俺は強く思った。会社に行きたくない…と思ったのだ。こ

  • いい夫婦の日

    この記事がアップされるのは、11月24日の0時00分。だが、この記事を書いているのは、11月23日の午前7時13分だ。記事を書いている日の1日前は、11月22日だ。11月22日と言えば、「いい夫婦の日」。以前、俺は11月22日が「いい夫婦の日」だなんて知らなかったし、そもそも「い

  • クリスマスツリーから目を反らす。

    自宅マンションのメインエントランスにクリスマスツリーが飾られた。会社の近くの繁華街も、イルミネーションでピカピカだ。クリスマスまで、まだ1ヶ月以上ある。それなのに、ずいぶん気の早いことだな…と思う。かみさんが元気だった頃。俺はこういう風景が好きだった。か

  • 究極の救い

    昨晩は数ヶ月ぶりに熟睡できた。午前3時50分には目覚めてしまったが、夜中に何度も目が覚める…ということは無かった。少しでも熟睡できたことはありがたい。だが、ろくでもない夢を見た。夢の内容は、いつもと同じだ。仕事に追い詰められて、強烈なストレスを感じている

  • 「終わり」のない日々

    なぜだろう。毎晩、夜中に何度も目が覚める。たとえ目が覚めたとしても、すぐに眠れるなら問題ない。だが、目覚めてしまうと、その後はなかなか眠れないのだ。おかげで疲れが取れない。いつでも頭がぼんやりし、身体はダルくて仕方がない。それでも仕事をしなければならない

  • 休日の朝の、あの感覚

    土日や祭日の朝は辛い。鬱だか不安感だか知らないが、俺の内部はグチャグチャで、本当に死んでしまいたくなる。こんなことを言うと、「平日は辛くないのかな…」と疑問を持たれてしまうかもしれない。だが、平日は平日で辛いのだ。早く夜になって欲しいと願いつつ、1分1秒

  • 恐怖の対象

    かみさんは何度も言っていた。おじいちゃん、おばあちゃんになっても二人で毎年、海外旅行をしようね…80歳をすぎても二人でいっぱい散歩をしようね…かみさんは俺たち夫婦が長生きできると信じていたのだ。かみさんと俺が一緒に年を取り、二人がじいさん、ばあさんになるこ

  • 人類滅亡後に生き残った者

    かみさんが死んじゃった。たった一人の俺の家族が死んじゃった。俺は“ひとりぼっち”になってしまった。もはや俺の傍には誰もいない。誰も俺を見てはいない。誰も俺の声を聞いていない。誰も俺に触れることはない。誰も俺を気に掛けていない。誰も俺を心配していない。完全

  • 狂気に支えられた「祈り」

    かみさんが亡くなった。俺の伴侶が死んじゃった。俺の最愛の人が亡くなった。この世でいちばん大切な人が死んじゃった。70歳や80歳を過ぎてから亡くなった…のではない。まだ人生の折り返し地点に到達したばかりだった。平均寿命の半分も生きられなかった。かみさんがかわい

  • 感覚が鋭敏になったとき

    毎晩、夜中に目が覚める。目覚める時間はマチマチで、午前2時だったり3時だったりする。その後はほとんど眠れない。もちろん熟睡感は得られない。身体がダルくて仕方がない。惨めな気分がたまらない。ここ1ヶ月以上、毎日そんな状況が続いていた。だが、今朝は身体が軽い

  • 絶対に「俺たち」のほうが辛い。

    俺の部下の中に、50歳代の女性Hさんがいる。今年の4月から一緒に仕事をしているが、俺は以前から彼女の噂を聞いていた。問題社員として、社内の一部では有名な人だったからだ。自分で方針を立てられない。課長や係長が方針を立ててあげても、そのとおりに動かない。仕事が

  • いつか気が狂う。

    ここ数回、ブログに書いてきたとおり、最近は午前3時に目が覚める。ほとんど眠れない…というのは本当に辛い。眠くて眠くて仕方がない。身体がダルいのだ。気分が落ち込むのだ。頭がぼんやりするのだ。昨晩はいつもより酷かった。睡眠導入剤を飲んで、夜の10時に寝床に入っ

  • 壊れた遺伝子

    伴侶やお子さんを亡くした人々は、周囲の人々から叩かれる。叩かれる人々が、伴侶やお子さんを殺してしまったわけではない。それでも遺族は叩かれるのだ。俺は、そういう場面を何度も見てきた。伴侶を亡くした人々が、自分も死にたい…と呟けば、「じゃあ死ねば?」と言われ

  • 終わったあと

    かみさんが癌だと診断された。医者から「余命は年単位ではない」と告げられた。俺の頭から血の気が引いた。まるで血液が凍りついたようで、同時に逆流したようだった。周囲の世界が足元から崩れてしまった。かみさんが、その場にいなかったことは不幸中の幸いだった。医者か

  • 男ヤモメには無理なのかもしれない。

    このブログに書いたとおり、最近、睡眠の質が落ちている。先日の3連休以降は、毎晩、午前3時に目が覚めていた。だが、それ以上に睡眠の質が悪化してしまった。昨晩はまったく眠れなかったのだ。頭はぼんやりしていたが、朝まで意識があったのだ。寝る前の酒は控えた。睡眠

  • 死後の世界を探す理由

    3連休に出勤してからだ。俺は毎晩、午前3時に目覚めるようになった。それ以降は、眠ろうとしても眠れない。意識はぼんやりしているが、頭の中は仕事のことでいっぱいだ。仕事がクソみたいに忙しいからだ。眠ろうとしながら仕事のことを考えていると、とても惨めな気持ちに

  • やり残したこと

    身体が重たい。別に太ったわけではない。むしろ体重は減っている。とても眠たい。別に夜更かししたわけではない。昨晩はたっぷり寝たはずだ。だが、身体がダルいのだ。半端じゃなくダルいのだ。仕事がクソみたいに忙しいせいかもしれない。あるいは睡眠の質が良くないせいか

  • かみさんよりも弱い人間

    11月2日の木曜日。夜遅くまで残業した。疲れが半端じゃなかった。もう若くないんだな…と痛感した。3連休。ゆっくり休めば疲れも取れるだろう。しかし、仕事が貯まっていた。俺は11月3日と4日、休日出勤をした。朝の8時から夜の9時まで働いて、なんとか仕事をやり終えた。11

  • やせ我慢の連続

    生きている限り、辛いことがいっぱいある。やらなければならないことはたくさんあるし、無理をしなければならないことも少なくない。イヤなこと、不快なこと、腹の立つことも起こるだろう。逃げ出したくなることもあるし、厭世的な気分になることもある。人間を嫌いになって

  • こればっかりは、どうしようもない。

    かみさんと付き合い始めたのが1990年。翌91年には同棲を始めていた。あの頃の俺たちは勤労学生で、学費も生活費も自分で稼がなくてはならなかった。かみさんと俺には自由になるカネが多くはなかったのだ。そんな二人の見つけた楽しみが「散歩」だ。散歩にはカネがかからない

  • 全身の痛みとともに

    現在11月3日の午前7時09分。会社に向かう途中でブログの記事を書いている。予想していたとおり、休日出勤になってしまった。昨晩は終電ギリギリまで残業した。全身が痛かった。身体がフラフラした。こんなに疲れたのは久しぶりだった。眠りに就いたのは午前0時を過ぎていた

  • 残忍になった俺

    現在11月2日の午前7時22分。いつものとおり、通勤途中でブログの記事を書いている。明日からは3連休だ。今日1日がんばれば、明日から長い休みが待っている。世間の空気が軽い。いつもの殺伐とした雰囲気が消えて、人々は解放感の中にいる。俺も11月の3連休を楽しみにして

  • 最悪の事態に遭遇したにも関わらず…

    かみさんが亡くなったとき。俺は自分の人生も終わったな…と思った。やりたいことが無くなった。夢も希望も失った。そして、かみさんのいない余生を早く終わらせたいと願った。あれから月日が経った。俺はいまだに喪失感に囚われている。かみさんの死とともに、俺の心にポッ

  • 俺を自由にしてくれるモノ

    俺は今、追い詰められている。自分の置かれた状況が耐えがたいのだ。だから逃げ出したい。少しでいいからサボりたい。だが、俺にはサボる度胸もなければ、勇気もない。俺はそんなヘタレなのだ。どうして逃げ出せないのだろうか。たぶん他人の目が気になるからだろう。そんな

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