絵本「緑の葉っぱのパン」
新日本出版社1600円+税最上一平さんの非戦絵本です。町が爆撃され破壊された橋。おぼつかない作りのその仮渡る渡る娘と妻。町を守ると残るお父さん。橋は州境に架かっています。お父さんはパン屋さんでした。娘はそのパンが大好きでした。橋の向こうへ渡り終えた妻と娘。手を振りながら見送る橋の向こうとこちら側。でも……。このあとを書くのは控えましょう。北見葉胡さんの線と色がとても綺麗です。ことにそのグレー色の美しさには感心させられました。詩を書いたり、依頼されたメッセージを書いたりしていました。こえひとにはきこえないこえがあるこうもりにはきこえていてもみみのきこえないひとがもりのうたをきいているせせらぎのピアノをたにまにこだますドラムをいわのふきならすトランペットをかぜのふくくさぶえをからだでひとはきこえないこえをきく...絵本「緑の葉っぱのパン」
2024/10/31 18:15