2013年1月
【書評】Gene Mapper(ジーン・マッパー) 藤井太洋著 ★★★☆☆ 遺伝子工学や拡張現実が究極に発展した近未来を描いたSF作品だ。なんともスピード感のある文体で、一挙に読んでしまった。まあ多分それがこの作品の正しい読み方なんだろう。娯楽作品としてはなかなかよくできている。
【書評】のぼうの城 和田竜著 ★★☆☆☆ ちょいと前に映画の宣伝をやたら見かけたが、まだ映画は見ていない。とはいえ野村萬斎が「のぼう様」を演じたくらいのことは知っている。作品で描かれている「のぼう様」と野村萬斎のイメージがどうも結びつかないが、あれだけの名優だからきっとうまく演じているんだろう。
日本のアマゾンがKindleストアをオープンするのを待ちかねて、アメリカのAmazonで電子書籍を買っていた人も多いと思う。私もその一人だが、日本版Kindle発売を首を長くして待っていたので即購入した。当初の大きな懸念のひとつは、これまでアメリカで買いためた電子書籍の数々を、日本版Kindleでも読めるかどうかだったが、Amazonはアカウント統合というソリューションを用意してくれた。 要するにアメリカのAmazonのアカウン…
【書評】「The Double」Jose Saramago著 Margaret Jull Costa訳 ★★★★★ 英語訳を読んだのだが、もともとポルトガルの本なんだそうだ。ちなみに著者はノーベル文学賞を受賞したポルトガルの人気作家だそうだ。そんなわけでオリジナルのポルトガル語バージョンがそうなのかどうか判断できないが、この本の一番の特徴はたぶんその独特な語り口だろうと思う。
2013年1月
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