「芸術的な価値」 VS 「コスト」
いつぞやの「読売新聞」に掲載されていた記事がこれ。ストラディバリウスといえば周知のとおり数あるヴァイオリンの中でも王様的な存在だが、この種のネタは旧くて新しいテーマとしてこれまでも度々提起されている。その理由は「数億円もするヴァイオリンが、はたしてそれに見合う音を出しているのか?」の一点に尽きる。煎じ詰めると「藝術的な価値をコストで割り切れるのか」というわけで、結論の出しようがない不毛な議論を性懲りも無く何度も何度も~(笑)。この新聞記事では演奏者の正体が明かされていないところがポイントで、たとえば一流の演奏者が弾くのと二流の演奏者が弾くのとではいかなる名器であっても違った響きを出すのが当たり前だから随分と無茶な話のように思える。ちなみに、ずっと以前に「名器ストラディバリウスの真価とは」と題して投稿したこ...「芸術的な価値」VS「コスト」
2023/11/30 05:41