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中村汀女、星野立子『中村汀女 星野立子集』(朝日新聞社)
概要 江戸時代以来ほとんどが男性の俳人だった。このような男性中心の俳壇にあって、中村汀女、星野立子はともに戦前の女性俳人としてリードしてきたのである。二人とも、「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや」(中村汀女)、「風邪の子の客よろこびて襖あく」(星野立子)
2025/01/31 20:49
セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義哲学の概要』(京都大学学術出版会)
概要 ピュロンは古代懐疑主義の代表的な思想家である。ストア派と同様、何物にも動じないことで幸せに至ると説いたが、その手段は大きく異なる。ストア派は理性によって判断し、何事にも動じないように努めていたが、ピュロン主義は判断を保留して、何事にも動じないように
2025/01/25 21:13
ゾフィア・ナウコフスカ『メダリオン』(松籟社)
あらすじ ナチス・ドイツの戦争犯罪を巡って、七人の男女が凄絶な証言する。例えば、ある者は片目を失いながら逃げ延び、ある者は怪我人を見殺しに、またある者は収容所近くの森で墓を掘っている中、家族の死体に出会い……。様々な証人を円形の肖像画、メダリオンに喩えた
2025/01/18 21:32
加藤楸邨『加藤楸邨集』(朝日新聞社)
概要 加藤楸邨は石田波郷、中村草田男らとともに自己の内面を俳句に詠んだ。いわゆる「人間探求派」の代表的な俳人である。例えば、我が子の成長がする喜びや戦争の怒り、悲しみなどを題材にした。中でも句集「火の記憶」では空襲の事細かな前書きとともに、戦時下で心がど
2025/01/17 19:25
宮下志朗『モンテーニュ』(岩波書店)
概要 モンテーニュの『エセー』は日本語訳で文庫六~七分冊にもなる。名著とは呼ばれていても、この大著に尻込みしてしまう人も多い。しかも、小説とは異なり、思索の書である。さらに焦点が定まらないばかりか、話が脱線しているのである。宮下志朗が『エセー』をまだ読ん
2025/01/12 10:15
ミシェル・ド・モンテーニュ『エセー』(岩波書店)
概要 モンテーニュは自分の経験、身の周りの人々などを題材に綴ってた。『エセー』にはフランス語で「試み」の意味がある通り、人間を主題とした試論である。とりとめもなく綴っているので、題材もギリシア・ローマの歴史、ウェルギリウスやホラティウスなどの文学から性愛
2025/01/03 15:51
2025年1月 (1件〜100件)
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