美術映画 横山大観の「海山十題」を観る
横山大観といえば日本画の巨匠として名高いが、氏の画には西洋画のエッセンスも含まれているためか、絵画にはからきし弱い私が観ても魅力的である。そんな横山氏が氏の画業50年を記念して描いたのが「海山十題」だという。ところが、その「海山十題」が後世になって物議を醸したそうだ?絵画や美術品にはとんと関心のない私である。しかし、作品を解説する講演会とか、美術品等の背景を描く映画などにはけっこう足を運んでいる。今回も‟横山大観の映画”と聞いて観てみようと思い立った。映画は3月28日(木)午後、札幌市民ギャラ―リーで映写会が開催されたので参加した。映画は「海山十題」の他の作品もいくつか取り上げたが、主題は横山氏が画業50年(1940年)を記念して描かれた「海山十題」についてだった。その「海山十題」は時代の波に翻弄され、そ...美術映画横山大観の「海山十題」を観る
2024/03/31 10:53